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Jun

【青ブタ】古賀朋絵が「ラプラスの小悪魔」な理由まとめ #青ブタ

出典 : Amazon.co.jp

アニメも大ヒットを記録し、2019年6月15日に劇場版が公開される『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』より、ヒロインの1人・古賀朋絵をピックアップ!
彼女がなぜ「ラプラスの小悪魔」と呼ばれているかをまとめました!

古賀朋絵(こが ともえ)キャラクター概要

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『青春ブタ野郎』シリーズに登場する女性キャラクターで、原作ラノベ第2巻(アニメ4~6話)「青春ブタ野郎はプチデビル後輩の夢を見ない」のヒロイン。
今風のおしゃれなふんわりショートボブで、前髪の左側を髪留めでまとめています。
メイクは薄めで、柔らかい印象の仕上がりになっているようです。

主人公・梓川咲太(あずさがわ さくた)と同じ峰ヶ原高校に通う1年生で、咲太の1年後輩。
迷子の女の子の母親を捜してあげようとしていた咲太を変質者と間違え、「くたばれ、ロリコン変質者!」の掛け声と共に彼の尻へ鋭い蹴りを食らわせたことで知り合います。

福岡県出身で、普段は標準語を話そうとしているものの、冷静さを欠くと博多弁が出てしまうようです。
福岡から引っ越してきたため高校に昔なじみがおらず、孤立することを極端に恐れて、周囲の空気を読んで現代っ子ならではの事なかれ主義を貫いている模様。

咲太や彼の友人・国見佑真(くにみ ゆうま)と同じファミレスでアルバイトをしています。

担当声優は東山奈央(とうやま なお)。

朋絵の思春期症候群

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『青春ブタ野郎』シリーズの最大の特徴は「思春期症候群」の存在です。

精神疾患などの現実の病が設定の基盤にあると推察されますが、思春期症候群自体は本作オリジナルの用語であり、フィクションの産物です。
思春期に起こる不可思議な現象の総称で、「他人の心の声が聞こえた」「誰々の未来が見えた」「誰かと誰かの人格が入れ替わった」などオカルトじみた出来事が作中でこう呼ばれていて、噂話やネット上の都市伝説と言われており、現実には起こり得ないというのが一般的な共通認識としてあります。

しかし咲太をはじめとした本作に登場する10代のキャラは総じてこの思春期症候群に罹患しています。
その症状は多様で、メインヒロインの桜島麻衣(さくらじま まい)は他者から認識されなくなり、咲太の友人・双葉理央(ふたば りお)はドッペルゲンガー現象のように「もう1人の自分」が現れました。

そして朋絵も例外なく思春期症候群を発症しています。

その発端となったのは、朋絵が3年生の前沢陽介(まえさわ ようすけ)から告白された事実です。
前沢は、朋絵の友達・香芝玲奈(かしば れな)が憧れている先輩。
もし告白を受け入れたら、友達を裏切ることになる……という悩みではなく、告白されたことがクラスメイトにバレたら「友達の憧れの先輩に色目を使った」と見なされクラス内でハブられる……という懸念が問題だったようです。

本作の舞台は神奈川で、朋絵は福岡から引っ越してきたばかりの1年生。
親しい人は周りにいない状態で孤立無援になってしまったら、暗黒の高校時代を過ごさなければならなくなる……そんな強い不安を常に抱いているようです。
SNSをはじめ、他者と繋がることが常に当たり前で、そこから外れるのは存在価値を失うのに等しいという価値観を持つ子が多いとされる現代の女子高生ならではの悩みと言えます。

切羽詰まった朋絵は、前沢から告白される現実を回避したいと強く願い、それによって思春期症候群を発症。
無意識の内に、告白を回避できるまで告白された「6月27日」を繰り返すという現象を引き起こします。
朋絵自身は自分がその現象を起こしているとも、ましてその原因が告白されたことだとも知るはずがないので、結果として同じ一日が何度も繰り返されるのです。

朋絵自身も含め、同じ日がループしていることに気付く者はいませんが、咲太だけは例外的にその事実を認識しています。
思春期症候群によって麻衣が周囲から認識されなくなった際にも咲太だけは彼女の存在に気が付きました。
そのため、他者の思春期症候群による騒動に巻き込まれるのですが……朋絵との一件では、むしろ咲太の方が朋絵に多大な影響を与えることになります。

3度目の「6月27日」、朋絵が告白される前に咲太が彼女を見付け、前沢が一緒にいる2人を恋人同士だと勘違いしたため告白はせず、その結果ループ現象はなくなりました。

しかし、この時点で既に咲太は麻衣と付き合っていて、その事実は全校生徒の多くが知っています。
よって前沢の誤解はすぐ解ける可能性が高く、そうなればあらためて朋絵に告白する展開となり、再び朋絵の思春期症候群が発症するのは自明の理。
しかも朋絵の友達が「咲太は麻衣と別れ、そのすぐ後に朋絵と付き合い始めた」と誤解してしまったとのこと。
朋絵の思春期症候群の背景には『空気の読めない言動で友達に嫌われ孤立したくない』『一人でいるのは恥ずかしいこと』といった同調圧力や強迫観念があるため、誤解を解くことはリスキーであり、朋絵から「しばらく彼氏のフリをして欲しい」と頼まれた咲太は渋々了承します。

その後、前沢は朋絵のあらぬ噂を流す暴挙に出て咲太に撃退されたため、彼が朋絵に告白することはなくなりましたが……その一件をはじめとした咲太の男気や優しさに救われた朋絵は、彼に好意を抱いてしまいました。

彼氏のフリをする最終日の「7月18日」を終えた翌日、世界は再びループを始め、朋絵にとって最後の「恋人の日」が何度も繰り返されます。
最初は惚けていた朋絵ですが、咲太に「もう自分に嘘をつくのはやめろ」と優しく諭され、咲太のことが好きだと告白。
すると、ループ現象が消えるどころか今度は「6月27日」に戻ることになりました。

その「6月27日」で朋絵は自分の口で前沢の告白を断り、自分を偽らずに生きていくと決め、思春期症候群は無事寛解しました。

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