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Apr

【メタルギア】もう一人の主人公・雷電のエピソードまとめ!その苦悩に満ちた人生に迫る

ネタバレ紹介②雷電、再び(『MGS4』)

出展 : Amazon.co.jp

『MGS2』のその後

ビッグシェル占拠事件後はスネークの助言もあり本物のローズと共に平穏な生活を送る道を選びます。
しかし一度呼び覚まされた悪夢は消えず、生活は破綻
「愛国者達」に対するレジスタンスを行っていた「ビッグママ(EVA)」の元を訪れ再び戦場に身を置くことになります。
その後「愛国者達」によって捕らえられ人体改造の被験者になり、高周波ブレードを操ることのできる強化外骨格を得たものの、人工血液で定期的に透析を行わなければならない身体になってしまいました。

『MGS4』で再び登場

リキッド・オセロット暗殺任務を遂行するスネークの前に現れ、その身を犠牲にしながら何度も窮地を救った雷電。
現実と虚構の狭間で自分を見失いかけている雷電は、自分にとって「唯一の現実」といえるスネークの存在を拠り所とし無謀な戦いを繰り返しますが、最後はスネークの説得に応えその戦いを見届けました。

『MGS4』のその後

戦いの後、「スネークを守る」という存在意義を失い無気力に過ごしていた雷電の元を訪れたのは、疎遠になっていた恋人・ローズでした。
「愛国者達」の目を欺くためロイ・キャンベルの元へ身を寄せていたという真実を伝えたローズは、さらに雷電との間に子供が生まれていたことも告白します。
初めて目にした息子「ジョン」を前に戸惑いつつも、家族と共に新たなスタートを切ることができた雷電。
「ずっと一人きりで生きてきた」という、悲しみに満ちた人生の中でやっと幸せを掴みました。

雷電の新たな物語(『メタルギアライジング リベンジェンス』)

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『メタルギアライジング リベンジェンス』では主人公に抜擢

『メタルギアライジング リベンジェンス』は、『MGS4』から4年後の物語です。
一時は戦場を離れますが、かつての戦友が立ち上げたPMC会社に入社し再びサイボーグの身体となって戦場へと戻った雷電。
サイボーグ技術の発達により人工透析の必要がなくなったうえ身体能力も大幅に向上し、“ミスター・ライトニングボルト”という異名をとる凄腕のSPへと成長しています。

「活人剣」の使い手

雷電は本作でもシリーズ恒例の高周波ブレードを使用。
刀とよく似た形状をしたこの武器の技を研鑽するうち、雷電は江戸時代の剣豪・柳生宗矩が提唱した「活人剣」という思想と出会います。
これは「一殺多生」、つまり「人を死に至らしめる剣術」は「一人の悪を殺すことで万人を救うことに“活かす”ことができる技である」というというもの。
未だ自分の奥で燻り続ける殺人衝動を持て余していた雷電にとって、これは戦場に生きるうえで精神的な救いとなり、自身の存在を肯定するものとして信条に掲げるようになりました。

“リベンジェンス”の始まり

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今回の雷電の任務は、アフリカ新興国首相の護衛でした。
しかし、PMC「デスペラード社」のサイボーグ兵士に急襲され目の前で首相が殺害されてしまいます。
そして同じく剣術の使い手であるデスペラード社の用心棒「ジェットストリーム・サム」に惨敗。
「お前の剣は快楽を恐れている」と指摘され、さらにサムの斬撃によって左目と左腕を失ってしまいました
その数週間後、デスペラード社がとあるテロに関与しているという情報を得た雷電はその暗躍を止めるため、最新鋭の特殊義体に換装し南米へ赴きます。
デスペラード社を食い止める任務と共に、雷電は密かにサムへの復讐を誓うのでした。

かつての苦悩と向き合うことに

デスペラード社、そしてその背後にいる黒幕が企てる陰謀に立ち向かうため敵対するPMCの兵士を次々と斬っていくうち、雷電は信条としていた「活人剣」自分の本性を誤魔化すための詭弁であったことに気づきます。
そんな自分の弱さと、「殺戮に快楽や存在意義を見出す本性」をついに受け入れた雷電は「ジャック・ザ・リッパー」に戻ることを宣言。
リミッターを外す“リッパ―モード”を会得しデスペラード社の幹部「モンスーン」を撃破します。
モンスーンは本性を解放した雷電に対し「殺戮のミーム(文化的遺伝子)」が受け継がれたことを喜び散っていきました。

これまで雷電が得たもの

しかし雷電の中には、恩人であるスネークをはじめ家族や仲間のおかげで培われてきたミームも確かに存在します。
これにより、雷電は自身の技を「人を斬る建前としての活人剣」から「自らの意志で悪を見定め覚悟をもってこれを斬る真の活人剣」へと昇華。
因縁の相手であるサムに勝利し、事件を解決した後は会社を離れ吹っ切れたように「悪党を斬る」生活を続けているようです。

まとめ

以上、雷電のエピソードまとめでした。
『メタルギアライジング リベンジェンス』では『MGS4』では描かれなかった雷電のその後が語られており、自分自身の苦悩に向き合い決着をつけた姿を見ることができました。
雷電はこの後も「活人剣」の誓いを守り続けることができたのか、想像の余地を残す終わり方であることも面白いポイントです。

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