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9

Aug

新ビジュアル解禁!?『ひぐらしのなく頃に』の新作発表はあるのか検証してみた

出典 : Amazon.co.jp

大人気シリーズ『ひぐらしのなく頃に』の新規ビジュアルが発表され、「新作の発表があるのではないか」と話題になっています。
今回は、これまでのシリーズを振り返りながら新作がどのような形で発表されるかを検証していきます。

ひぐらし新作がくるか?

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大人気ミステリーホラー

同人サークル・07th Expansionによるサウンドノベルゲーム『ひぐらしのなく頃に』。
これまでアニメや漫画、ドラマCDなど多くのメディアミックスが行われ、第一作目である“鬼隠し編”が発売されてから15年以上経過した現在でも根強い人気を誇るシリーズです。

『ひぐらしのなく頃に』には、田舎の村落「雛見沢」での楽しい日常と物語後半で巻き起こる不可解で恐ろしい猟奇事件のギャップや、各所に散りばめられた巧妙な伏線、「友情・信頼」といった人間関係の描かれ方など魅力的な要素が詰まっています。
“正解率1%”というキャッチコピーにも表れているとおり、「なぜ」事件が発生してしまったのかという難解な謎解き部分も盛んに推理・考察が行われていました。

新作の発表があるかもしれない?

そんな本作ですが、2019年6月のアニメ一挙放送終了後に突如新ビジュアルが公開され、「新作が発表されるのではないか?」と話題になりました。
原作ゲームはファンディスクを含め既に全てアニメ化がなされているため、可能性としては「アニメフルリメイク」「アニメ劇場版」「ゲーム移植先の追加シナリオのアニメ化」などが挙げられます。
今回は、これまでアニメ化されてきたシリーズを振り返りながら、新作がどのような形で発表されるか検証していきます。

シリーズ紹介

出典 : Amazon.co.jp

あらすじ

物語の舞台は、昭和58年の雛見沢村。かつてダム建設が予定されていたこの村はその危機を乗り越え、平穏な日常を取り戻していました。
少人数ながらも互いに助け合いながら暮らす村民たち。
のどかな風景に響く子供たちの楽しそうな声。
こんな風に穏やかで楽しい毎日が続くと思われていた雛見沢村。
しかし実は毎年、6月に開催される「綿流し」という祭りの日に「一人が死に、一人が消える」という連続怪死事件が起こっていたのです。
ささいなことがきっかけで疑心暗鬼に囚われ残酷な運命に飲み込まれていく者、真実を知り暗躍する者、悲劇を食い止めようと奔走する者…。
様々な人間たちの思惑が入り乱れ、幸せだったはずの日常は狂いだします。

出題編

“鬼隠し編”・“綿流し編”・“祟殺し編”・“暇潰し編”
『ひぐらしのなく頃に』導入の物語。
それぞれ前半はコミカルな学園パートとなっていますが、後半は連続怪死事件や雛見沢村に根付く因習などが徐々に明かされ主人公を中心に悲劇的な展開に陥っていきます。
ホラー要素も強めです。

解答編

“目明し編”・“罪滅し編”・“皆殺し編”・“祭囃し編”
これまで起こった惨劇の裏側が描かれ、一連の事件の真相に迫っていくのがこちらの解答編。
なぜ惨劇は繰り返されてしまうのか、どうすればそれを食い止めることができるのか、全ての謎が明かされていきます。
“逃れられない運命の袋小路”から抜け出すためにあがくキャラクターたちの姿は必見です。

アニメ化されたエピソード

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『ひぐらしのなく頃に』

出題編+目明し編・罪滅ぼし編がアニメ1期として製作されました。
6編を26話で構成しているため原作から削られたエピソードも多く急ぎ足で物語が進みますが、(特に綿流し編の)ホラー描写や残酷描写はしっかりと描かれています。

『ひぐらしのなく頃に解』

アニメ2期では原作者である竜騎士07さん監修の“厄醒し編”と、 皆殺し編・祭囃し編の3編が24話で製作されました。
さらに原作鬼隠し編のTIPS(小エピソード)である「悪魔の脚本」も挿入され、厄醒し編と合わせて1期の物語の補完となるような物語も描かれています。
キャラクターデザインの描き直しが行われ作画が向上した他、1期に比べ丁寧に作られているため原作ファンからも好評です。

『ひぐらしのなく頃に礼』

原作ファンディスクの内容がOVAとして製作されたもので、“賽殺し編”“昼壊し編”“罰恋し編”の3編を収録。賽殺し編は本編のエピローグのような位置づけでありシリアスな物語となっていますが、残り2編はこれまで登場したキャラクターがかなりはっちゃけている「お祭りエピソード」なので気軽に楽しむことができます。

『ひぐらしのなく頃に煌』

原作目明し編の「お疲れ様会(登場キャラクターによる反省会のような掛け合い)」にあたる“罰恋し編”に加え、アニメオリジナルエピソードの“妖戦し編”“結縁し編”“夢現し編”の4編が収録されたOVAです。
原作10周年記念作品として製作されたもので、それぞれ「喜・怒・哀・楽」をモチーフとした物語となっており、コメディ色の強いシリーズとなっています。

『ひぐらしのなく頃に拡〜アウトブレイク〜』

竜騎士07さんの小説を元にした外伝作品。
未知のウイルスが検出され封鎖された雛見沢村の中で荒れ狂う住人と、決死の覚悟で立ち向かう主要キャラクターたちの姿が描かれています。
容赦ない残酷描写やこれまで以上のアクションシーン、本編とは一味違う惨劇の内容は賛否両論となりました。

コンシューマ版には未アニメ化エピソード多数

出典 : Amazon.co.jp

原作の出題編・解答編・ファンディスクを移植し、さらに竜騎士07さんが原案や監修を務めた完全オリジナルエピソードを収録した総まとめゲームも発売されています。
原作の良さである緻密な心理描写や情景描写はそのままに、ほぼ全編フルボイスになっているため原作プレイ済みの方も楽しめる作品となっています。

漫画版でのみ語られる物語も含め、本編ではあまり触れられてこなかった雛見沢の住民が中心となる物語も多数存在するので、これらのアニメ化を期待する声もあるようです。

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