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30

Mar

【文豪ストレイドッグス】中原中也についてまとめてみた!驚きの過去や太宰との関係【特典小説ネタバレ】

出展 : Amazon.co.jp

2019年4月からアニメ第3シーズンがスタートする『文豪ストレイドッグス』。人気キャラクターのひとり、中原中也についてまとめてみました!
マフィアの幹部として余裕や悪い顔を見せながらも、元相棒の太宰の前では形無しの中也の魅力をご覧ください!

中原中也の立場

マフィアの五大幹部

中原中也はヨコハマを裏で牛耳るポートマフィアの五大幹部のひとりです。年齢22歳、身長160cmとかなり小柄なのが特徴的。声優は谷山紀章さんです。
幹部に相応しい戦闘力と好戦的な性格を持ちながら、服装や趣味にかなりこだわる洒落た青年です。

公私混同はしない組織人!でも残念なところも…?

中也は仕事と私情はきっちりと分けるタイプで、幹部としての威厳も考える組織人です。16歳のときにはめちゃくちゃ高いバイクを買って乗り回していたのですが、幹部になってからは部下に示しがつかないのでこっそり乗っている、なんてエピソードも。
また、仲間思いでもあり、殺された部下のために憤ってくれる良い上司でもあります。

ワインが好きで、部下ともよく飲みに行っているのですが、酒には弱いです。酔うと部下に元相棒の太宰治に対する愚痴を言うことが多く、絡み酒っぽいのが玉に瑕といったところでしょうか。

異能力「汚れつちまつた悲しみに」と身体能力

中也が持つ異能力「汚れつちまつた悲しみに」は、触れたものの重力のベクトルを操作するというもの。地球上にいる以上誰であってもかかる重力を操作できるということです。
敵を地面に張り付けて行動不能にしたり、パンチで体を突き破ったり、蹴り一つで数十メートル敵を吹っ飛ばしたりすることができ、戦闘向きの異能です。

また、自身の質量密度を上げ、戦車すら素手で砕くほどのパワーと小型のブラックホールを操る「汚濁」形態があります。これについては「リミッターを外す」といった感じで、一度発動すると中也自身でも制御できず死ぬまで暴れ続けることになります。

加えて中也自身の身体能力も凄まじく、太宰曰く「ポートマフィアきっての体術使い」とのこと。その技量は15歳のときにはすでに目を見張るほどのものであり、さらに磨きをかけ続けているようです。自身の体術と異能を組み合わせる戦闘センスにも長けています。

中也も戦闘は好きなようで、メッセンジャーとして遣わされた仕事で敵と戦う機会に恵まれたときには、「仕事はこうじゃねえとなァ」と獰猛な笑みを見せています。

実は人外!神にも等しい圧倒的な力

軍の研究施設で「つくられた」存在

実は中也は、人間ではありません。大戦時に軍の研究施設で行われていた、異能力と既存の生物を組み合わせる研究過程で生まれた、試作品・甲二五八番。その超巨大エネルギー生命体の「安全装置」として機能するのが、中原中也という人格です。

中也の確固たる記憶は7歳の頃からしか存在しません。それまでずっと研究施設で青暗い闇の中封印されていた彼は、本編から15年前、欧州の異能諜報員によって外に引きずり出されたのです。そこから、中也の「人生」がスタートしました。

荒神「荒覇吐(アラハバキ)」

「安全装置」が剥がれた甲二五八番は、大きさや輪郭こそ手足を地面についた人間に似ていましたが、太い尾がついており、全身に黒い炎を纏っていました。その存在感は「天体や銀河が持つ、この世界の根源そのもののエネルギィが具現化した姿」とまで語られています。

怒りも何の感情もなくただただ圧倒的な力を奮う人智を超えたその姿は、日本神話以前の神「荒覇吐」とさえ呼ばれたほどです。
そのエネルギーは強大で、地面を抉り、そこにあったもの全てを溶かし灰にし尽くしました。直径二キロを丸々吹き飛ばしたのですから、そのパワーは計り知れません。

中也の切り札である「汚濁」形態は、不完全な荒覇吐状態と考えられます。異能の暴走というよりも、むしろ中也の本来の姿に近い形といえるでしょう。

模様に過ぎない自分への葛藤

15歳時点で、中也は自分の体の主軸は巨大な力の塊であり、自分の人格はただの模様に過ぎないと考えています。そのため、自分自身に愛着を持つことができず、持ちたいと願っていました。

現在の中也が自分についてどう考えているのかは分かっていませんが、普段の態度からは想像もできない繊細な一面です。

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