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【十二国記】アニメあらすじやキャラクターまとめ
出展 : Amazon.co.jp
「異世界ファンタジー小説」として、年齢性別問わず長年愛され続けている作品、『十二国記』。
この『十二国記』にはアニメ版があることはご存知ですか?今回は、アニメ化された部分を中心に『十二国記』のあらすじやキャラクター、世界観についてまとめました。
『十二国記』とは?
原作はファンタジー小説
2002年から2003年にかけてNHKで放送されたアニメ『十二国記』。
原作は『屍鬼』や『残穢』などでも知られる小野不由美さんによるファンタジー小説です。
『十二国記』の前日譚である『魔性の子』が1991年に刊行されてから、シリーズは継続中。
2018年には十数年ぶりに本編の新作が発表され大きく話題になりました。
アニメ化されているのはシリーズの一部
過去にアニメ化されたのは『十二国記』シリーズの「月の影 影の海」から「東の海神 西の滄海」までとなっており、番外編についてはほとんど触れられていません。
アニメ化された部分はほぼ原作準拠の内容となっていますが、原作者である小野不由美さん監修の元、オリジナルの設定やキャラクターが登場することもあります。
『十二国記』の世界
『十二国記』は地図や文化、歴史など、緻密に設定された世界観が人気の理由のひとつとなっています。
ここでは、作品の舞台となる世界や作中の用語などを簡単にご紹介します。
物語の舞台
『十二国記』は、日本と「十二の国々で形成される異世界」が舞台の物語です。
互いの世界は、稀に起こる“蝕(しょく)”と呼ばれる現象によってのみ繋がっています。
神々が住むと言われている「黄海」という土地を十二の国が取り囲んでおり、それぞれに国を治める“王”とそれを補佐する“麒麟”が一人ずつ存在しています。
十二国のルール
王は「天啓を受けた麒麟」によって選出され、国を治めます。
王になる者は神仙として不老の身体を得て統治を行いますが、天によって定められたルールを破り道を踏み外すと麒麟が病に侵され、やがて麒麟に選ばれた王も死に至ってしまいます。
王の在位中は災厄が抑制され、王が倒れれば瞬く間に国が乱れてしまうという絶対的なルール。
十二の国にとって王と言う存在は非常に重要な役割を持っているのです。
異世界の文化や生活
十二の国の生活形態は古代中国によく似ていますが、「生き物は全て特別な木から生まれる」「独自の言語を使う」など、現実とは異なる文化で暮らしています。
蝕によって時おり現実世界から流れ着く人間は“海客”、元々十二国で生を受けるはずが異世界(現実世界)で生まれ再び十二国に戻ってきた人間の事は“胎果”と呼ばれています。