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21

Jan

ジブリランキング! 本当に人気の高いジブリアニメはどれ!?

8位:耳をすませば

出展 : Amazon.co.jp

1995年7月15日に公開された、近藤喜文監督による長編アニメ映画です。

近藤監督はジブリの二大監督である宮崎監督と高畑勲監督が取り合うほどの天才アニメーターで、次のスタジオジブリを担う人材と言われていたほど。
しかし47歳という若さで他界してしまい、その才能が監督として活かされた映画は本作だけとなってしまいました。

興行収入31.5億円、観客動員数208万人という結果は、アニメ映画としては申し分ないヒットですが、当時のジブリにおいては目立った数字ではありません
前年度に公開された『平成狸合戦ぽんぽこ』の方がヒットしていました。

しかしこの作品には、表面上の数字だけでは語れない大きな特徴があります。
それは、女性受けの良さです。

少女マンガを原作とし、また内容も「爽やかで初々しい恋愛物語」という他のジブリ作品とは明らかに一線を画したものになっているため、それまでジブリに興味を持っていなかった層に対し強い求心力を発揮する作品になりました。
ジブリ作品が老若男女から愛されるようになって久しいですが、「若」と「女」に関しては特に大きな貢献をしていると思われます。

視聴率も安定して高く、平均17%はナウシカと同等
2017年には14.5%をマークし、同年に放送されたラピュタを上回りました。
時代が変わっても色褪せることなく愛され続け、ネット上でも高い評価を得ている作品の1つです。

7位:ハウルの動く城

出展 : Amazon.co.jp

2004年11月20日に公開された長編アニメ映画です。
元々は『時をかける少女』『サマーウォーズ』の細田守監督が手がける予定でしたが、最終的には宮崎監督が指揮を執り制作されました。

興行収入196億円、観客動員数1500万人、ソフト出荷総数270万以上、テレビ初回放送視聴率32.9%という全部門でスペシャルな数字を記録した本作ですが、宮崎監督の前作があの『千と千尋の神隠し』だったことで、やや割を食った感があります。
「これだけの数字を記録したのは前作の大ヒットがあったから」という見方をどうしてもされてしまうからです。
また、当時60代の倍賞千恵子さんが主人公・ソフィーの声を老婆の姿だけでなく少女の姿の時にも務めたこと、ハウルをSMAPの木村拓哉さんが担当したことにも様々な意見が飛び交い、結果的に公開当時は内容以外の部分で騒がれすぎた感がありました。

その後、2011年発売のBlu-ray版、2014年発売のデジタルリマスター版DVDはセールス的にやや伸び悩み、2013年にはテレビ視聴率も11.8%にダウン
他のジブリ作品と比べると人気面では一枚落ちるという印象でした。

しかし2015年に行われた5回目の放送では15.5%にアップし、最新となる2018年の放送でも14.5%と高い数字をキープ
平均視聴率は18.7%で、2回以上放送されたジブリ作品の中では4位と好位置に付けています。

視聴率は裏番組の強さに左右される面もありますが、最新視聴率でラピュタやトトロを上回る数字を記録したことは大いに評価されるべきです。
ネット上での評価も上昇傾向にあり、話題性重視ともとれる公開時の空気にあまり良い印象を抱いていなかった人も、時間が経ったことであらためて本作を素直に楽しめているのかもしれませんね。

6位:魔女の宅急便

出展 : Amazon.co.jp

1989年7月29日に公開された、宮崎監督による長編アニメ映画です。

前年に公開した『となりのトトロ』が興行収入において赤字を出すなど不調に終わったことを受け、ジブリ的にも結構厳しい状況下で作られたと言われている作品ですね。
宮崎監督主導ではなく、映画プロダクションから立ち上がった企画をジブリが作るという、現在では考えられない形でのスタートでした。

脚本の交代など、完成までは紆余曲折あったようですが、結果として本作はジブリ初のヒット作となり、興行収入は36.5億円を記録。
1989年の年間3位に入り、日本産の映画では最大のヒットとなりました。

魔女っ娘モノは昔からアニメの定番としてたくさんの名作を生み出したジャンルですが、この『魔女の宅急便』は当時の魔女っ娘モノとは一線を画した内容で、魔法自体の存在感はかなり控えめ。
ストーリーは一貫して主人公・キキの成長物語として描かれており、キャッチーな題材でありながら確かなジブリらしさを感じることができます。

視聴率は非常に安定しており、1990年~2003年の間は常に20%前後を記録するなど、ナウシカ、トトロ、ラピュタと同等の人気を維持していました。
しかしその後は14%前後とやや後退し、2011年7月に行われた12回目の放送以降、しばらくテレビから姿を消すことになります。

そして2016年1月、実に4年半振りに放送されると18.8%という高視聴率をマーク
最新となる2018年1月5日の放送は12.5%でしたが、裏で人気特番が放送されていたことを考慮すれば決して悪くない数字で、まだまだ人気の高さは健在です。

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