19
Feb
【小林さんちのメイドラゴン】アニメ2期が実現した理由を徹底検証! カンナとの再会を願ったファンのおかげ!?
出展 : Amazon.co.jp
2017年冬に放送された京都アニメーション制作『小林さんちのメイドラゴン』のテレビアニメ2期が決定したことについてまとめました!
円盤売上5000枚未満でも続編制作が決まったのは何故なのか、その理由について徹底検証します!
『小林さんちのメイドラゴン』概要(大分端折ってます)
出展 : Amazon.co.jp
『小林さんちのメイドラゴン』は2017年1月~4月に放送された、京都アニメーション制作によるテレビアニメです。
監督は『氷菓』『涼宮ハルヒの憂鬱(2期)』の武本康弘さん、シリーズ構成は『私に天使が舞い降りた!』の山田由香さん、キャラクターデザインは『甘城ブリリアントパーク』の門脇未来さんがそれぞれ担当。
原作は月刊アクションでクール教信者先生が連載しているマンガ作品です。
本作は、人間の女性とドラゴンの女性の出会いから始まる物語。
システムエンジニアを務める26歳独身女性・小林(こばやし)さんは、ある日酔っぱらって山中に迷い込んだ際、背中に剣を突き刺され瀕死の状態で人間界に逃げ延びたドラゴンのトールを発見します。
小林さんは酔った勢いでその剣を抜き、トールに「自分のとこに来てメイドをやって」と言い放ちます。
酔っていたためこの出来事自体を忘れていた小林さんでしたが……トールは彼女の言葉に従い、メイド服をまとった金髪巨乳美女の人間態となって小林さんの住むマンションに押しかけます。
当初は困惑のあまり追い返そうとした小林さんですが、トールの涙に罪悪感を覚え、メイドとして雇うことを決意。
かくして、人間とドラゴンが同居する新感覚日常コメディの幕開けとなりました。
ドラゴンであるトールは一瞬で部屋の物を全て消し去ったり、汚れのみを溶かす唾液が出したりすることができるため、掃除も洗濯もお手の物……と本人は思っていたようですが、人間の常識と折り合いが付くはずもなく、毎日がドタバタ劇。
それでも、自分を救ってくれた小林さんに心底惚れ込んだトールは、自分の尻尾を小林さんに食べて貰おうと画策するなど献身的に彼女に尽くそうとします。
そして、そんな2人の周辺は日に日に賑やかになっていきます。
トールの生存を知って、ドラゴンの住む異世界へ戻るよう懇願するためにやって来たものの、小林さんに懐きトールと共に同居することになった幼竜の“カンナ”ことカンナカムイ。
トールの友人で露出狂気味な雌ドラゴンの“ルコア”ことケツァルコアトル。
人間界の均衡を乱す存在になりかねないトールを連れ戻そうとやって来た調和勢の真面目ドラゴン・エルマ。
小林さんの同僚のオタク青年・滝谷真(たきや まこと)や、彼のゲーム仲間として同居する気難しい雄ドラゴン・ファフニール。
この作品は、そんな面々に囲まれた小林さんとメイドラゴン・トールの奇妙な日常が描かれた多幸感あふれるお話です。
円盤売上は平均3600枚(あとちょっと足りませんでしたね)
出展 : Amazon.co.jp
近年は『響け!ユーフォニアム』や『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』のようなシリアスな物語と大人びたキャラクターデザインの印象が強くなった京都アニメーションですが、メイドラゴンはデフォルメの強めな原作絵をベースにしており、内容もコメディ色の強い作品。
特に『らき☆すた』で京アニのファンになった人にとっては懐かしさを感じるアニメだったようで、放送中はとても好評でした。
一方で、Blu-ray・DVD(円盤)売上は1巻が約4200枚、全7巻の平均が3600枚と、2期ラインと言われる5000枚には少し及ばず。
京アニ作品の中では『たまこまーけっと』や『境界の彼方』とほぼ同じ売上です。
この両作品は劇場版の制作が行われたものの、テレビアニメ2期は制作されなかったため、メイドラゴンも2期は厳しいと思われていました。
しかし2019年2月12日発売の原作コミック第8巻の帯にて、2期制作決定が告知されたのです!
本作のファンにとっては嬉しいサプライズ。
そして同時に、アニメファンにとっては2期決定ラインの見直しを検討すべき機会となるニュースでした。
ここからは、何故メイドラゴンの2期制作が決まったのか、その要因を探っていきます!