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【リゼロ】レムは何故時代を代表する人気ヒロインになったのか? 検証まとめ

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出典 : Amazon.co.jp

『Re:ゼロから始める異世界生活』のヒロイン・レムが時代を代表する人気ヒロインになった理由を徹底検証!
その圧倒的魅力をはじめ、人気に火が点いた理由、彼女の登場によってのちのアニメ界にどのような影響を与えるのかをまとめました!

レム キャラクター概要

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『Re:ゼロから始める異世界生活』に登場する女性キャラクターで、本作のヒロインの1人。
ロズワール邸のメイドをしている双子の妹で、ボブカット気味の水色の髪が右目に掛かっています。
容姿は姉・ラムと酷似しているものの、胸は若干大きめ。

メイドとしての能力は際立って高く、家事全般を完璧にこなしています。
負傷した主人公のナツキ・スバルが客人としてロズワール邸に運ばれた際には、ラムほど直接的ではないもののキツめの言動を見せていました。

その正体は亜人の一種「鬼族」の生き残り。
危機的な状況になると額から角を出現させ絶大な力を発揮。
パワーとスピードをフルに活用した戦闘スタイルで、得物のモーニングスターを振り回し敵を蹂躙します。

角が出現した際にはバーサーカーと化し、激しい攻撃性を敵に対して向けます。
なお、鬼族は酒豪が多いとされているもののアルコールにはかなり弱い模様。

本来の性格は温和かつ献身的。
しかしそれは心を開いた相手に対してのみ見せる姿のようです。

担当声優は水瀬いのり(みなせ いのり)。

レムの姉・ラムへの献身

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レムの最大の特徴は、その極端なまでの献身性です。
そしてその根底には、消去不可能な劣等感と自己評価の低さがあります。

レムの生い立ちは原作ラノベ3巻の幕間(アニメ1期11話)「レム」で語られています。

鬼族は元来、頭部に二本の角を有して生まれるものの、例外として双子の場合は角を一つずつ分け合うようにして生まれるため、不完全な存在の「忌子」と見なされ、生誕直後に処分される習わしでした。
しかし赤子の身でありながらラムが絶大な魔法力を発揮したことで、生かされる運びとなりました。
レムは「本来なら必要ないけれどラムのついでで生かされた子」だったのです。

この事実は幼少期のレムを常に苦しめ続けます。

いつも天才の姉と比較され、姉には絶対に敵わないと思い知らされ、己の無力さを諦めという正当化で肯定しなければならない日々。
それでいてラムは常にレムを気遣い、レムもまた鬼族の「強大な個を尊ぶ」という性質のままに一切の打算なくラムを慕い、敬愛していました。
純粋で清らかなようで、その実とても歪な内面がレムの中に構築されたのは想像に難くありません。

レムは決して向上心がない訳ではなく、寧ろ姉に少しでも追いつこうと幼い身で努力を重ね、創意工夫を凝らしました。
それでも、彼女は何ひとつラムに及ばなかったのです。

そんなレムが、ラムが自分を庇って角を折られた時に「――――ああ、やっと折れてくれた」と率直に抱いた感想は、彼女の積もり積もった劣等感に他なりません。
そして同時に、こう思ったことがレムの出発点でもあったのです。
もしここでレムが罪悪感を最初に覚えていたならば、彼女は「姉のために自分に何ができるか」と考えることさえできなかったでしょう。

レムは角を失い常人以下の能力になったラムに代わり、「姉ができた全てのことを自分がやれるようになる」と誓いを立てます。
この原動力は天才の姉をそうでなくした罪悪感ですが、その下地には常に劣等感があり、常に自分を「姉の劣化品、代替品」と卑下することで、レムはラムの現状に決して落胆も失望もしませんでした。

「自身が原因なのだから、失望などする訳がない」と言いたいところですが、彼女は強さを価値観のトップとする鬼族。
まして幼少期の姉の偉大さをずっと間近で見てきたレムが、例え自分を庇ったからとはいえ、ふとした時に現在のラムにガッカリしてしまう瞬間があったとしても不思議ではなかったのです。

けれど、レムは一度としてその瞬間を迎えませんでした。
それはラムへの愛情と尊敬、そして自分自身への失望があったからこそ。
レムの献身性には深い愛情だけでなく、彼女の育ってきた環境や接してきた人物が大きく影響していると考えられます。

そして愛情だけではない献身だからこそ、盲従とは違う実直さに溢れています。

レムのラムに対する献身は、姉への敬愛というポジティブな根っこと、贖罪や自己嫌悪といったネガティブな根っこが絡み合った上で成立しているもの。
だからこそ、どちらに暴走することもなく、まっすぐラムを支えられたとも言えます。

一方、ラムの方はレムのネガティブな要素をなくしたいと考えていましたが、劣等感の根底であるラム本人がそれを指摘すれば、レムは自身の存在意義を失います。
そのため、ラムは諦観の念もあってレムの好きなようにさせていました。

後ろ向きな理由かもしれませんが、このラムの理解があり、彼女が粘り強くレムを見守り続けたからこそ、スバルの登場と救済までレムがもったとも言えます。
レムの姉への献身は、ラムの妹への献身でもあったのです。

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