涼宮ハルヒの憂鬱

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2006年春に1期、2009年春～夏に2期が放送された、京都アニメーション制作・石原立也監督によるアニメ作品。
原作は角川スニーカー文庫および角川つばさ文庫より谷川流先生（原作）、いとうのいぢ先生（イラスト）が刊行している同名のライトノベルです。
2010年には劇場版『涼宮ハルヒの消失』が公開されています。

本作の中心人物は、宇宙人、未来人、異世界人、超能力者の登場を渇望するエキセントリックな女子高生・涼宮ハルヒ（すずみや はるひ）。
“無自覚に世界に多大な影響を及ぼす”とされる彼女が、監視役である宇宙人の長門有希（ながと ゆき）、未来人の朝比奈みくる（あさひな みくる）、超能力者の古泉一樹（こいずみ いつき）を振り回しならが「SOS団」として活動する様子を、普通の男子高校生・キョンの視点で描いたお話です。

あらゆるSF要素が詰め込まれた総合タイプの学園SF作品です。

カウボーイビバップ

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1998年春に放送された、サンライズ制作・渡辺信一郎監督によるオリジナルアニメ作品です。
2001年には劇場版『カウボーイビバップ 天国の扉』が公開されています。

本作の舞台は2071年の宇宙。
賞金稼ぎのスパイク・スピーゲルをはじめとした、宇宙船「ビバップ号」で太陽系の惑星を旅するクルーたちの活躍を描いた粋で熱くてお洒落な物語です。

SFのサブジャンルである「スペースオペラ」という分野に属する作品です。

ふしぎの海のナディア

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NHKで1990年～1991年に放送された、東宝およびKORAD制作・庵野秀明監督によるアニメ作品で、ジュール・ヴェルヌによるSF小説『海底二万里』及び『神秘の島』を原案としています。
実質的なアニメ制作を行ったとされるガイナックスはアニメーション協力という形でクレジット表記されています。
1991年には続編を描いた劇場版が公開されました。

褐色の肌を持つ少女・ナディアと彼女に一目惚れしたフランス人の少年・ジャンが、ナディアの持つ宝石「ブルーウォーター」を巡る騒動に呑み込まれていく冒険活劇。
万能潜水艦「ノーチラス号」での旅が主に描かれています。

ノーチラス号の登場以降、SF要素がより濃くなっていきます。

うる星やつら

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1981年～1986年に放送された、長期のテレビシリーズです。
押井守監督、やまざきかずお監督が指揮を執り、スタジオぴえろおよびディーンが制作を行っています。
原作は週刊少年サンデーで高橋留美子先生が連載していたマンガ作品。
テレビアニメの他にも、劇場版が6作品、OVAが12作品それぞれ作られています。

宇宙からやって来た押しかけ女房のラムと、無類の女好きの高校生・諸星あたる（もろぼし あたる）と中心としたドタバタ劇。
登場人物のほとんどが奇人変人で構成されています。

SF要素は前半の方が濃く、後半はラブコメを中心にあらゆるジャンルを含有した日常モノとなっています。