出展 : Amazon.co.jp

『星のカービィ』の悪役といえば、誰を思い浮かべますか？
デデデ大王やダークマターなど、さまざまな敵キャラクターがあげられると思います。
今回はラスボスでありフレンズであるマルクについてご紹介します。

マルクとは？

出展 : Amazon.co.jp

「マルク」は、星のカービィシリーズの登場キャラクター。
紫色の一頭身に、ポンポンのついた二股の帽子、ぱっちりとした目が特徴の見た目をしています。
一見愛らしいビジュアルですが、実はとんでもないヒミツが隠されています。
今回はそんなマルクの各作品での活躍を、ネタバレ込みでご紹介しましょう。

銀河にねがいを

出展 : Amazon.co.jp

マルクの初登場は、『星のカービィ スーパーデラックス』。1996年に任天堂から発売されたスーパーファミコン用のアクションゲームです。
スーパーデラックスの特徴は、オムニバス形式のストーリー。「はるかぜとともに」、「メタナイトの逆襲」などさまざまなお話が用意されており、順番にモードをクリアしていく形式のゲームとなっております。
マルクが登場するのは、「銀河にねがいを」。

あきれかえるほど平和なプププランドの天に輝く太陽と月が、ある日大ゲンカ。
昼も夜もめちゃくちゃな世界となってしまいます。
困惑する住民と、主人公・カービィの前に現れたのが謎の人物、マルク。
マルクは「太陽と月を仲直りさせるためには、銀河の果ての大彗星ことギャラクティック・ノヴァにお願いをするとよい」こと、「ギャラクティック・ノヴァを呼び出すには、近くの星同士を繋いでパワーをあつめる必要がある」ことを教えます。
マルクの言葉を信じたカービィは、ノヴァを求めて銀河へ旅立つのでした。

マルクの真意とは

出展 : Amazon.co.jp

さて、ゲームの終盤になると、全ての星を繋いでギャラクティック・ノヴァと会うことになります。
「願いをなんでもひとつだけ叶える」というノヴァへ、カービィはいよいよお願いを……というところで、突然マルクが登場！
カービィを押しのけて、ノヴァの前へ現れます。
そして一言、「じゃ、ポップスターをボクのものにしたいのサ！」

使命ゆえか機械ゆえか、融通の利かないノヴァはそのまま願いを聞き入れ、マルクへ力をあたえた上にポップスターへの侵攻を開始します。
カービィはポップスターを守るため、ノヴァの侵攻を妨害。
そのまま、本性をあらわしたマルクとの最終決戦をはじめます。
つまり、マルクの正体は、「銀河にねがいを」モードのラスボス。
「銀河にねがいを」もスーパーデラックスにおいての最後のストーリーモードのため、このゲームにおける実質的なラスボスといっても過言ではないでしょう。

特徴的な笑い声を発しながら、イバラのツタを生やす攻撃や、口から巨大なビームを放つ攻撃、そしてブラックホールなど、ラスボスならではの多彩な攻撃を放ってきます。
特にブラックホールは、一度飲み込まれるとHPの半分ほどをもっていかれる威力。
マルクと反対方向へダッシュを入力し続けることによって避けましょう。
見事マルクを撃破すると、そのままエンディングムービーへ。
カービィによって吹き飛ばされたマルクはノヴァに激突し、そのままノヴァごと爆発。
太陽と月も無事仲直りしたポップスターには、いつもどおりの平和が戻ったのでした。