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幼馴染の恋愛事情を徹底検証! 漫画・アニメでメインヒロインになれなくなったのは何故か?

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出展 : Amazon.co.jp

かつて漫画・アニメの世界ではメインヒロインの王道とも言える属性だった幼馴染ですが、現在は「負けヒロイン」の代名詞になってしまっています。
そこで今回、一体いつからそうなったのか、何故そうなったのかを徹底検証します!

幼馴染がメインヒロインだった時代

出展 : Amazon.co.jp

今でこそ負けヒロインになることが多い幼馴染ですが、昔はメインヒロインが幼馴染というケースが非常に多く、むしろ勝ち組の属性でした。

代表的なのが、1980年代に大旋風を巻き起こした『タッチ』朝倉南(あさくら みなみ)ですね。
『タッチ』という作品自体が社会現象級の大ヒット作品ですが、朝倉南というヒロインはアニメの枠さえも飛び越え、夕方のニュース番組に「南ちゃんを探せ!」というコーナーが常設されるなど、当時の「可愛い女の子」の代名詞的存在にまでなりました。
当時まだそこまでメジャーな競技ではなかった新体操も、彼女が作中でやっていた影響で飛躍的に知名度が上昇したと言われています。

この朝倉南の圧倒的知名度もあり、ヒロインといえば幼馴染という時期がしばらく続きます。
特に『タッチ』を連載していた週刊少年サンデーはその傾向が強く、『帯をギュッとね!』『うしおととら』『俺たちのフィールド』『モンキーターン』『MAJOR』など、幼馴染ヒロインが登場する人気作が多数輩出されました。
『名探偵コナン』毛利蘭(もうり らん)もその1人ですね。

また、バトルものなどの恋愛にあまり重きを置かない作品で、主人公のパートナー的ポジションに幼馴染を配置するケースも目立ちました。
『幽☆遊☆白書』雪村螢子(ゆきむら けいこ)『金田一少年の事件簿』七瀬美雪(ななせ みゆき)などがそうです。

『機動戦艦ナデシコ』ミスマル・ユリカのように、複数のヒロインが登場する作品で本妻の座をゲットする幼馴染も少なくありませんでした。

そして、この時期の幼馴染属性の求心力を顕著に表しているのが『シュート!』という作品です。
1990年~2003年に週刊少年マガジンで連載された大ヒット漫画で、『蒼き伝説 シュート!』というタイトルでアニメ化も果たしています。

この『シュート!』のヒロイン・遠藤一美(えんどう かずみ)は、原作では高校に入学して初めて主人公たちと知り合います
しかしアニメではその設定が変更され、主人公たちの幼馴染となっていました。
このような変更が行われるくらい、幼馴染ブランドの求心力は凄かったのでしょう。

それは漫画やアニメだけでなく、ゲームにも現われています。

『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』では、主人公の幼馴染のビアンカ、成長してから知り合いになるフローラという2人の結婚対象となるヒロインがいますが、堀井雄二さん曰く「ほとんどの人がビアンカを選ぶだろうと思ってつくった」とのこと。
まさに勝ちヒロインそのものです。
『ファイナルファンタジーVII』にも、主人公・クラウドの幼馴染のティファ、作中で知り合いになるエアリスという2人のヒロインがいますが、最後までクラウドに寄り添うのはティファの方でした。

この二大国民的RPGの影響もあって、幼馴染はメインヒロインという印象がかなり強かったのではないでしょうか。

しかしその一方で、当時から既に読者、視聴者、ゲームユーザーからの幼馴染への風当たりは強くなっていたと思われます。
幼馴染ヒロインは作品が開始した時点で主人公への好感度がMAXになっているため、「好きになる過程」がほとんど描かれません
恋愛作品が好きな人の多くは恋愛の過程を楽しむので、その点で幼馴染ヒロインは物足りないと感じる人は多いのではないでしょうか。

また、幼馴染が置物と化している作品も目立ちます。
一応ヒロイン枠にはいるもののメインストーリーにはあまり絡まず、他のストーリーに絡んでくるヒロインの方が魅力的に映る……というパターンです。
この場合、「幼馴染」という関係性のみでメインヒロインの座にいるものの、作品内における存在意義はあまり発揮できず、その割に優遇されるため読者や視聴者から嫌われてしまうことも少なくありません。

このような「制作側からは優遇され、読者・視聴者側からは好まれない」状況が長く続いたことで、2000年代に入り漫画ファンやアニメファンの幼馴染離れが顕著になっていきます。

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