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【約束のネバーランド】GF脱獄編以降のレイの情報まとめ!【ネタバレ】
「先輩」とのやりとりとエマへの想い
シェルターに居た「先輩」を警戒!
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B06-32にあったのは地下シェルター。しかし辿り着いたレイ達を待ち受けていたのは、ミネルヴァではなく13年前にレイ達と同じくGB(グローリー=ベル)ハウスから脱出を果たした男・ユウゴでした。
レイ達を鬱陶しがり始末しようと画策するユウゴに連れられ、エマとレイは手紙でミネルヴァが示していた座標A06-63、通称GP(ゴールディ・ポンド)に向かいます。
GPに向かうレイは、過酷な道中でボロボロになりながらも、ユウゴは必ず自分達を始末するために何か仕掛けてくると警戒心を解きませんでした。絶対にエマを守ると固く誓うレイが格好良いです。
攫われたエマを救出に!
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GPの正体は、貴族の「鬼」たちが秘密裏に生きた食用児を入荷し、狩りを楽しむための「猟場」です。そんな連中にエマを攫われたレイは、エマの言葉で改心したユウゴと共にエマを救出に行きます。
本編としてはしばらく猟場サイド、つまり猟場の食用児たちとエマが「鬼」に反旗を翻すための準備や反撃作戦の様子が描かれます。
一筋縄ではいかない「鬼」たちに絶望しかけたそのときに現れるレイとユウゴには、「やっとか!」という嬉しさとワクワクが感じられることでしょう。
死にかけたエマに対する想いとユウゴへの信頼
https://twitter.com/yakuneba_staff/status/1109228263870599169
猟場において何とか「鬼」たちを撃退し、自由になった食用児たち。しかし、その戦いの中でエマは重傷を負ってしまいます。
急いでシェルターに戻らなければエマは死んでしまう、しかし最短距離でシェルターに戻るには危険な道を行かなければならず、大勢の食用児たちを連れて行くのは不可能…という板挟みにとらわれたレイ。
そこでレイは、ユウゴにエマを任せて先に帰らせ、自分は他の食用児たちを守りながらシェルターに戻ることを決めます。
「猟場の皆を助けたい」というエマの想いを汲み、さらにユウゴへの信頼をも見せました。もうエマとノーマンを確実に逃がすために他の家族のことを諦めるという選択をとっていた頃のレイではないのです。
13歳に成長!?
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猟場で他の食用児たちと出会ったことで、エマは自分の家族だけではなく全ての食用児を解放すると決めます。もちろんレイはエマに賛成し、食用児制度の撤廃に動き出しました。
そもそも食用児という制度は、1000年前に「鬼」と人間が取り決めた「約束」によるもの。人を食う「鬼」とそれに反撃する人間で争いが絶えなかった両者は、互いの世界に干渉しないことと、「食べられるための人間」を「鬼」の世界に残すことを決めたのです。
その足掛かりとなったのが、ミネルヴァの遺したメッセージにあった「七つの壁」。「七つの壁」を探すため、レイ達は長い旅を何度も繰り返すことになります。
『約束のネバーランド』は全速力で結末まで駆け抜けていくタイプの作品。「七つの壁」探しの旅は、猟場の件から1年7カ月後の最後の手がかりを見つけたところまでばさっとカットされました。
もちろんレイも年をとっています。誕生日が1月から8月までの間であれば、13歳になっているはずです。ハウスでは12歳までしか生きられないはずだったことを考えると感慨深いですよね。
現代日本で言うと中学1年生の歳ですから、12歳の頃よりだいぶ凛々しく大人っぽくなっています。「子ども」ではなく「子どもと青年の中間」くらいの印象ですね。「かわいい」よりも「格好良い」レイが増えていきます。
未だに回収されない伏線
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先ほど「誕生日が1月から8月までの間であれば」と書きましたが、おや?と思った人も多いでしょう。レイの誕生日は1月15日、ハウスを脱獄した日だとされています。しかし、実は原作者・白井カイウ先生は、単行本5巻にて「レイの本当の誕生日は別にある」とコメントしています。
なぜレイの誕生日だけが偽情報だったのか?レイは自分の本当の誕生日を知っているのか?といったことはまだまったく明かされていません。
ハウスのママ・イザベラがレイの実母であることやレイに幼児期健忘が起こらなかったことが影響しているのかもしれません。その伏線が回収されるときにはまたレイの見せ場があるのではないかと思われます。
まとめ
脱獄編以降のレイは、「生きて家族全員を守る」という決意を固め、決して諦めることはしません。それどころか、エマの「全食用児を解放する」という壮大な計画にも付き合うつもりです。
「全員」は無理だと頑なに譲ろうとしなかった頃のレイとは違う姿を、ぜひチェックしてみてください。