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21

Aug

【ソマリと森の神様】原作あらすじやキャラクター&声優まとめ!ネタバレ注意!【2019年秋アニメ】

はじめての異形の友達

出典 : Amazon.co.jp

最果ての地を目指す中、アリの穴街へとやってきたソマリとゴーレム。路銀が少なくなったことで仕事を探すことにしたゴーレムは、キキーラとの出会いをきっかけに、キキーラの両親の食堂でウエイターとして働くことになります。

ソマリはキキーラと子供同士ということもあって二人はすぐに仲良しに。
キキーラと楽しく過ごすソマリでしたが、実はソマリは、ゴーレムがいつか自分と離れるつもりなのではないかと危惧していました。
ゴーレムとずっと一緒にいたいというソマリの話を聞いたキキーラは、枯らさずに持ち帰ると願いが叶うという「夜覚の花(よざめのはな)」の存在を教え、二人でこっそり地下へと向かいます。
途中、危険な目に遭いますが、キキーラの知り合いのムスリカの助力もあり、無事に夜覚の花を手に入れて地上へと帰還するのでした。

店に戻り、花を手に嬉しそうにゴーレムへと駆け寄るソマリでしたが、ゴーレムは勝手に出かけたことでソマリの話も聞かずに「このままだと旅を続けることはできない」ときつく叱ってしまいます。
それを聞いたソマリがその場から逃げ出した後、ゴーレムはムスリカから、夜覚めの花の伝説とソマリがゴーレムとずっと一緒にいたいという思いから花を探しに行ったこと聞くのでした。

ソマリの事情も聞かずに叱ったことを謝ろうと部屋に行ったゴーレムでしたが、ソマリが熱を出していることに気付き慌てて薬を買いに行くことに。
ゴーレムは、ソマリが人間であることを明かせないため、路銀として稼いだお金で高価な薬を購入します。そのおかげでソマリはすっかり元気になりました。
元気になったソマリは勝手に出かけたことを謝り、ずっと一緒にいて欲しいという願いをゴーレムにぶつけます。
言葉に詰まるゴーレムでしたが、必死なソマリの顔を見て「ずっと共にいよう」と約束を交わすのでした…。

他種族同士の親子ウゾイとハイトラ

出典 : Amazon.co.jp

サカズキ村で偶然出会ったハラピュイア族の少女ウゾイとハルトフォル族のハイトラ。種族も年齢も異なりますが、まるで親子のように仲が良い二人は病弱なハイトラを治す薬を探すために馬車で旅をしていると言います。
ウゾイに旅の目的を尋ねられたゴーレムは人間を探していることを明かしたところ、ウゾイから一緒に砂漠を越えないかと誘いを受けるのでした。ウゾイは荷物の上げ下ろしができる男手が欲しいと言い、ソマリを連れて徒歩で砂漠越えをすることを考えたゴーレムはウゾイの申し出を受けることにします。

しかし、ウゾイの本当の目的はソマリの血。実は、ハイトラは異形ではなく人間ですが、顔の半分が羽毛に覆われるという奇妙な病に侵されていました。ソマリが人間だと気付いたウゾイは、ハイトラの治療に人間の血が効くのではと考え、旅の途中にソマリを攫おうと考えたのです。

翌日、出発した一行は砂漠の洞窟で一夜を明かすことにします。
ゴーレムに水くみを頼まれたソマリにウゾイも同行します。二人の姿が見えなくなると、「ソマリは人間なのか?」とゴーレムにハイトラが尋ねます。身構えるゴーレムにハイトラは、自分も人間であること、そしてハイトラの病を治すためにウゾイがソマリを攫おうとしていることを打ち明け「ウゾイを止めて欲しい」と頼むのでした。
以前ハイトラを見た占い師が「穢れた血を清めなければ安寧は得られない」という言葉を覚えていたウゾイが、ソマリの血を飲めばハイトラが助かると考えたのだろうと言うハイトラ。
しかし、「たとえどんな理由があっても、誰かの大切な者を奪ってはいけない」とハイトラは暗く呟きます…。

一方その頃、ウゾイは「ソマリの血があればハイトラが助かるかもしれない」と言いながらソマリを襲っていました!しかし、ソマリはウゾイに反抗してその場を逃げ出しますが誤って洞窟の池に落ちてしまいます。
ウゾイは、とっさにソマリを助けてしまっただけでなく、びしょ濡れで震えているソマリを自分の翼で覆うと「ごめんなさい…」と謝るのでした。
そして、ハイトラが人間であることや人間の血を飲めば病が治ると思ったことを打ち明けます。駆けつけたハイトラの前でハイトラを助けるためでも「やっぱり、(誰かを傷つけることは」できない!」と号泣するウゾイ…。
そんなウゾイをハイトラは「それでいいんだ…」と優しく抱きしめます。

その夜。ハイトラはゴーレムに自身の過去を語ります。
ウゾイと出会う少し前、ハイトラが住んでいた村が異形のヒト狩りに襲われ、ハイトラとその家族は村人たちと共に異形に捕まってしまいますが、移動中に集団で脱出を試みた結果、運よくハイトラは妻と娘の3人で逃げ延びることに成功しました。
しかし、逃亡の途中で飢えたハイトラは森の中でたまたま出会ったハルピュイアを殺し、その肉を家族と共に食べてしまいます。ところが、異形の肉は人間に合わなかったのか、妻と娘は苦しみながら息を引き取り、生き残ったハイトラも顔や内臓が羽に冒されてしまったのです。
自分と家族のためを思って異形の命を奪ったハイトラでしたが、それが妻と娘の命を奪うことになってしまった事実に苦しみます。さらに、母親を探しにその場にやってきたウゾイを見たハイトラは自分の犯した罪を自覚し、「一生かけてウゾイに償う」と心に誓ったのだと、そして「自分にはウゾイの家族になる資格はない」とゴーレムに打ち明けるのでした。

そんなハイトラの秘密をこっそりと聞いてしまったのは、夜中に目を覚ましたウゾイでした…。
病気で死んだと思っていた母が殺され食べられていたこと、しかもそれがハイトラの仕業だったことを知ったウゾイは大きなショックを受け、すっかり落ち込んでしまいます。

翌日の馬車の中でウゾイはソマリに「嘘でつくられた親子は本物になれない」のだと悲しそうに言うのでした。
そんな時、馬車が砂漠の真ん中で竜の巻風に行く手を阻まれ馬車がバランスを崩して今います。しかも、落ちそうになったウゾイを助けようとしてハイトラが手を伸ばしますが、とっさにウゾイはその手を跳ねのけてしまったことでウゾイは砂に飲み込まれてしまうのでした。
慌てるハイトラにゴーレムは「冷静になれ」と言うと、ウゾイの消えた方向を見極めて嵐が収まった後に救出へと向かいます。

馬車の中でハイトラはウゾイに手を払われたことで、昨夜の話を聞かれたのでは?と心配しますが、それに対してゴーレムは「ウゾイと向き合う時だ」と言うのでした。
ゴーレムの言う方向に馬車を進めた結果、無事にウゾイを見つけることに成功します。しかし、すぐ近くに凶暴な鳥がいるためゴーレムが囮になっている間にハイトラがウゾイを救出することに。

ところがハイトラは、自分が囮となって鳥の注意を引き付け走り出したのです!
ハイトラは、ウゾイの笑顔が向けられる度に「自分にそんな価値はない」と思っていたことを思い出し、終わりがくるのを待っていたこと、そして今がそうなのだと覚悟を決めます…。
ところが、そんなハイトラを助けたのはウゾイでした!ウゾイは鳥を小刀で切りつけると「勝手にひとりで終わらないで!」と叫びます。

鳥がひるんだ隙に、ゴーレムが閃光弾を投げ込んだことで鳥は逃げて行きました。
ウゾイは、昨夜の話を聞いたこと、自分と一緒にいることでいつか殺されるかもしれないと考えなかったのか?とハイトラに問いかけます。
それに対してハイトラは「だから一緒にいた。ウゾイが望むなら、いつでもこの命を差し出せるように」と答えるのでした。
それを聞いたウゾイは「あたしと一緒に生き続けなさい!それがあなたへの罰!!」と叫びます。その目からは大粒の涙が零れ落ち続けます…。
ハイトラも泣きながら、「約束する」とウゾイを抱きしめながら誓うのでした。

砂漠を越えたところでソマリとゴーレムは、ウゾイたちと別れを交わします。
たくさん泣いたウゾイに「もう泣かせない」と言うハイトラ。そんなハイトラに「せいぜい、がんばりなさい」というウゾイ。
そんな二人を見て「いいな、ウゾイは…」と言うソマリにウゾイは、「今度会う時はお互い、いい顔で笑えるようになりましょ」と言って去って行くのでした。

薬師のシズノとの再会

ソマリとゴーレムはカジルバの街で、以前ソマリが怪我をした時に世話になった、薬師のシズノ助手のヤバシラに偶然再会します。
ジルバには「歯牙師(はきばし)」という歯を治療できる医師がいる関係で、薬の技術を学ぶためにやってきたというシズノたち。
シズノたちの付き合いで訪れた歯牙師のソワクから、「抜いた歯は、二度と生えない」と聞いたソマリは、自分の歯がグラグラしているのが心配になってしまうのでした。

その夜、ソマリが寝ている間に、ゴーレムは旅の話をシズノたちに語りますが、話を聞いたシズノは、ゴーレムに体を見せて欲しいと言い出します。
服を脱いだゴーレムの体は、外皮がほとんど剥がれ落ちていました!それだけではなく、肉には亀裂が入り体液がにじみ、間接も軋むようになったとゴーレムは言います。
自分の体に限界が近づいていることを理解しているゴーレムは、シズノに自分に何かあったらソマリを頼むと言いますが、シズノは承知しながらも「ずっとソマリの成長を見ていたいでしょう?それなら諦めないで」と励ますのでした。

翌朝、転んだ拍子にソマリの歯が抜け落ちてしまいます!うろたえるソマリでしたが、実は乳歯が抜けただけだと判明し、ほっと一安心。
歯牙師のソワクは、カジルバでは子供の抜けた歯を記念として取っておくと言い、ソマリの抜けた歯と容器をくれます。荷物になるからと一旦は断ったゴーレムでしたが、昨夜のシズノの言葉を思い出し、記念としてソマリの歯と容器を受け取るのでした。

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