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14

Feb

【けものフレンズ】アライさんが人気のフレンズになった理由を検証するのだ

出展 : Amazon.co.jp

『けものフレンズ』の登場フレンズの1人で、子供を中心に幅広い層から愛されている“アライさん”ことアライグマについてまとめました!
出番は決して多くなかったアライさんがどうして人気フレンズになれたのかを徹底検証します!

アライグマ キャラクター概要

出展 : Amazon.co.jp

『けものフレンズ』に登場する、ネコ目アライグマ科アライグマ属アライグマのフレンズ。
つぶらでありながらつり上がった目と、もふもふでしましまの尻尾が特徴的。
黒くて大きなリボンの付いた青色の服、黒のミニスカート、黒手袋、白タイツに身を包んでいます。

アニメ1期では、第1話「さばんなちほー」のCパートにて初登場。
相棒のフレンズ・フェネックと共に、自分が先に見つけた帽子を盗んだ(とアライさんが勝手に思い込んでいる)犯人を見つけ出そうと、帽子の持ち主であるかばんの足跡を追い続けます。

追跡中に様々なフレンズからかばんの功績を聞かされ、かばんに尊敬の念を抱くようになりますが、そのかばんと「帽子泥棒」が同一人物だと知るのは第11話「せるりあん」でかばんとサーバルに追いついてから。
その後、誤解が解けたことでかばんとは友好関係を築きます。

帽子泥棒の件からもわかるように、融通が利かず無鉄砲でとてもせっかちな性格
その反面とても素直な性格で、自分に非があるとわかればちゃんと謝罪し、凄いことをしたフレンズには尊敬の念を抱くなど、純粋な子供のような内面を持っています。

自己評価が高めで自信過剰なところがあり、かなりの天然。
同時に正義感が強く、優しさも持ち合わせています。

アニメ版の担当声優は小野早稀(おの さき)
ネクソン版ゲームの声優は大空直美(おおぞら なおみ)

アライさんは『けもフレ』を象徴するフレンズなのだ!

出展 : Amazon.co.jp

アライさんの魅力を一言で表すなら「けもフレそのもののフレンズ」です。
けもフレのキャラクターと言えば、主人公格のサーバルやかばんが印象深いですが、彼女たち以上にけもフレを象徴する存在なのがアライさんなのです。

けもフレは最初から人気作品だった訳ではありません。
当初メインコンテンツとして発足したネクソン版のスマホゲームは一定の登録者数こそ確保できたものの、発展するまでには及ばず、アニメ放送直前にサービスを終了しています。
スマホゲー原作のアニメ自体がなかなかヒットに恵まれないという背景もあり、放送前や1話放送直後の注目度はとても高いとは言えませんでした。

そんなけもフレが評価を得たのは、この作品が強烈な二面性を持っていると判明したことが大きかったと思われます。
当初は可愛いフレンズたちによるほのぼのしたお話という印象でしたが、第4話「さばくちほー」でフレンズたちが住むジャパリパークがかつて「人を楽しませるための施設」だったこと、現在は放棄されていること、昔は存在していた人類がいなくなってしまったことなどが判明し、闇のようなものを感じさせる設定が垣間見えました。
この光と闇のコントラストが、けもフレが飛躍した一因ではないでしょうか。

実はアライさんにも、そういう二面性があります。

アライさんは天然系の性格で、口調もまったり系かつ「~のだ」という独特な語尾が雰囲気を和らげる癒やし系
行動は常に直情的で、典型的なギャグ担当のキャラのように思えます。

しかし一方で、その外見はテンプレートの癒やし系キャラとは一線を画しています。
目つきも良いとは言えませんし、服装も黒が多く、明るい色彩ではありません。
これはアライグマの外見をモチーフとしていることに加え、アライグマの性質も組み込まれていると考えられます。

アライグマの外見はとても可愛く、人気の高い動物です。
しかしその反面、成獣になると外見のイメージとは裏腹に凶暴な性格になるのです。
アライさんの目がつり上がっているのは、この凶暴性を表現しているからと思われます。

性格に二面性がある訳ではありませんが、外見の中に光と闇を内在しているのがアライさんなのです。

また、アライさんはけもフレに欠かせない「子供らしさ」の象徴でもあります。

けもフレに登場するフレンズは、ある程度成長した人間の姿をしているものの、内面は大人の人間とはかなり違います。
動物の擬人化ならではの独特な思考回路と特性を持っていて、相手を欺いたり小賢しいことを考えるフレンズは皆無です。

相手の悪い部分に目を向けマウントを取るようなことは一際せず、問題があれば一緒になって解決方法を模索し、良いところは素直に褒めて尊敬する。
好奇心旺盛で、相手が余所者であっても優しく接し、自分をさらけ出す。
けもフレの人気は、そういった現代社会へのアンチテーゼ的な意味も含んだユートピア感が大きな要因の1つと言えるでしょう。

アライさんは、そんなけもフレの世界観をそのまま具現化したような存在なのです。

思い込んだら一直線で、自分が見つけた帽子をかばんに盗られたと思ったら迷わず奪い返しに行く。
基本的には意固地だけど、それが誤解だと納得したら素直に謝り、自分が凄いと思ったことには素直に感嘆の声をあげる。
そしてパークが危機に瀕しているとわかれば、率先して解決のために動こうとする。

このアライさんの性格と行動は、けもフレワールドを構築するユートピア感そのものなのです。

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