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16

Jul

【僕ヤバ】中二病男子とアホ可愛い女子の絶妙な距離感に悶える漫画『僕の心のヤバイやつ』【陰キャ×陽キャ】

『僕の心のヤバイやつ』のヤバイ見どころ

山田がとにかく可愛い…!

本作でまず読者の目を惹くのは、なんといってもヒロイン・山田の圧倒的な可愛らしさでしょう。
山田は「美人なのにちょっと(いや、かなり)抜けてる」というギャップのきいたキャラクター性だけではなく、女子中学生の繊細さや大胆さを持ち合わせています。
一生懸命だけど空回りしているかと思えば、天然発言で惑わせてくる「アホ可愛い」山田。
そんな彼女の言動に次第に心を掴まれていく市川のように、読者の心にも「山田可愛い…!」「山田ほっておけない…!」という気持ちが芽生えてくること間違いなしです。

二人の絶妙な距離感

『僕の心のヤバイやつ』では、主人公・市川のモノローグが中心となってキャラクターの心情が語られます。
ヒロインである山田が市川をどう思っているかは、直接的には語られません。
しかし、二人のやり取りやふとした表情など、絵の中で細やかな感情表現が描かれているので「徐々に距離が縮まっていく様子」がしっかりと言外に伝わってくるのです。
言葉では表しきれないリアルな青春の甘酸っぱさが楽しめます。

「陰キャ×陽キャ」という組み合わせを活かしたストーリー

陰キャ男子と陽キャ女子のラブストーリーはこれまでも色々な作品で描かれてきました。
そんな中本作で特徴的なのは、それぞれのキャラクター性をさらに掘り下げ、段階を踏んで距離が縮まっていく様子が丁寧に描かれていること。
例えば、市川は陰キャではありますが根が優しく人間観察が得意であるため、他人の想いに敏感でそれを尊重しようとする少年であることが分かっていきます。
山田は陽キャで天真爛漫な部分が良い方向に作用し、市川のようなクラスメイトにも分け隔てなく接する少女です。
パッと見に囚われないお互いの内面を知るうちに二人の関係性は変わっていきますが、「陰キャと陽キャ」という立場が(特に市川にとって)障害になることもあります。
安易に恋仲になるのではなく、二人のペースで歩んでいく様子を微笑ましく見守るような気持ちで読むことができる作品なのです。

個性的なキャラクターたち

パンチのきいた主人公・ヒロインの他にも、個性豊かなクラスメイトたちが続々と登場します。
突っ込みキツめな山田の親友「小林ちひろ」、歯に衣着せぬギャル「関根萌子」、男子中学生らしいゲス会話を繰り広げる「足立」、ぽっちゃり系なのになんだかエロい「原さん」…。
こういった脇役たちの台詞回しも凝っており、ちょっとした会話の中に笑いどころがたくさんあります。
個性が強いキャラクターたちですが嫌味がないので、主役の二人以外にもきっとお気に入りのキャラクターが見つかるでしょう。
ラブコメにありがちな「恋のライバル」的存在が今のところ登場していないということもあり、市川と山田の関係に深みを与える魅力的なキャラクターたちばかりなのも物語に入り込みやすいポイントとなっています。

まとめ

以上、『僕の心のヤバイやつ』についてのまとめでした。
ネットや口コミで人気が広がり、コミックス第1巻も重版出来の『僕ヤバ』。
これからも可愛らしい二人の関係がどうなっていくのか、目が離せません!

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