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【東京喰種】残酷な世界が私たちに教えてくれた「生きる尊さ」について

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出展 : Amazon.co.jp

『東京喰種』は単なるバトルアニメではありません。
生きることの重みや尊さについて私達に語りかけてくれる作品です。
今回は、主人公である金木研の覚醒までを追ったアニメ第一期。そこで描かれる東京喰種の世界観やストーリーが私たちに教えてくれること、キャラクターの生き様から読み取れることまで掘り下げてお伝えします。
ぜひ最後までご覧ください。

『東京喰種』とは

『東京喰種』とは石田スイ先生原作の漫画作品で、2011年からヤングジャンプで連載を開始し2014年には待望のアニメ化を果たすなど、若者を中心に人気を博しています。
独特のダークさを持つ世界観、個性を放つ魅力的なキャラ、緻密で手に汗握るストーリー展開が読者の心を掴んで離さない歴とした名作です。
2つの種族「人間」「喰種(グール)」がともに暮らす東京が舞台となり、繰り広げられる両種族の争い、それに翻弄される人間や喰種の生活を克明に描き出しています。
なにより特徴的なのは喰種の設定
人間を食べずには生きていけず、人間と同じ食べ物を食べても消化できずに吐き出してしまう、加えて容姿は人間と変わらない……という、面白くならざるを得ない設定の数々。
人間側も、自分たちを身体能力で大きく凌駕する喰種に立ち向かうためにクインケと呼ばれる武器を開発し、喰種対策の機関を立ち上げて抵抗を行います。
人間にとっては、隣りにいる人間が喰種なのか人間なのか判別が付きません
さらに、自分たちは捕食対象。圧倒的に不利な状況下に置かれながら天敵である喰種を憎む人間と、喰種に生まれたことを悔みながら人間に擬態し続ける喰種の生活が克明に描き出されます。
両者が拮抗しながらもなんとかバランスを取ってきた東京の街に、一人のある異質な存在が紛れ込みます。
憎み合う両者の狭間に立たされた主人公、金木研です。
彼が、東京の一角にある喫茶店、あんていくの門をたたくところから物語は急激に加速していくのです。

金木研とはどのような存在か

もとは人間だった金木ですが、喰種とともに巻き込まれた事故の治療のせいで、身体の中に喰種の細胞が混ざってしまいます。
結果、人間と喰種のハーフという不安定な存在になりながらも一命をとりとめます。
とはいえ、もう人間のような食事はできません。身体はすでに喰種になってしまっているのです。
人間を食べなければ死んでしまうし、再生能力や身体能力も人間のそれではありません。
「人間の気持ちを持った喰種」として、ひとり東京に放り出された金木。
作中には両親を殺された幼い喰種や、喰種に家族を喰われた人間など、様々な悲しい過去を持つ登場人物が現れますが、金木だけはどちらの気持ちも理解できる稀有な存在として、誰にもわからない苦悩を一人で抱えて生きていくことになります。
人間は喰種を恨み、喰種は人間を恨むことで、自分の精神を保っています。恨みの対象がいるだけでも、ある意味「救い」と言えるでしょう。
しかし金木はその「救い」を持つことができません。自分に降りかかる悲劇の数々を人間のせいにも、喰種のせいにもできないのです。初めこそ人間としての意識が強かった彼ですが、喰種の生活に触れていくうちに喰種の優しさや在りように気づいていきます。喰種に生まれたくて生まれた者なんて、本当はいないのだと。
そして作中で唯一、この世界の在り方そのものに疑問をいだく存在として、自分の使命に気づきます。
喰種を排除する捜査官である亜門と対峙した際に投げられた「この世界を歪めているのはお前ら喰種だ」という言葉を受け、金木はしっかりと自覚するのです。
人間には喰種の気持ちがわからないし、喰種にも人間の気持ちはわからない。
その狭間に立っている自分にしかできないことをなす必要があるのだ、と。
もともと優柔不断で絵に描いたような文学少年だった金木は、この気付きを経て、少しずつ自己を確立していきます。過酷な運命に抗うための力を、哲学を欲するようになるのです。

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