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原作小説・アニメ共に大人気の『オーバーロード』から、アインズの狂信者になった少女ネイアの情報をまとめてみました！　ただただ目つきが悪いだけのありふれた人間であるネイアが一躍人気キャラになった理由とは？

ネイアの基本情報

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— so-bin (@soubin) April 26, 2018

まずは、原作小説第１２巻から登場し、瞬く間に人気キャラになったネイア・バラハの基本情報をみていきましょう。

ネイアとは？

ネイアはローブル聖王国の聖王国聖騎士団に所属している訓練兵の少女です。原作小説１２巻から、アインズ・ウール・ゴウン率いるナザリック地下大墳墓はローブル聖王国を標的として行動を開始します。ネイアは、そんな激動の戦火に巻き込まれる運の悪い国に住んでいる普通の少女です。そんなネイアの特徴は、その殺し屋のような目つきの悪さ。ただでさえ鋭い三白眼なのに、目の下にクマがあるせいで周囲の人間から怖がられています。

ネイアは聖騎士団に所属していますが、それは両親の影響です。作中では故人として登場するだけですが、母親も過去に聖騎士団に所属しており、父親のバベル・バラハはローブル聖王国の中でも秀でた実力を持つ者が選ばれる聖王国九色の一員でした。ネイアは聖騎士としてはサラブレッドですね。しかしネイア自身に剣士としての才能は一切なく、父には聖騎士を「娘にもっとも向いていない道」だと指摘されています。しかし父から鋭敏な感覚と弓の才能だけは受け継いでおり、戦いではその才能を遺憾なく発揮しました。

アインズの付き人に

ナザリック地下大墳墓の策略で、ヤルダバオトに扮したデミウルゴスに襲撃されたローブル聖王国は窮地に立たされます。ネイアの上司である聖王国騎士団長、聖王国九色「白色」のレメディオス・カストディオは、ヤルダバオトの襲撃で聖王女のカルカ・サーベラスを殺害されたこによって、脳筋剣士からパワハラ上司へと性格が変わってしまいました。

ローブル聖王国を救うためにレメディオスたちは、アインズ・ウール・ゴウン魔導国へ使節団として訪れます。いつもイライラしているレメディオスによる度重なるパワハラに耐える生活を送っていたネイア。そんなある日、精神をすり減らしたネイアにレメディオスは、アインズのご機嫌取りをするようにと命じ、ネイアはアインズの付き人になります。

アインズを崇拝！？

レメディオスらが救いを求めた結果、アインズ・ウール・ゴウン魔導国ではなく、アインズ自らが単独でローブル聖王国に手を貸すことになりました。当然、付き人となったネイアは王国を救うために動くアインズと行動を共にします。その最中の会話で、アインズはネイアの亡くなった両親の話題に触れてしまいました。

両親の死に触れてしまったアインズは、その謝罪としてネイアに「アルティメット・シューティングスター・スーパー」という弓を貸します。アインズからすれば貸し出すのをそれほど躊躇わない武器ですが、ネイアにとっては身分不相応な伝説級の武器です。ネイアは、謝罪とはいえそんな物を簡単に貸してくれるアインズが威厳と慈悲に満ち溢れた偉大な王だと感じ、アインズこそが「王の中の王」だと崇拝ようになりました。

ネイアは何故人気キャラになったの？

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原作小説１２巻、１３巻では確かにネイアが活躍するシーンも多くあります。しかしナザリック地下大墳墓のメンバーと比べると、それほどインパクトが無いネイアがなぜ人気キャラになったのでしょう。

見た目と性格のギャップ

ネイアの一番の特徴といえば、やはりその殺人鬼のごとき目つきの悪さですね。目つきが悪すぎて、いつも怒っていると勘違いされているネイアですが、彼女の内面はいたって普通の女の子です。真面目な性格で責任感も強いため、レメディオスからのパワハラに対しても、救うべき国の民のことを想ってずっと耐えています。そんな見た目と性格とのギャップが、ネイアが人気キャラになった理由のひとつでしょう。

ネイアはとにかく健気

作中、ネイア視点ではアインズがただの付き人であるネイアに対して慈悲深い行いをしている風に描かれています。しかしアインズ視点では、別にネイアを特別視して「アルティメット・シューティングスター・スーパー」を貸したり、優しい言葉をかけたりしたわけではありません。それが上司として相応しい行動だったというのと、ただただネイアのセ殺人鬼のような目つきが怖かったので、怒らせないようにしていただけなのです。

それなのにネイアの心の中では「アインズ様は偉大だ」「アインズ様のためにもっと頑張らなくちゃ」となっています。そして実際に、ローブル聖王国での戦いでは少しでもアインズの力になれるように頑張る健気なところが、ネイアが人気キャラになった理由のひとつでしょう。