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Apr

【ハイスコアガール】日高小春という負けヒロインの概念を変えたヒロイン

出展 : Amazon.co.jp

原作は大団円を迎え、2019年10月からテレビアニメ2期の放送を控えている『ハイスコアガール』のヒロインの1人・日高小春についてまとめました!
主人公のハルオを最後まで想い続けた一途な恋のプロセスや、恋のAkumaと化した彼女の魅力について徹底検証します!

日高小春(ひだか こはる)キャラクター概要

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『ハイスコアガール』に登場する女性キャラクターで、本作のヒロインの1人
主人公の“ハルオ”こと矢口春雄(やぐち はるお)と同じ中学校に通うクラスメイトとして登場します。
端整な顔立ち、明るい色の髪、発育の良い胸が特徴です。

店の前にゲームの筐体を置いている酒屋の娘で、当初は無趣味でゲームにもそこまでの関心は持っていませんでしたが、ハルオに多大な影響を受け次第にゲームの世界にハマっていき、格闘ゲームで一時はハルオを凌ぐほどの腕を身に付けます。
自分にはないものを持っていて、ゲームを通して良い面も悪い面も素直に出すハルオに惹かれていき、やがて強い恋愛感情に発展。
その気持ちを自覚してからは積極的にハルオとの仲を進展させようとする一方で、ハルオの中には常に自分ではなく大野晶(おおの あきら)という女の子がいることを悟り、切ない恋心を募らせる日々を送ります。

中学時代の性格は内向的で、自分の感情をあまり言葉にできずにいましたが、高校に入って以降はハルオへの軽口が増え、彼に告白して以降は更にその傾向が強くなります。
また、ハルオの鈍感さに耐えられなくなった時にはややサディスティックな一面が顔を覗かせることも。

担当声優は広瀬ゆうき(ひろせ ゆうき)

ハルオを好きになった理由

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日高小春というヒロインを好きになれるかどうかの分かれ道は幾つかあると思われますが、その最初の1つがハルオと話すようになって間もない頃の彼女です。

原作コミックス2巻(アニメでは1期4話)から登場した小春は、晶とハルオが1巻(1期3話)で感動的な別れをした直後に登場した、いわば第2のヒロインでした。
それまでハルオと晶の不器用ながら心温まる交流に感情移入してきたファンにとって、新たなヒロインの出現は良い意味で刺激に、悪い意味でお邪魔虫に思えたことでしょう。

しかし、ハルオの底意地の悪さやゲームバカな一面を何度も目にしながら、それでもハルオに惹かれていく小春の可愛さは凄まじく、晶とは違う意味で不器用な彼女の恋を応援したいと願う読者・視聴者が急増。
あっという間にファンを「大野派」「日高派」に二分させる事態となりました。

ここでポイントになるのが、「小春がハルオを好きになる理由」です。

ハルオは相手の気持ちを慮れる優しさ、好きなことに一途な素直さ、大会などの大舞台で自分の力を発揮できる土壇場での強さなどを持ち合わせたナイスガイなので、彼が女子に好かれること自体に不自然さはありません。
ただしその良さは、彼と長く付き合うことで見えてくるものばかり
交流を持つようになって早い段階でハルオに惹かれた小春が、その時点でハルオの良さを全て理解していたとは思えません。

また、ハルオは特別女受けする容姿ではなく、小春も「こんなカッコ良くもなんともない男」と言っていますし、少なくとも外見で好きになった訳ではありません
加えてかなり重度のゲームバカで、ゲーム中はプレイと解説にばかり気を取られ小春に対してぞんざいな扱いをすることも多く、対戦相手を煽ったり陰険なプレイスタイルで追い詰めたりする悪癖もあり、そういったハルオの一面に対し小春は心中で「馬鹿男」「大嫌い」とこき下ろしています。
人によっては、そんなハルオを好きになった理由がわからない、もしくは好きになるエピソードが希薄だと感じるかもしれません。

しかし、人が人を好きになるのに特別な出来事や理由が必要な訳ではありません。
相性やタイミングも大きく影響します。

小春はインドア派で、外に出て遊ぶより家でゆっくりしたいタイプ。
大勢でワイワイ騒ぐのを好まず、1人でいる時間を好んでいました
クラスメイトからも「付き合いが悪い」と言われるくらい、普段からあまり校外で友達と遊ばない女子だったようです。

そのため、ゲーム一筋でインドア派に理解のあるハルオとは相性が良かったのでしょう。
友達がいながらも1人楽しそうにゲームで遊ぶハルオの存在が気になったのは、自分と似た空気を感じ取った上で楽しそうにしている姿を羨ましく思ったからに他なりません。
インドア派なのでゲームとの相性も良く、趣味を共有できるのも大きかったと思われます。

また、ハルオの異性に対する接し方も小春にとってプラスでした。

ハルオは現代で言うところのゲームオタクですが、社交性は決して低くはなく、誰に対しても分け隔てなく接します
周りが一目置くほどの美人、しかも大金持ちの家のお嬢様、そしてほとんど声を発しない晶に対してさえも、ただのゲーム好き同士として交流していたくらいです。

1人を好む人間は、他者への気配りや相手の気遣いを億劫に感じるところが少なからずあります。
自分を飾らず、良い部分も悪い部分も垂れ流しにするハルオは、小春にとってフィーリングが合う相手だったに違いありません。
だからこそ、嫌いな面があっても離れようとしなかったのでしょう。

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