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24

May

【ひとりぼっちの○○生活】本庄アルは本当に残念なのか? 検証まとめ

残念だけど残念じゃない

『ひとりぼっちの○○生活』がアニメ化されて以降、アルの人気はかなり上昇しました。
本作のニコニコ動画における再生数は、1位が常時無料の第1話なのは当然として、2位がアル初登場時の第2話、そして3位がアルのメイン回となった第5話。
ここでもシルバーコレクター振りを発揮しているのはともかく、アルがアニメファンから受け入れられたのがよくわかる結果になっています。

アルがここまで受け入れられたのは、彼女の残念さをかわいいと感じた人が多かったから……だけではなく、その人間性に惹かれた人が多いからだと思われます。

本作は主人公のぼっち、なこ、ソトカ、風紀委員の倉井佳子(くらい かこ)、そしてアルがメインキャラクターで、特に佳子以外の4人で一緒にいることが多く、仲良しグループになっています。
その中でアルは「潤滑油」としての役割を担っているように見受けられます。

ぼっちは超ネガティブ思考なので、何かあるとすぐに泣いたり落ち込んだりします。
そんな彼女を他の3人で励ますのが恒例になっていますが、その中でもアルは半歩くらい下がったところで見守っている感じです。
ぼっちに関しては、なこやソトカがなんとかするという信頼があるのでしょう。

一方、ソトカがぼっちに“ちゃん”付けで呼ばれず落ち込むなど、普段あまりないような問題が発生した場合には、アルが率先して相談に乗っています。
お泊まり会の際に布団が一枚足りないと知ると、すぐに自分とぼっちが一緒に寝ると提案。
グループ内において、非常に気の利いた行動を取っています。

また、残念体質なのをちょくちょくなこからイジられていますが、それに対して毎回律儀に反応しているのもポイントが高いですね。
プライドが高い人間はイジられるのを嫌う傾向があり、その嫌悪感を本気のトーンで出すと、どうしてもギスギスしてしまうもの。
しかしアルは魚雷チックな頭突きと共に「誰が残念かぁー!」といったコミカルなツッコミで対応しており、それによってなこも思ったことを口に出しやすくなっていると思われます。

残念な自分にへこたれないメンタルの強さも魅力です。

一生懸命培ってきた、しっかり者のイメージが崩れてしまっても、そこでめげずに完璧な自分を常に目指すアルはとてもポジティブで頑張り屋。
例え委員長になれなくても世界の副委員長を目指し、次の機会には委員長になるべく様々な案を講じます。(でもやっぱり委員長にはなれない)
どれだけやらかしても決して取り乱さずに状況を把握し、落ち着いて対処しようとするのも、このメンタルの強さあってこそですね。

そんな彼女がいることで、ネガティブかつパニックになりがちなぼっちと上手くバランスが取れ、グループとしても、作品としても調和が保たれています。

そして何より、中学生にしてはかなり発育が良く、その体つきは決して残念ではありません!
しかし本人はソトカの胸に負けているのが不満げの様子。
なかなか一番になれない子です。

アルは確かに残念ですが、彼女の存在なくして本作は成立しません。
残念であって、決して残念でない優良キャラなのです。

まとめ

猫被りキャラは大抵嫌われるものですが、アルの場合は本性が本性なので嫌われるはずもなく、むしろ作中でもトップクラスの人気キャラになっています。
主役としてもバイプレイヤーとしても魅力的で、彼女の存在はアニメだと更に輝いていますね!

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