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29

Jul

【お母好き】大好真々子はアニメヒロインの新たな扉を開ける

出典 : ©2019 井中だちま・飯田ぽち。/株式会社KADOKAWA/お母さんは好きですか?製作委員会 : TVアニメ「通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?」公式サイト

2019年夏アニメ『通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?』の公式メインヒロイン・大好真々子が話題になっています!
そこで今回、彼女の特徴や魅力、そして先進性についてじっくりと考察してみました!

大好真々子(おおすき ままこ)キャラクター概要

出典 : Amazon.co.jp

『通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?』に登場する女性キャラクターで、本作のメインヒロイン
15歳の主人公・大好真人(おおすき まさと)の母親ですが、外見年齢は息子と同じ15歳くらい。
真人いわく、義母ではなく実母とのことです。

おっとりとした印象の顔立ちで、ややタレ目気味。
巻き気味の後ろ髪を胸の辺りまで伸ばしていて、サイドを三つ編みにしてリボンでまとめた特徴的な髪型が若々しさをより際立たせています。
胸はかなり大きく抜群のスタイルで、出産後も体型は全く崩れていない模様。

父親が単身赴任のため真人との二人暮らしで、子離れができず息子を溺愛しており、彼のことを「マー君」と呼んでいます。
性格は容姿の印象そのままに大らかで優しく慈愛に満ちており、真人が望むことを何でも叶えてやりたいと願っているようです。
その想いが強過ぎるためか、ちょっぴり過干渉のきらいがあり、真人から煙たがられることもあります。

ゲームの知識は全くない訳ではないものの、世代的にコンシューマ隆盛期の最低限の知識しかなく、オンラインRPGやスマホゲームの常識に関しては全く知らない様子。
開発中の母親同伴オンラインゲーム「MMMMMORPG(仮)」にテスターとして真人と共に参加することになりますが、MMORPGの「お約束」も一切通用しません。
しかしMMMMMORPG(仮)においてはチート級の能力を持ち、2本の聖剣を同時に操るため「通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃」となっています。

担当声優は茅野愛衣(かやの あい)さん

「母性溢れるヒロイン」の究極系

出典 : ©2019 井中だちま・飯田ぽち。/株式会社KADOKAWA/お母さんは好きですか?製作委員会 : TVアニメ「通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?」公式サイト

真々子さんはアニメ史上類を見ない実母のメインヒロインです。
ただし、メインヒロインと言っても主人公と恋仲になる訳ではありません。当たり前ですが。
では何をもってメインヒロインなのかと言うと、作者の井中だちま先生がインタビュー等でそう答えているからに他ならず、作者公認、すなわち公式のメインヒロインなのです。

そんな真々子さんの最大の魅力は献身性です。
真人に対し惜しみない愛情を注ぎ、家庭内でもゲーム内においても「真人ファースト」を貫いています。
ここが通常のヒロインとは異なる部分で、異性としての愛情ではなく母性から来る愛情のため、打算やいやらしさを感じさせる余地が全くありません。

アニメにおけるヒロインの中には、母性的な女の子も多数存在しています。
大昔で言えば『ああっ女神さまっ』のベルダンディーや『おねがい☆ティーチャー』の風見みずほといった、井上喜久子さんが声を担当するタイプのキャラですね。
年上で、包み込んでくれるような愛情を主人公に与えてくれる、そんな存在です。

一方で、アニメにおける母性という概念は年代と共に変化してきており、2010年以降だと『SAO』のアスナのような年下であっても広い心と愛情をもって主人公に接するヒロインや、『リゼロ』のレムのような何があっても主人公を決して見捨てず絶対的な信頼と厳しさで見守るヒロインも、母性的と見なされるようになりました。
より広義的な母性を求めるアニメファンが増えたようです。

その中にあって、真々子さんは古い時代の「母性」と現代の「母性」、その両方を兼ね備えています。
真々子さんは主人公の実母なので、母性に溢れたキャラなのは当然なのですが、それとはまた別に、母という要素を抜きにしても母性的な女性なのです。

年上でおっとり系、しかも肉感的な体の持ち主。
これらは昔ながらの母性的なヒロインの要素と言えます。
そして同時に、真人への無尽蔵の愛情は、昔も今も変わらない母性的なヒロインの絶対条件であり、真々子さんはそこもしっかりと満たしています。

そしてもう一つ、真々子さんには母性的な要素があります。
「守ってくれそう」という点です。

MMMMMORPG(仮)では母親としての想いが強いほど能力が高くなる仕様なので、母親としての愛情に溢れている真々子さんは驚異的な力を持つこととなり、アニメではLevelが1にもかかわらず、攻撃力に該当するSTRの値が401(真人は3)というとんでもないチートぶりを発揮しています。
本作のタイトルである「通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃」は確かに凄まじいように感じますが、実はこれでも真々子さんの火力を表すには不足しています。
より正確には「通常攻撃が最強ステータスと最強武器による超絶ダメージな上に全体攻撃で二回攻撃」で、並のチート主人公では歯が立たないレベルの攻撃力を誇っています。

主人公を遥かに凌駕するその力の源は、我が子を守るための力。
それを有しているところも、真々子さんをより母性的にしています。

昔から現在に至るまでの母性的なヒロインのイメージを総合的に内包し、かつ実母という絶対的な立場を持つ真々子さんは、過去のあらゆるヒロインを超えた母性の持ち主であり、母性的ヒロインの究極系と言える存在です。

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