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28

Feb

【サイレントヒル】実写映画のあらすじや設定をネタバレ解説でまとめてみた

映画『サイレントヒル』の解説

出展 : Amazon.co.jp

原作の大ファンであるという監督の強いこだわりが功を奏し、原作ゲームファンからは高い評価を受けている本作。
しかし、「ゲームをやったことがない」という人の中には、ホラー映画としての完成度の高さを評価しつつも「ストーリーや設定が複雑で分かりにくかった」という意見もあるようです。
ここでは、映画の中の分かりにくいとされているポイントをいくつかネタバレ解説していきます。

アレッサの正体は?①

妊娠したものの父親が不明ということが理由でサイレントヒルの住民から「魔女」と呼ばれ蔑まれていたダリア
その娘であるアレッサ「魔女の子」と呼ばれ、子供たちによるいじめの対象となっていました。
アレッサはかつてサイレントヒルで起こった火事により死亡したとされていましたが、実際はクリスタベラ率いる教団に「魔女」と認定され、生きたまま火炙りにされるという惨い仕打ちを受けていたのです。
ダリアの通報で駆け付けた警部の手で病院に運ばれ一命を取り留めますが、全身にひどい火傷を負い身動きの取れない状態で入院生活を送ることになりました。

アレッサの正体は?②

痛みと苦しみに苛まれ続け、憎しみがつのったアレッサは「ダークアレッサ」という存在を生み出し、現実から遮断した異世界のサイレントヒルを作り上げます。
終盤でローズと融合したのはこのダークアレッサであり、シャロンはダークアレッサが生まれる際に切り離されたアレッサの「善の部分」が分かれ転生した存在ということになります。

異形のクリーチャーの正体は?

異世界のサイレントヒルに登場するクリーチャーたちは、「アレッサの憎悪や悪夢の具現」です。例えば、目に有刺鉄線が巻かれ足を拘束された男性型クリーチャー「ジャニター」は、アレッサを虐待していた小学校の清掃員「コリン」の死体が変貌したもの。
これは虐待されたアレッサが受けた仕打ちが形になった(=恐怖の具現)か、罰を与えたい心が形になった(=憎悪の具現)ものと考えられます。
このように、原作ゲームと同じくクリーチャー毎に細かい設定が付けられています。

どこまでが現実だったの?

クリストファーが訪れたのが現実のサイレントヒル、既に住民はおらず廃虚と化した町です。
ローズやシビルが迷い込んだ「灰と霧に包まれた町」「血と錆に変化した町」が異世界となっています。

ラストシーンはどういう意味?

ラストシーンの解釈はいくつか存在しましたが、続編である『サイレントヒル リベレーション』で成長し父の元に戻ったシャロンが登場したことから「アレッサの意志により二人とも異世界に囚われたままだった」ということが判明しました。

まとめ

以上、映画『サイレントヒル』のあらすじとネタバレ解説でした。大人気クリーチャー「三角様」ことレッドピラミッドシンクやナースの登場、人の業を浮き彫りにした残酷で哀しいストーリーなど、原作ファンなら思わずうなずいてしまうような演出もたくさんあります。ゲーム原作の実写映画として非常に完成度が高い本作を、ぜひ楽しんでみてください!

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