モチモチの実の能力者

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カタクリのモチモチの実は、ゴムゴムの実と同じ超人(パラミシア)系。伸びるという性質が似ている餅とゴムの戦い。どちらが強いのかという点も読者の注目を集めるポイントになりました。
主な能力は全身を餅に変えること。体に穴が空いたり切断されたりしても再生可能で、自然(ロギア)系のような性質を持っている特殊な超人(パラミシア)系です。

メリット

ゴムゴムの実と似たような性質のモチモチの実。餅の弾力性の高さを活かして手足を伸ばしたり、身体を膨らませて銃弾を受け止めたりとゴムゴムの実と同じような動きができます。メリットは粘着力が高いこと。まとわりついて動きを封じたり、餅で敵を壁に貼り付けたりできるのは粘着力のある餅ならでは。時には敵の全身を覆うことで窒息死させることも。
ゴムに粘着力はないので、敵を封じるという点に関しては餅の方が優位であることが分かります。

デメリット

粘着力の高さを応用しやすいモチモチの実ですが、デメリットも2つあります。
1つは水に弱いこと。水を浴びると粘着力が弱くなってしまうため、水辺での戦闘や魚人族との戦闘は不向きです。
もう1つのデメリットは食べられる可能性があること。カタクリが技で生み出すのはあくまで餅。極端な話、カタクリの攻撃は食べ切ってしまえばダメージを全く受けません。餅に押し潰されて窒息しそうになったルフィが、餅を食べて脱出するという描写も。
バトル漫画では珍しい食べることで回避できる能力。その斬新な回避方法が読者に大きな衝撃を与えました。

覚醒状態でできること

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ドフラミンゴの発言で明らかになった悪魔の実の覚醒。周囲の物体にも能力を付随させるなど、覚醒すると能力の応用が可能に。
悪魔の実の覚醒は誰もができることではありませんが、四皇幹部のカタクリは案の定覚醒済み。戦闘では覚醒を上手く応用した技を繰り出していました。

無機物を餅に変える

天井や壁など無機物を餅に変えることが可能で、餅に変化させたものは自由自在に操ることができます。
人間など生き物を餅に変えることはできませんが、無機物であれば基本的に餅にすることが可能。遠距離攻撃であれば餅に変えて無効化できる可能性も考えられます。

無機物から餅を生み出す

天井から餅を降らせたり、床から餅を生やしたりと無機物から餅を生成することも。体外から餅を生み出しても疲れる描写がないため、デメリットはないようです。
劇中では固体からのみ餅を生成。液体や気体から餅を生み出すことはできません。
理論上は固体さえあれば無限に餅を生み出せるため、一緒にいれば食糧難に陥ることはないでしょう。

餅と同化・餅を吸収

餅になった無機物と同化することで、床や壁を餅にすることで潜伏することができるようになります。壁や床で息を潜め、敵に奇襲を仕掛けることも。
武器などは餅状態にすることで体内に吸収できます。後述する技の1つである「モチ突」で使用する三又槍の「土竜」は常時体内に。