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13

Mar

【ぼくたちは勉強ができない】古橋文乃という一歩引いたポジションの人気ヒロイン

出展 : ©筒井大志/集英社・ぼくたちは勉強ができない製作委員会 : TVアニメ「ぼくたちは勉強ができない」公式サイト

2019年4月より放送開始のアニメ『ぼくたちは勉強ができない』に登場するヒロインの1人・古橋文乃についてまとめました!
他のヒロインから一歩引いたところで主人公・唯我成幸への想いを募らせる「文学の森の眠り姫」の魅力に迫ります!

古橋文乃(ふるはし ふみの)キャラクター概要

出展 : ©筒井大志/集英社・ぼくたちは勉強ができない製作委員会 : TVアニメ「ぼくたちは勉強ができない」公式サイト

『ぼくたちは勉強ができない』に登場するヒロインの1人。
モデル並に恵まれた容姿で、左目の下のホクロとカチューシャが特徴。
髪型は基本的にロングヘアーですが、時折変化をつけています。

主人公・唯我成幸(ゆいが なりゆき)と同じ一ノ瀬学園に通う高校3年生で、彼の所属するB組ではなく3年A組の生徒。
“文学の森の眠り姫”と称されるほど文系に強く、現代文・古文・漢文すべてで高得点をマークし、小論文を書かせればあまりの論理展開の美しさに担当教師が感動するなど全く隙なし。
反面、理系に関しては壊滅的で、数式を見ると頭が真っ白になり眠気に襲われるなど、脳が拒絶反応を示しているようです。

にもかかわらず、幼い頃に亡くした母親の影響から星に関わって生きていきたいと希望しており、天文学を学ぶべく理系の大学を志望
理系が得意なのに文系の道を希望する“機械仕掛けの親指姫”こと緒方理珠(おがた りず)と共に、成幸から勉強を見てもらうことになり、志望科目の学力アップおよび志望大学への合格を目指して日々勉学に励んでいます。

性格は穏やかで礼儀正しく争いは好まないタイプ。
他人の心を読むことに長けており、そのせいで様々な気苦労を強いられています。
一方で悪気なく核心を突いたり辛辣な物言いで成幸のハートを軽く抉るなど、社交性にやや難有りなところがあるようです。

理系の問題の他にも、「手先が不器用で料理が不得手」「威圧的な男性が苦手」「慎ましやかな胸」など、幾つかのコンプレックスを抱えています。
特に胸に関しては指摘されると露骨に落ち込んだり不機嫌になったりと、やや過敏に反応してしまう模様。

担当声優は白石晴香(しらいし はるか)

文系ならではの「無関心」と「毒舌」

出展 : Amazon.co.jp

物語冒頭、主人公の成幸は大学進学に関する費用全てを免除される特別VIP推薦の獲得条件として、文乃と理珠の教育係として彼女たちを志望大学に合格させることを学園長から命じられます。
そこで文乃は彼と接点と持つことになるのですが……この時点で両者は初対面ではなく、所属クラスは違うものの文系授業において隣同士でした。
文系の成績で自分を上回っている文乃にライバル心を抱いていた成幸は、彼女の存在を強く意識していたのです。

一方の文乃はいうと、教育係となった成幸を「初対面の同級生」呼ばわりするなど、全く認識していなかった模様。
成幸も「意外と辛辣」と凹んでいましたが……この件は彼女に悪気があった訳でも、見下していて眼中になかった訳でもありません。
そうならざるを得ない理由があったと推察できます。

文系のテストは、文章のポイントとなる箇所や作者の意図を的確に見抜き、正解を導き出す必要があります。
この分野で天才的な才能を発揮する文乃は洞察力に長けており、だからこそ人の心の機微を読むことが得意なのです。
そしてこのことが、成幸を認識していなかった理由と思われます。

優れた洞察力と観察眼を持った人間は、ちょっとしたズレや粗に対し殊に気が付いてしまい、必要以上に気疲れしてしまいます。
恐らく文乃も例外ではなく、常人よりも多くの情報を拾ってしまい、それによって気苦労が生じてしまうのです。
彼女は授業中に居眠りをしていますが、日常の中で無意識の内に疲労が蓄積していると考えられます。

よって、出来るだけ他人に興味を持たないよう自己防衛に徹している……という見方もできるのです。

また、文乃には毒舌家の一面があります。
普段は礼儀正しく、どちらかというと遜るタイプの彼女ですが、成幸の言動に問題があると判断した際には辛辣な言葉と表情で彼を責めます。
これは相手が成幸の時に限らないので、彼女の持つ性質と解釈できます。

この辛辣さも、文系の天才だからこそ出てきてしまう悪癖と言えます。

文系の人は、言葉に関する影響力をとても重要視します。
「このシチュエーションではこうするべきだ」という理路整然とした行動を好む理系とは対照的に、文系は状況分析よりも自己の発信力に重きを置くのです。
そのため、相手を責める時には遠慮してオブラートに包むよりも、自分の感情に素直な剥き出しの言葉の方がより成果を得られるという思考に傾きます。

文乃の辛辣な物言いは、この文系ならではの直感的な性質に起因するものと思われます。

ただし、彼女は決して独りよがりな人間ではありません。
自分の毒舌が他人(主に成幸)を傷つけていることは作中でちゃんと反省し、徐々に心の中で留めるようになります。

「文学少女は大人しくて落ち着いている」というパブリックイメージがありますが、それは必ずしも文系の本質ではありません。
その点、文乃はリアルな文系らしさが見える性格と言えます。

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