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Apr

【ソウナンですか?】百合要素もあり? 無人島×美少女のサバイバル作品【2019夏アニメ】

他のサバイバルアニメとの違いは?

出展 : Amazon.co.jp

『ソウナンですか?』の魅力は、メインとなる女子高生4人組が活き活きと無人島生活を送っているところです。

通常、サバイバルアニメはいつ死ぬかわからない緊張感と危機感からシリアスな内容になるもの。
Netflixアニメとしてほぼ同時期にスタートする『7SEEDS』もそうですね。

また、『ダンガンロンパ』や『未来日記』のようなデスゲーム的な要素が強い作品や、『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』『がっこうぐらし!』のようなゾンビ・パニック系のアニメも多く、やはりシリアスな内容が中心です。
無人島を舞台にしたアニメも『絶園のテンペスト』『BTOOOM!』などシリアスな作品が大半を占めます。

その中にあって『ソウナンですか?』は明らかに一線を画した内容です。

本作の中心人物であるほまれはサバイバル経験豊富なため、食べられる物・飲める物ならなんでも口に入れる覚悟が完了しており、トノサマバッタやセミも躊躇なく食します
しかも「セミの美味しい部分」「羽を千切っておけば活かしたまま保存できる」といったことまで解説してくれる有能ぶり。
一方、他の3人は当然そういった経験はないのでドン引きですが、生き残るため必死にほまれの言う通りにします。

また、リアル路線のサバイバル知識に関しては非常に豊富かつ広範囲に網羅されています
「ハチが飛んでいる場合は数キロ圏内、ハエなら数百メートル圏内に真水がある」「火を点けるにはキリモミ式より水の入ったペットボトルをレンズ代わりにする方が効率的」といった基本的なものから、「外殻を持たない海辺の生物や海藻のヌメリを使って日焼け止めを作る」など女子特有の知識まで実に様々。
女性キャラメインの作品では本来タブーとされる「シモの事情」についても描写されます。

それでいて女性キャラメインの作品ならではのサービスカット・サービスシーンも多々あります。
水着など当然持っていないため、海に入る際には下着か裸
入浴などのお約束なシーンから「胃を通るとヤバい汚れた水を肛門から飲ませ水分補給」というマニアックなものまで多様に登場します。

そんなやり取りを終始コメディチックに描いているため、絶望感・悲壮感は一切ありません
どんなサバイバル作品よりもリアルにサバイバルをしていて、どんなサバイバル作品よりも明るく楽しく、そしてどんな女性キャラメインのアニメよりもエグい。
それが『ソウナンですか?』の特徴であり魅力です。

百合要素は……?

出展 : Amazon.co.jp

本作はメインのキャラが全員女子の作品なので、自然と百合好きのセンサーに引っかかるアニメになるかと思います。
では実際、この『ソウナンですか?』には百合要素はあるのかというと……ほぼありません
少なくとも百合を意識した作風ではなく、あくまで女性同士の友情を描いた作品です。
むつがほまれとアスカの仲を百合と誤解するエピソードはありますが、あくまでもギャグの範疇の話ですね。

ただ、ライトなノリで描かれているとはいえシチュエーション的には極限状態の無人島サバイバル。
お互いの恥ずかしい所や、普段他人には絶対に見せないような状況(主にシモ系)まで見せる仲になるため、友情は他の作品とは比較にならないほど深くなります
恋愛的・性的な繋がりを求める人には合わないかもしれませんが、女の子同士の友情を描いたアニメが好きな人にはカチッとハマる可能性が十分にあるでしょう。

一方で累と宗二は「男装した女子と男子のラブコメ」という見方も可能。
累に関しては男装女子が好きな人の他、『月刊少女野崎くん』の鹿島遊や『プリパラ』の紫京院ひびきのような中性的というより優男っぽい女性キャラが好きな人はビビッと来ると思われます。

舞台も人気

本作はアニメ化される前に、舞台化という形でメディアミックスが行われました。
タイトルは『ソウナンですか?演劇版』で、2018年11月7日~11日に新宿シアターブラッツで上演。
売り切れの回が出るほど盛況だったようです。

この舞台は、北乃きいさんや元乃木坂46の衛藤美彩さんなどを輩出したミスマガジンが7年ぶりに復活した際の新プロジェクトとして立ち上げられた「劇団ミスマガジン」の記念すべき初公演。
ミスマガジン2018のグランプリに選ばれた沢口愛華さんをはじめ、受賞者全員が参加しています。

まとめ

いろんな意味でぶっ飛んだ作品なので、マニアックな女性キャラメインのアニメや尖った作風が好きなアニメファンにはたまらない内容だと思います!
「生きるって綺麗事じゃない」という教訓をこれだけ愉快に描いた作品もそうそうありません。
それでいて時折シリアスな展開や感動的なシーンもあるので、かなり見応えのあるアニメになりそうです!

公式PV

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