未来少年コナン

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NHKで1978年に放送された、日本アニメーションおよびオープロダクション制作・宮崎駿監督によるアニメ作品。
原作はアレグザンダー・ケイによるSF小説『残された人々』。
1979年に総集編の劇場公開が行われています。

本作の舞台は、放送当時遠い未来だった2028年、核兵器以上の威力を持った「超磁力兵器」によって多くの都市が海中に没した世界。
「のこされ島」と呼ばれる孤島で暮らす12歳の少年・コナンが、科学者の娘・ラナを魔の手から救うため奮闘する姿を描いた冒険譚です。

ポストアポカリプス、超能力‎、未来史などのSF要素が詰まった宮崎監督の出世作。
本作の続編として「海底世界一周（未来少年コナン2）」の企画が立ち上げられ、宮崎監督がプロットを制作したものの企画は頓挫し、その没になったプロットを元にスタジオジブリで制作されたのが『天空の城ラピュタ』で、その後「海底世界一周」をNHKが再度企画し『ふしぎの海のナディア』が生まれたと言われています。

宇宙戦艦ヤマト

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1974年～1975年に1期、1978年～1979年に2期、1980年～1981年3期が放送された、オフィス・アカデミー制作、松本零士監督らによるアニメ作品。
劇場アニメは4作制作されました。
その後、何度かの復活宣言と頓挫が繰り返され、2009年ついに『宇宙戦艦ヤマト 復活篇』を劇場公開。
以降シリーズ化し、『宇宙戦艦ヤマト2199』『宇宙戦艦ヤマト2202』が制作・発表されています。

舞台は2199年の宇宙。
異星人国家・ガミラス帝国の侵略を受け人類滅亡寸前まで追い詰められた地球が、人類最後の希望として宇宙戦艦「ヤマト」をイスカンダル星へ向かわせる……というお話です。

スペースオペラの代表格にして、日本のSFアニメの頂点と言われています。

科学忍者隊ガッチャマン

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1972年～1974年に1期、1978年～1979年に2期、1979年～1980年に3期が放送された、タツノコプロ制作によるアニメ作品。
原作者はタツノコプロの設立者で初代社長の吉田竜夫さんです。
2013年および2015年に現代版としてリブートした『ガッチャマン クラウズ』が放送されました。

地球征服を狙う謎の秘密結社「ギャラクター」に対抗するために結成された特殊部隊「科学忍者隊」の5人の活躍を描いたヒーローアクション。
戦隊アニメの代表格ですね。

科学忍者隊という名前の通り、SFらしさを前面に出した世界観と設定で、当時爆発的な人気を誇るアニメとなりました。

鉄腕アトム

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1963年～1966年に放送された虫プロダクション制作のアニメ作品。
原作は少年マンガ雑誌「少年」で手塚治虫先生が連載していた同名のマンガ作品です。
1980年～1981年にリブート作であるカラー版、2003年～2004年にはリメイク作『ASTRO BOY 鉄腕アトム』が放送されました。

人間らしい感情を持ったロボット・アトムを主人公とした物語。
日本初の連続アニメであり、テレビアニメの出発点となった作品です。

ロボットアニメとしても日本初。
日本のSFアニメの原点とも言える作品で、最も歴史的価値の高いアニメと言えるでしょう。

まとめ

あらゆるアニメジャンルの中でも、SFアニメはもしかしたら一番広義のジャンルかもしれません。
それだけにSFアニメとされる作品は膨大な数あって、それだけ比較対象も多くファンの目も厳しいので、その中で人気作となるのはとても困難です。
つまり、今回ピックアップした有名なSFアニメはとてつもなく厳しい競争を勝ち抜いたエリート集団なのです！
観たことない作品があったら、ぜひ一度チェックしてみてください！