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20

Feb

【ジョジョ】ディオについてまとめてみたッ!長きに渡るジョースターとの歴史【DIO】


ひとつの作品に悪役というものはつきもの。友情・努力・勝利をテーマにかかげたジャンプ作品では、特に悪役も輝きます。
今回は『ジョジョの奇妙な冒険』の名悪役、ディオについて徹底解説!主人公たちとの因縁と、その活躍についておさらいします。

部を超えた悪役、ディオ

出展 : Amazon.co.jp

独特のポージングとクセのあるセリフ、「人間讃歌」というテーマが大人気の作品、『ジョジョの奇妙な冒険』。この作品の悪役といえば、まずディオ(DIO)を思い浮かべる人も多いでしょう。
それもそのはず、ディオは作品のはじまりの第1部から、シリーズの一区切りである第6部まで一貫して重要な役割を担うキャラクターなのです。
今回はそのディオの生い立ちや活躍、また末路について解説していきます。

ディオの生い立ち

ディオことディオ・ブランドー。1867年頃に、イギリスの貧民街に生まれをもっています。
たぐいまれなる才能や美貌を持っていますが、非常に高いプライドと狡猾さも併せ持つ野心家でもあります。
ディオには身も心も醜い父親がおり、父の暴力によって幼い頃に母を亡くしています。
父への憎しみを募らせたディオは、父へ少しずつ毒をもりじわじわと弱らせ、最終的には殺害します。
しかし、父は死に際に「自分が死んだらジョースター家へ行け」という遺言をのこします。これがディオの人生を大きく変え、またジョースター家を、世界を揺るがす転機となるのです。

ディオが人間をやめるまで

ジョースター家は栄華を極めた貴族で、ジョナサン・ジョースターというディオと同い年頃の息子がいます。
ディオはこのジョースター家を乗っ取ることを目論み、あの手この手でジョナサンを陥れようとします。
このときのジョナサンとディオの攻防が、第1部序盤のストーリーとなっております。
このあと、ジョナサンの父であり、自分を引き取ってくれた恩人のジョージ・ジョースターを自らの父へおこなったのと同じように毒殺することを企てます。
しかしディオの企てを察知したジョナサンに証拠を掴まれ、あわや逮捕寸前まで追い込まれます。
そこでディオが取り出したのは、悪魔の力を持つ石仮面。以前偶然目にした石仮面の力を理解したディオは、ジョージの血を使いそのパワーを解放。
みなさんが一度は耳にしたことのあるであろうあのシーンになります。
「おれは人間をやめるぞ!ジョジョーーッ!!」

吸血鬼と化したディオ

石仮面は、人間の血を浴びせてから被ると、生命の根源なる力を解放することのできるもの。
人間が使うと、圧倒的パワーと不死身の体を持つ「吸血鬼」と化します。
吸血鬼となったディオはジョージを殺害し、ジョナサンと最初の対決をします。戦いの中ジョースター邸は火事で崩壊、ジョナサンは火の海へディオを落とし、対峙をした……と思われました。
しかし不死身の吸血鬼のパワーはこれに終わらず、次々と部下を増やしディオは復活します。
ジョナサンはゴロツキのスピードワゴン、吸血鬼へ対抗する力「波紋」を操るウィル・A・ツェペリと共にディオの討伐へ向かいます。
そして、それまでに数々の死闘を経て、ディオの元へたどり着いたジョナサン。
ウインドナイツ・ロットという小村にある館にて、ディオとジョナサンの最後の決闘が繰り広げられます。

ディオの最期

ウインドナイツ・ロットでの決闘に敗れたディオは、いよいよ最期を迎えた……と思われましたが、すんでのところで生存首だけの状態になって生きながらえます。
ジョナサンと妻・エリナの豪華客船での新婚旅行中に、棺から現れたディオは船を襲い、必殺技「空裂眼刺驚(スペースリパースティンギーアイズ)」でジョナサンに致命傷を与えます。
ディオはジョナサンの首から下のボディを乗っ取り、新たな肉体としようとしていたのです。
しかし、ジョナサンは機転により船の機関部を破壊。ディオの乗ってきた棺へエリナを逃し、ディオもろとも船を爆破します。
ディオの抵抗も虚しく、ジョナサンの策は成功。エリナと船で拾った子供、そしてエリナのお腹に宿った新たな命を残し、船は海の底へと消えて行きました。

ディオとジョナサン

ジョナサンとディオは、なんとも「奇妙な」関係です。
義理の家族であり、同じ家に暮らす身でありながらも、水面下では敵対していた。お世辞にも良いとは言えない関係でした。
しかし、家族として暮らしていたのも事実。またその敵対関係は、ライバルとしての友情になりそうで叶わなかった、どこか儚いとも表せるものがあります。
貴族で純粋、誇りの道をゆくジョナサンと、貧民でひねくれ者、野望の果てをゆくディオ。その対極関係も出来すぎているほど。
1部のラストシーンでのジョナサンのセリフが、この二人の関係すべてを表しているといっても過言ではないでしょう。
「ディオ…君のいうように ぼくらはやはりふたりでひとりだったのかもしれないな 奇妙な友情すら感じるよ…」

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