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【五等分の花嫁】一花の魅力を徹底検証! 暴走の原因は愛に飢えてるから?

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長女は愛に飢えている?「暴走」も魅力に転換

出展 : ©春場ねぎ・講談社/「五等分の花嫁」製作委員会 : TVアニメ「五等分の花嫁」公式ホームページ|TBSテレビ

前述したような一花のお姉さん気質は、彼女の責任感や献身性を示す魅力的な一面ですが、同時に大きな問題を孕んでもいます。
自分の気持ちを抑制しなければならないため、どうしても心の中に色んな鬱憤を溜め込んでしまうところです。

中野家は母親を早くに亡くし、父親も多忙のためほとんど娘と接することができずにいたため、長女である一花には精神的に甘えられる相手がずっといなかったことが推察されます。
加えて、女優の道を目指してからは慣れない仕事をこなしつつ学校に通っていた訳ですから、その負担はかなりのものでしょう。

生まれてからずっと長女として育ち、学生の身でありながら仕事をしている一花は、精神年齢に関しては他の五つ子よりも確実に上と思われます。
それでも、まだ彼女は十代。
何事でも達観できるほど心が安定しているはずもなく、人知れずストレスを溜め込んでいることは想像に難くありません。

そんな一花が初めて手に入れた心の安寧が、風太郎への恋心だったのではないでしょうか。

連載が進むにつれ、一花の風太郎への想いはより強く、より激しくなっています。
長女の立場に徹していた時には決して出せなかったであろう独占欲も、次第に肥大していきます。

そういった中で起こったのが、第74話「変化球勝負」における一花の暴走です。

この回で、一花は風太郎が「三玖の変装をノーヒントで見破った」ことを知り、自分のいないところで妹たちと彼の仲が進展していると実感します。
自分以外の誰かに風太郎が取られてしまう……と、強い焦りや危機感、そして嫉妬心を覚えたようです。
その結果、一花は三玖の姿に変装した状態で(変装自体は別の理由でしたものですが)、風太郎に「一花 フータローのこと好きだよ」「凄くお似合いだと思う」「私 応援するね」と告げてしまいます。

これは、三玖に応援させることで「三玖は風太郎には気がない」と印象付けつつ、三玖に化けて自分の好意を間接的に示すという、あまり印象の良くない行動です。
読者によっては「闇堕ちした」と感じた人もいるでしょう。
実際、タイトルの「変化球勝負」の通り、一花が正攻法からは程遠い方法で風太郎争奪戦を戦うと決めたのは間違いありません。

ただし、この一花の暴走には、こうならざるを得なかった理由があります。
三玖の変装の件や自分が遅れを取っているかもという焦りは、きっかけに過ぎません。

長女の役割をずっと担ってきた一花は、愛に飢えていたと思われます。
常に自己犠牲を厭わず、長女の責任を胸に生きてきたことで誰にも甘えられなかった彼女にとって、初めて甘えられる相手になり得る風太郎は、彼がいなければ自分が保てなくなるくらい絶対的な存在になりつつあるのではないでしょうか。

加えて、彼女はなまじ冷静な目を持っているため、風太郎の自分に対する態度や妹たちとの進展具合、夢を追いながら恋も追いかけなければならない現状を総合的に見て、自分が不利な立場にいると痛感してしまったのでしょう。
だからこそ、自分の想いをぶつけるだけでは勝てないと判断し、なりふり構わず「変化球勝負」に出たのではないでしょうか。

一花の暴走は、彼女のキャラ付けや物語のテコ入れといったものではありません。
蓄積した負担、強すぎる風太郎への想い、そして長女として培った客観的視点によって、起こるべくして起こった事件なのです。

これによって一花は正統派ヒロインとは言えない立ち位置になりましたが、却って他の四人との差別化に成功しましたし、長女ならではの苦悩や生き様も浮き彫りになり、より魅力がわかりやすくなったと言えます。

まとめ

一花がヤンデレっぽく描かれた74話ですが、彼女は決して病んでしまった訳ではなく、覚悟を決めて茨の道を選んだように思えます。
その決断が良い結果に繋がるかどうかはわかりませんが、これまで彼女が人知れず苦労してきたことと思えば思うほど、報われて欲しいと願うばかりです。

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