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21

Aug

【双星の陰陽師】鸕宮天馬を過去や士門との関係から読み解く!

出典 : Amazon.co.jp

『双星の陰陽師』から十二天将最強の実力の持ち主・鸕宮天馬をピックアップ!
彼が抱える壮絶な過去、士門戦で纏神呪を使ってしまった理由などに迫ります!

『双星の陰陽師』鸕宮天馬とは?
ちょっぴり傲慢な十二天将最強陰陽師

鸕宮天馬(うのみやてんま)は『双星の陰陽師』に登場するキャラクター。十二天将の1人、「貴人」の称号を持つ陰陽師で、十二天将では自他共に認める最強の実力の持ち主。年齢は19歳です。普段から「俺は最強だ」と口にし、やや傲慢なところもみせますがその実力は本物で、10歳の頃に最年少で「貴人」を継承し、十二天将になっています。自分以外の十二天将はお荷物でしかない、俺が1人いれば十分、というような発言をよくするため、周りからはあまりよく思われていないところもありますが本人はまるで意にも介さぬ様子。

焔魔堂ろくろに対しては期待をよせるようなところもみせており、石鏡悠斗との戦いにおいてはろくろとの息のあった共闘ぶりをみせています。また、十二天将の1人、斑鳩士門からは同期ということもあり、天馬を必ず乗り越えてみせるとライバル心をはっきりと表されています。

他人を本名ではなく見た目などから適当につけたあだ名で呼ぶクセがあります(ちなみに士門のことはトリ丸)。しかしこれは覚えていない、覚える気がないわけではないらしく、士門を名前で呼んだこともありました。

天馬はアニメにも登場!声優は下野紘

『双星の陰陽師』は2016年4月から2017年3月末まで、アニメも放送されました。アニメは原作とは特に後半は全く違った展開となったため、十二天将の活躍があまりなく、天馬もそこまで「最強」を見せることなく出番が終了しています。

アニメで鸕宮天馬を演じたのは声優の下野紘さんです。下野紘さんは『進撃の巨人』のコニー・スプリンガーや『ダンボール戦機W』の大空ヒロ、
『鬼滅の刃』の我妻善逸、『WWW.WORKING!!』の河野拓哉など、多数アニメで主要キャラを演じている声優さんですね。

天馬の語尾に「んん?」と付けるクセも、原作を読んでいただけでは伝わらなかったところが下野さんが演じることにより「色がついた」という感じがして、なかなかハマり役でした。

天馬の壮絶な過去と姉

天馬が周囲をアテにすることをせず、自分さえいればいい、というような態度をとるのには、彼の過去の出来事に関係あるのではないかと思われます。

鸕宮家では「貴人」継承の際、候補者たちだけで殺し合いをさせ、最後まで生き残った者が継承する、という儀式がありました。天馬は10歳の時にその儀式に勝ち残り、継承したわけですが、その際、実の姉や宗家の同世代の親族たちと殺し合いをするという過酷な経験をしています。

さらには彼が唯一慕い、また自分の理解者だと思っていたが、死に際に「どうせあんたが生き残るってわかってるのにかませ犬にさせられてクソみたいな人生だった」と本音を吐露。さらに「今後あんたに理解者なんか現れない、あんたの孤独も苦しみも、分かってくれる人なんていない」呪いにも近い言葉を吐いたことも彼にショックを与えたことでしょう。

これらの経験から天馬に生まれたものは、自分にはもう理解者は現れない、ずっと孤独に生きるのだとっという諦観と、もうこれ以上大切な人にいなくならないでほしいという願い。原作では「どうせ放っておいてもお前らは勝手に死んで俺の前からいなくなるんだ」と発言するシーンがあります。自分以外は雑魚、必要ないと傲慢な口をきくのも、どうせ自分は孤独なのだから、自分1人が危険な戦いに挑めばそれでいいと考えからであり、わざと傲慢に振舞うことで人を遠ざけていたのでしょう。

いずれにせよ過去のこの壮絶な経験が、天馬が頑なに人を寄せ付けようとしない理由ではあるでしょう。

読者が皆息を呑んだ!天馬VS士門

出典 : Amazon.co.jp

ファンの誰もが見たかった十二天将が参加しての御前試合では、天馬と斑鳩士門が対戦することとなりました。つねに天馬を追いかける位置にいて、この日のために努力を怠らなかった士門と、最強である天馬との対決は特に読者・ファンからの注目度が高かったですね。

天馬と士門はやや天馬が優勢ではありましたが士門が努力の成果を発揮し、途中天馬をかなり追い詰めます。しかしこのまま士門が天馬を倒す展開になるのかと思われたところで、天馬が信じられない行動をとりました。十二天将は最強の必殺技ともいうべき纏神呪(まといかじり)を封印する、というのが御前試合のルールでした。しかし何を考えてか、天馬はその纏神呪を発動したのです。その結果、士門の右脚が切断されてしまう、という信じられない悲劇が起こりました。

結果として、天馬は反則負け、ということになり、この試合の勝者は斑鳩士門となりました。

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