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Feb
アニメ映画20選! 社会現象級のヒット作から伝説の名作までおすすめの映画をまとめてみた
出展 : ⓒTYPE-MOON・ufotable・FSNPC ⓒTYPE-MOON : 劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」 Ⅱ.lost butterfly
テレビアニメやOVAを遥かに凌駕するスケールとクオリティで制作され、数多くの名作を世に輩出してきたアニメ映画。
これまで公開されてきた全作品の中から、特に人気の高い作品を20作ピックアップしてみました!
ドラゴンボール超(スーパー)ブロリー
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2018年12月14日に公開された、東映/20世紀フォックス配給・東映アニメーション制作・長峯達也監督によるアニメ映画。
劇場版『ドラゴンボール』シリーズの第20弾作品で、原作者・鳥山明先生がキャラクターデザインおよび脚本を手がけています。
過去の劇場版に登場し、絶大な人気を誇った敵キャラクター「ブロリー」がタイトルにもなっている本作は、そのブロリーがリニューアルされて再登場。
更に悟空とベジータがフュージョンによって融合したゴジータも登場し、バトルシーンなど映像のクオリティも圧倒的で、オールドファンと『ドラゴンボール超』から入ったファンの双方が大満足の大作となりました。
興行収入も前作『復活の「F」』を大きく上回るペースで推移しており、シリーズ最高となる大ヒットを記録しています。
劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」
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2017年10月14日より公開を開始した全三章で構成される連作アニメ映画。
配給はアニプレックス、アニメーション制作はufotableが行っており、監督は『Fate/Zero』でキャラクターデザインを務めた須藤友徳さんが務めています。(キャラクターデザイン・総作画監督も兼任)
PCゲーム『Fate/stay night』を原作とし、スマートフォン向けゲーム『Fate/Grand Order』の世界的大ヒットで爆発的に普及したFateシリーズの劇場版第2弾。
原作で最も困難とされてきた「Heaven’s Feel(間桐桜ルート)」の映像化を実現した作品で、テレビシリーズ『Unlimited Blade Works』を上回る美麗な映像と、原作でも異色だったホラー感を見事に再現したことで多くのファンを唸らせ、非常に高い評価を得ています。
最終章となる第三章は2020年春公開予定。
この世界の片隅に
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2016年11月12日に公開された、東京テアトル配給・MAPPA制作・片渕須直監督によるアニメ映画。
こうの史代先生の同名マンガを原作としています。
第二次世界大戦真っ直中の時代を舞台に、広島・呉に嫁いだ北條すず(ほうじょう すず)の暮らしを描いた物語。
「戦争と広島」をテーマに描かれた作品で、重いテーマの中にも静かに光る希望を力強く描写した名作です。
当初は全国63館での公開でしたが、SNSによる口コミで評判が広がりジワジワと人気を拡大。
最終的には世界各国で上映され、ドイツの第24回シュトゥットガルト国際アニメーション映画祭で長編部門特別賞、フランスの第41回アヌシー国際アニメーション映画祭で長編部門審査員賞、アメリカのアニー賞で長編インディペンデント作品賞を受賞するなど、ワールドワイドな評価を獲得しました。
日本国内でも第40回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞をはじめ数多の賞を獲得し、稀に見る著名なアニメ映画となっています。
君の名は。
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2016年8月26日に公開された、新海誠監督によるアニメ映画。
配給は東宝、制作はコミックス・ウェーブ・フィルムが行っています。
新海監督にとって6作目となるオリジナル映画作品です。
東京に住む男子高校生・立花瀧(たちばな たき)と、飛騨の山奥で暮らしている女子高生・宮水三葉(みやみず みつは)の意識が入れ替わるという謎の現象と、1200年ぶりに地球へと接近する「ティアマト彗星」を巡る一連の出来事を描いた青春ストーリー。
それまでは芸術的表現に重きを置いていた新海監督がエンターテイメント性を強く打ち出した本作は、興行収入250億円を突破する歴史的ヒットを記録し、社会現象にもなりました。
岐阜県は本作の他にも『氷菓』『聲の形』『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』などで舞台になっており、毎年数多くのアニメファンが聖地巡礼に訪れているようです。
劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語
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2013年10月26日に公開された、東宝配給・シャフト制作によるアニメ映画。
オリジナルアニメとして2011年にテレビ放送された『魔法少女まどか☆マギカ』の劇場版三部作です。
新房昭之総監督および宮本幸裕監督の指揮のもと、テレビシリーズ同様に脚本を虚淵玄さん、キャラクター原案を蒼樹うめ先生が務めています。
テレビシリーズの総集編として『[前編] 始まりの物語』と『[後編] 永遠の物語』が公開され、その後に続編として本作が公開されました。
暁美ほむら(あけみ ほむら)のテレビシリーズでは明かされなかった一面、そして鹿目まどか(かなめ まどか)役の声優・悠木碧(ゆうき あおい)さんが上映イベントで語った「大どんでん返しに大どんでん返しを重ねた」という表現通りの展開に多くの観客が呆気にとられ、一度では全部理解できないとリピーターが続出した問題作です。
同時に、『魔法少女まどか☆マギカ』という2010年代を代表するアニメの区切りに相応しい超大作となっています。