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27

Mar

【この音とまれ!】鳳月さとわはクールでピュアかわいいヒロイン

さとわの魅力は「不器用さ」と「初々しさ」

箏においては天才のさとわですが、それ以外の部分についてはひたすら不器用です。
これは前述した「母との関係の悪化」が根源にあると考えられます。

入部当初は猫を被り、女子の先輩部員がいないとわかった途端やさぐれた本性を現した……ように見えた彼女ですが、結局のところ、この「やさぐれ」も彼女の本性ではありませんでした。
となると、これも作っていたと考えるのが自然。
当時は母親との絶望的な確執や自分の人生に対する諦観の念もあり、半分くらいは地だったのかもしれませんが、もう半分は自分の心を表に出すことへの恐怖があったのでしょう。

けれど、前述したようにさとわは楽しそうに演奏していた時瀬高箏曲部の中に加わりたくて入部しています。(初登場した#2の時点で「どの学校でもよかった訳じゃない」と意味深に語っているため、決して後付けではありません)
みんなで楽しく弾く姿を羨ましく思ったのに、過去のトラウマから素直にそれを伝えることができず、逆に挑発的な物言いをしてしまう……それが鳳月さとわという女の子です。

この不器用さは恋愛方面にも多大な影響を及ぼしているのか、どうしても素直になれません。
でもチカへの想いは膨らむばかりで、(恐らく)恋愛経験の少なさも手伝って、チカと接する際には「赤面」「照れ」「困惑」などの初々しい感情表現がとても豊富で、あまりにも可愛く魅力的なのです。

このさとわの不器用さと初々しさが、本作の青春作品としての純度を高めています。

まとめ

最初は計算高い女かと思いきや、実はとても辛い過去を背負い、不器用にならざるを得なかったさとわは、同じく辛い過去を背負いながら真っ直ぐに生きているチカと相性抜群。
音楽面で注目が集まっている『この音とまれ!』ですけど、アニメファンからはむしろチカとさとわ、武蔵とヒロのカップルが注目されそうな気がします。
本当にもう、青春ど真ん中って感じの作品なので、『耳をすませば』や『四月は君の嘘』といったアニメが好きな人にはストライクだと思います。

赤面するさとわを早くアニメで見たいですね!

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