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May

【文スト】「双黒」と呼ばれた太宰治と中原中也の出会いから現在までをまとめてみた!

出典 : Amazon.co.jp

人気漫画『文豪ストレイドッグス』。2019年4月から放送されたアニメ第3シーズンでは、コンビとしても大人気な太宰治と中原中也の過去編がアニメ化されました。そこでこの記事では、「双黒」と呼ばれたふたりについてまとめてみました!

青の時代

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太宰中也の出会いは本編から7年前、ふたりが15歳のときです。その頃はポートマフィアの先代首領を暗殺し後継となった森鴎外の「共犯者」でしかなかった太宰と、未成年のみで構成されたヨコハマの一大勢力「羊」の実質的リーダーであった中也。
ヨコハマのすり鉢状に抉れた街、通称「擂鉢街」で出会ったふたりは、出会った当初から相性最悪でした。

15歳の太宰は現在よりも幼く、中也も今とは異なる葛藤をその身に抱えています。ところが中也が太宰の手のひらの上であることや、ふたりの言い争いの様子などはこの頃から現在に至るまで変わりません。
それは険悪なムードだけではなく、共闘するにあたっての信用関係も同じこと。15歳、出会ったばかりのふたりは初の共闘で見事欧州の強力な異能力者を打倒しています。

2019年8月発売の『文豪ストレイドッグス 太宰、中也、十五歳』では、アニメ版とは一味違った共闘の様子が描かれているので、ぜひチェックしてみてください。

このときの太宰と中也について首領である森は「金剛石(ダイヤ)は金剛石でしか磨けない」と語っています。超人的頭脳を持つ太宰に、圧倒的戦闘センスを持つ中也。どちらも一級品の才能ですが、隣に在りながら切磋琢磨していったことで、ふたりともあっという間にマフィアで上り詰めていくことになります。

また、現在は中也の方が自らの長所や短所にまで太宰の名を出すなど、太宰に執着しているイメージが強いですが、15歳の頃は太宰の方が中也を自分の犬としてこき使うために画策しマフィアに引きずり込むなど、太宰から中也への執着が強い印象です。

「双黒」の誕生
龍頭抗争

劇場版『文豪ストレイドッグス DEAD APPLE』の冒頭では、出会ってから一年、共にマフィアで幹部候補として活躍する16歳のふたりを見ることができます。
黒社会史上もっとも死体の数が多かったとされる龍頭抗争において、太宰と中也がその黒幕のアジトを一夜で壊滅させたことで、ふたりは「双黒」と呼ばれるようになったのです。

16歳のふたり

太宰は特に15歳の頃は今と比べて子どもっぽい印象が強かったので、16歳でがらりと今に近い雰囲気になっているのを見ると、一気に成長したことが感じられます。
中也はラフな服装やバイクで敵陣に突っ込んでいくなど尖った印象が強く、一見15歳と変わらないように見えますが、「羊の王」であった頃よりもやはり雰囲気が研ぎ澄まされているようです。

また、公式アプリゲーム『文豪ストレイドッグス 迷ヰ犬怪奇譚』内のイベントでは、劇場版冒頭より少し前のことが描かれており、そこでも太宰と中也の「一を聞いて十を知る」を地でいく相棒っぷりが発揮されています。

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