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小説投稿サイト「小説家になろう」で大人気の作品『ありふれた職業で世界最強』から、メインヒロインのユエをピックアップしてみました。幼いながらも老獪な雰囲気のあるヒロイン、ユエはいったいどんな少女なのでしょうか。

ユエの基本情報

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ユエは、シリーズ累計発行部数が２０１９年６月時点で２５０万部を突破した大人気作品『ありふれた職業で世界最強』のメインヒロインです。
ユエは過酷な状況に陥り、身も心もボロボロとなっていた主人公の南雲ハジメ（なぐもはじめ）と心を通わせた数少ない人物。
そしてハジメの仲間ととして認められた１人目のキャラクターでもあります。
まずは、そんなユエの詳しい情報をまとめてみました。

ユエのプロフィール

ユエは『ありふれた職業で世界最強』に登場する最初のヒロイン。
作中にはユエの他にもハジメの仲間となる兎人族のシア・ハウリアや竜人族の姫ティオ・クラウスなどの美少女キャラが登場しますが、ユエはその中でも本命のメインヒロインという立ち居地です。
そんなユエは、丹精な顔立ちに腰まで伸びる長い金髪に紅の瞳。
人間だと１２歳ほどの容姿をしていますが、その年齢は３２３歳です。

年齢と見た目が不釣合いな理由は、ユエが３００年も前に滅んだとされる吸血鬼族の末裔であり、その女王の座についていたという過去を持つからです。
そういった経緯があるため、天職も「神子」となっています。
ユエが初登場を果たすのは、ハジメが「オルクス大迷宮」の奥深くを彷徨いしばらく経ち、迷宮の５０階層へと足を踏み入れたころ。
ユエはその５０階層で封印されていました。
ハジメはそんなユエの封印を解いて、彼女を自由の身にします。
ちなみに、名前が無かった彼女にユエという名を付けたのもハジメです。

ユエの性格

ユエはなろう小説に登場するメインヒロインらしからず、口数が少ないクールな性格をしているキャラクターです。
ですが、恋人のハジメに対しては３２３歳の貫禄を見せた誘惑を行うなど、ギャップのある一面も。
さらに旅の途中で訪れた街で、他のヒロインであるシアと行動中に男の冒険者に言い寄られた際に、相手の股間を潰すという容赦のない行動を取ることもあります。
ちなみにその事件で股間を潰された冒険者は漢女となり、ユエには「股間スマッシャー」という異名が付きました。

ユエの声優

アニメ『ありふれた職業で世界最強』でメインヒロインのユエの声を担当しているのは、声優の桑原由気（くわはらゆうき）さんです。
桑原由気さんの所属事務所はマウスプロモーション。
代表作は『小林さんちのメイドラゴン』のトール役や『灼熱の卓球娘』の出雲ほくと（いずもほくと）役など。

桑原由気さんは声優業界でもお笑い好きとして有名で、ラジオ番組などで自身の１発ギャクを披露したりと、少し変わった知名度のある方でもあるようです。
そんな桑原由気さんですが、アニメ作品では可愛らしい声ながらもシリアスな演技もこなす実力派の声優として活躍されています。

ユエの能力

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ユエは普通の吸血鬼として生きていたころの１２歳のときに、先祖帰りが理由で「魔力操作」と「自動再生」という能力に目覚めました。
ユエの姿が幼少時のまま固定されているのは吸血鬼の力ではなくこの能力のせいです。
この２つの能力が発現してからユエは、たった数年で３００年前の世界では最強格の強さを持つこととなりました。
というのもユエの能力のひとつ「自動再生」は、例え首を切り落とされたとしても死なずに回復するという驚異の回復力があるのです。

ユエが最強格の力を持つ存在として君臨していたのは、このほぼ不死身に近い「自動再生」という能力があったおかげでしょう。
しかしこの「自動再生」には欠点があり、この回復を使うには自身の魔力を消費する必要があるため、魔力が枯渇している状態では発動できません。
さらに、ユエを一瞬で灰にしてしまうような強力な攻撃であれば、この「自動再生」があっても死亡してしまうようです。

ユエが発現したもうひとつの能力「魔力操作」は、魔法を詠唱なしで使用できるという戦闘面で優れた能力です。
この能力のおかげで普通なら無言で魔法を使用できるユエですが、魔法名だけは能力を得る前の癖で唱えてしまいます。
さらにユエは「複合魔法」という技能も持っており、複数の魔法を複合して放つことも可能。
さらにユエは魔法適正が高く、神代魔法という高位の魔法を使うことができ「複合魔法」でそれらを複合させて次々とオリジナルの魔法を編み出します。