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May
面白さSSS【この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる】を徹底解剖!!【2019年秋アニメ】
出典 : Amazon.co.jp
小説投稿サイト「カクヨム」にて作者「土日 月」により連載中の『この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる』を知っていますか?
「鎧を三つ貰おう。着る用。スペア。そしてスペアが無くなった時のスペアだ」
このように「ド」のつく「慎重」な勇者が、ツッコミ役に回った駄女神様と一緒に数々の異世界を救っていくという異世界救済コメディです。
今回は、そんな勇者たちの活躍をアニメ化情報とともにまとめてみました!
作品情報
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本作『この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる』は「カクヨム」で現在も連載されている異世界救済コメディ。
2016年から連載が開始され、2019年5月現在「カドカワBOOKS」から書籍版1~5巻が発売中です。
コミカライズもされており、2019年5月には待望の1巻が発売されました。
そしてそして、ついに小説投稿サイト「カクヨム」初のアニメ化が決定されたのです!
あらすじ
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無数の世界が存在する世界。
神たちは統一神界と呼ばれる聖域に住み、日々無数に存在する世界を救済しようと奮闘していた。
ある時、およそ百年前に誕生したばかりのリスタこと新米女神リスタルテは、不本意ながら救済難度Sの世界「ゲアブランデ」の救済を任されてしまう。
必死になって勇者候補の資質が記される紙束から逸材を探すリスタ。
そして、ついに最強の資質を持つ勇者候補を発見する。
竜宮院聖哉(りゅうぐういん せいや)
Lv1
HP385 MP197
攻撃力124 防御力111 素早さ105 魔力86 成長度188
耐性 火・氷・風・水・雷・土
特殊スキル 火炎魔法(Lv5) 獲得経験値増加(Lv2)
性格 ありえないくらい慎重
LV1とは思えない強力なステータスに驚いたリスタは、すぐに彼「竜宮院聖哉」を勇者召喚で呼び出すことを決意する。
ありえないくらい慎重という記述に蓋をして。
そして呼び出される「ありえなくらい慎重な勇者・竜宮院聖哉」
女神に対して横柄な態度で猜疑心満々の物言い。
出発前の入念すぎる狂気的な事前準備。
これは、「ありえないくらい慎重な勇者」と「駄女神」の世界救済を賭けた異世界救済コメディ(時々シリアス)。
「レディ・パーフェクトリー(準備は完全に整った)」
というのが、本作『この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる』のあらすじ。
テンプレを裏切って笑いをとる軽快で読みやすい文章と、やがて明かされるシリアスな過去に、連載当初から人気なネット小説です。
比較的最近オープンした小説投稿サイトである「カクヨム」の中で、人気作品として選ぶとしたら、まず間違いなく候補に挙がる作品だと思います。
狂気的な慎重さを見せる勇者「竜宮院聖哉」と、どこか俗物的でヌけている駄女神「リスタ」の掛け合いが読者をクスクス笑わせます。
ストーリー序盤は慎重すぎる勇者のテンプレ破り的なネタで笑いをとる展開が続きますが、ストーリーが進むにつれ、次第にシリアスな空気が漂い始め、勇者「竜宮院聖哉」の慎重ぶりには理由があったことが分かります。
これまで笑わせてもらった主人公二人に過酷な運命が待ち受けていることが分かり、テンプレ破りネタに笑って登場人物に愛着を持っていた読者たちの目は、こうしたストーリー展開に真剣味を帯びてくるはず。
非常に読みやすく、笑いも感動も詰まった優等生なストーリーは、人を問わずオススメしたい作品です。
世界観
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本作『この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる』の世界には、私たち人間が住む世界以外にも数々の世界が存在しています。
俗にいうパラレルワールドと同じで、存在する世界の総数は無数にあり、作中でも正確なところは分かりません。
その中で、全ての世界を見下ろす位置にあるのが、駄女神「リスタ」が暮らす統一神界です。
ここで暮らす「リスタ」を含めた多種多様な神々は、無数に存在する世界を監視しており、世界が危機に陥ると、勇者を送り込んで救済を図っています。
この勇者は、各世界から呼び出された(召喚)人間たちで、人によって素質が違います。
本作で「リスタ」が呼び出した勇者「竜宮院聖哉」は、これまで呼び出された勇者と比べても破格な初期能力だったワケです。
こうした統一神界の設定はほぼ語られないのですが、2019年5月現在連載中の「救世難度S+ 捻曲ゲアブランデ」編で少しづつ明かされています。
ちなみに「救世難度」というランク付けは、その世界を救世するための難易度という意味で、正直難度S時点でベテランの神々も尻込みするほど危険な世界です。
こうしてみると、「リスタ」が序盤に焦っていた様子に納得できるかと思います。
かなりハードモードだったワケですね。
これに対して慎重すぎるほど慎重な事前準備をする「竜宮院聖哉」は、もしかしたら1番現実を見ていたのかもしれませんね。
本当のところどうだったのかは、本作を実際に読んでお確かめください。