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【ぼくたちは勉強ができない】古橋文乃という一歩引いたポジションの人気ヒロイン

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一歩引かざるを得なかったヒロイン

出展 : Amazon.co.jp

『ぼくたちは勉強ができない』原作コミックスの1巻の表紙は、文乃が一番目立つ大きさで描かれています。
そのため、この作品を読む前には文乃をメインヒロインだと思っていた人は少なからずいたと思われます。
また、文乃は理珠と共に問1(第1話)「天才と[x]は表裏一体である」から登場するため、読み始めてからもメインヒロインの一角を担うポジションという印象を持っているファンは多いでしょう。

しかしその後、彼女はラブコメのメインヒロインらしからぬポジションに就くことになります。

本作で最初に成幸への明確な好意を示すのは、理珠でも文乃でもありません。
問4「魚心あれば、天才に[x]心あり」から登場する武元うるか(たけもと うるか)です。

うるかは中学時代から成幸とは顔なじみで、当時から彼に好意を抱いていました。
そのため、幼馴染キャラなどによく見られる「最初から主人公が好き」というポジションです。

通常のラブコメであれば、うるかに対しメインヒロイン勢の2人が恋のライバルになるところですが……そのポジションを担うのは理珠の方
文乃は成幸に表立って恋心をアピールする立場ではなく、理珠やうるかの自分に対する態度に狼狽える成幸、なかなか告白できずに苦悩するうるかに相談を受ける「相談役」としてのポジションに収まります。

ただし、成幸を恋愛対象として見ていない訳ではありません。

問24「果敢なる天才は[x]の流説に抗う」でクラスメイトから成幸と付き合っていると誤解された際には、つい「いっそのことほんとにつきあっちゃう?」と口走ってしまうなど、成幸を異性として意識しているのは明らか。
しかしその直後に、自分の気持ちに半ば気付きながらも「絶対に好きになんてなるはずがない。友達が好きが人のこと」と、その気持ちを押し殺しています。
彼女はこの時点で既に理珠とうるかの成幸への好意に気付いているため、一歩引いたポジションに落ち着くことを自ら選んだのです。

これも、文乃が文系少女だからこそ起きてしまった悲劇と言えます。
人の心がわかり過ぎるため、当人の成幸さえ気付いていない理珠とうるかの気持ちを早々に理解してしまい、自分の想いに目を瞑らざるを得なくなってしまいました。

これはメタ視点でいうと、主人公の鈍感さを文系ヒロイン故の敏感さでカバーした名設定と言えます。

ラブコメの主人公が鈍感なのは、お約束として定着しています。
実際、ハーレム系のラブコメは主人公が敏感だと話が成立しないことがしばしばあります。
しかし同時に、鈍感な主人公に読者・視聴者がイライラするという弊害も発生します。

その点、本作は文乃が早期の段階で理珠やうるかの好意に気付き、読者の代弁者となって成幸に言葉での制裁を加えているので、イライラやモヤモヤを軽減させることに成功しています。
そういう意味でも、文乃は一歩引かざるを得なかったヒロインなのです。

人気投票2位の原動力は「髪型」と「慎ましやかさ」

出展 : Amazon.co.jp

負担が大きく気苦労の多い文乃ですが、それが報われたのか、彼女は第1回キャラクター人気投票において2位にランクインしました。
非常に人気が高く、当初から本命視されていた桐須真冬(きりす まふゆ)先生には勝てませんでしたが、主人公LOVEを前面に出せる分有利な理珠やうるかを上回ったのは健闘と言えるでしょう。

では何故、文乃がそれだけの人気を獲得できたのか。
キャラクターデザインや性格が受けていること、上記のような理由で「人知れず恋し思い悩む少女」となったことが魅力に繋がったのは間違いないでしょう。
それに加えてあと2つ、その理由といえる要素が存在します。

1つは髪型です。
文乃は元々カチューシャ+ロングという髪型ですが、2巻以降はちょくちょく髪型を変えるエピソードが登場します。

問13「天才の焦慮は時に[x]と反比例する」では長い髪を束ねポニーテールにしていましたが、これは球技大会だったためで自然な変更でした。
しかし問14「林間の天才は[x]に迷走する」では、特に必要なシチュエーションでないにもかかわらず、サイドテールという結構レアな髪型になっています。

その後も、問16「かくして前任者は天才を未だ[x]する」では一つ結びのおさげ、問17「青春とは天才の熱意と車輪と[x]である」では三つ編み、問18「天才[x]たちはかくして勉強ができない」では二つ結び……と、毎回のように髪型をチェンジ。
以降も文乃の髪型は固定化されず、元々の髪型だったカチューシャ+ロングを作中で披露することはほぼなくなりました。

髪型がコロコロ変わるようになった理由は明言されていません。
敢えて理由を考えるなら、ちょうど衣替えの季節で梅雨に突入し始める時期だったため髪を束ねる機会が増え、どうせなら色んな髪型にしてみようと思った……といったところでしょうか。
メタ的な視点では「テコ入れ」という理由も考えられます。

どういった理由にせよ、この髪型の変化は文乃の特徴の1つとなり、当時まだ「相談役」というポジションにいなかった彼女の個性付けに成功。
「次回はどんな髪型で登場するんだろう」と関心を持つファンも増え、人気上昇の要因となりました。

そしてもう1つは慎ましやかさ
問35「人知れず天才は[x]共の戯言に踊る」にて、成幸がうるかのポニーテールを「可愛い」と褒めたのを意識し、翌日ポニーテールにしてきてさりげなく成幸にアピールするシーンが象徴的ですが、「絶対に好きになんてなるはずがない」と戒めつつも気持ちが抑えきれない……そんな慎ましさが、彼女の人気を支えていると思われます。
あと、慎ましやかな胸を気にしているところも可愛いと評判です。

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