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Dec

【エロマンガ先生】千寿ムラマサの本名は? 右手の包帯がアニメでスルーされた理由は? 売れっ子作家の魅力と謎に迫る! #エロマンガ先生

出展 : ©2016 伏見つかさ/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/EMP : エロマンガ先生 | アニメ公式サイト

『エロマンガ先生』のメインキャラクターの1人で、売れっ子ライトノベル作家の千寿ムラマサについてまとめました!
彼女の基本的な情報や魅力、そしてアニメ1期では語られなかった右手の指に巻かれていた包帯の秘密に迫ります!

千寿ムラマサ(せんじゅ むらまさ)キャラクター概要

出展 : Amazon.co.jp

『エロマンガ先生』に登場するサブヒロインの1人で、女子校「私立菜の花学園」に通うライトノベル作家。
おかっぱ黒髪で、古風な口調で話し、普段着として着物を着用しています。
年齢は14歳ながら、体の発育はかなり良好です。

代表作の「幻想妖刀伝」は累計発行部数1450万部を誇り、アニメ化も複数回達成するなど若くして大きな成功を手にした大先生。
しかし彼女自身はヒットを狙って書くことはなく、それどころか「自分の読みたい小説がないため自分で書いて満足を得る」というスタンス。
そのため、自身の作品がどんな評価を受けているのかは一切興味がありません。

浮世離れした生活をしており、携帯電話は所持しておらず、原稿はパソコンではなく原稿用紙に執筆する手書きスタイル。
本作の主な舞台である東京ではなく千葉県に在住しています。

千寿ムラマサはペンネームで、本名は梅園花(うめぞの はな)
ラノベ作家として正宗たちと接する時は破天荒な人物ですが、それ以外ではごく普通の中学生の模様。
親子関係も良好です。

アニメの担当声優は大西沙織(おおにし さおり)

玉砕の美学

出展 : ©2016 伏見つかさ/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/EMP : エロマンガ先生 | アニメ公式サイト

ムラマサが小説を書くようになったのは、主人公・和泉正宗(いずみ まさむね)がアマチュア時代に書いていたWeb小説を読み、彼の書くバトル小説の熱烈なファンになったのがきっかけ。
そのため作風は正宗と非常に似ており、しかもムラマサの方が爆発的に売れてしまったため、読者の間で「マサムネの上位互換」と言われることになります。
得意分野は正宗も得意としていたバトルもので、ラブコメに関しては面白いと感じたことがなかったようです。

そんな彼女が正宗と初めて直接会うことになったのは、出版社の前。
彼が同じラノベ作家の山田エルフ(やまだ えるふ)と共に担当編集を訪ね、新作を世に出して貰えるよう直談判する途中に出くわしました。

エルフ先生に同行を促されたムラマサは、彼女たちと共に正宗の担当編集の所へ移動することに。
そこで正宗が新作のラブコメの出版権を得るべく「ラノベ天下一武闘会」への参加を表明したため、彼にラブコメではなくバトルものを書いて欲しいムラマサは妨害を決意。
自らも参加を表明し、正宗との対決姿勢を露わにします。

前述の「上位互換」に関する正宗の日頃からの悪感情もあって、彼から敵対心を持たれてしまいますが……ムラマサにとって正宗は自分を唯一満足させてくれる大切な書き手
本心から敵対したいはずもなく、挑発的な態度も正宗を発憤させるためで、彼にバトル小説を書いて欲しい一心での行動でした。

その後正宗の自宅を訪れ、自身の心情を吐露し、ラノベ天下一武闘会を通して相互理解を深め、無事和解します。
正宗の作品だけでなく彼自身にも惹かれたムラマサは彼に告白しますが、正宗は義理の妹・和泉紗霧(いずみ さぎり)に恋心を抱いていたため玉砕してしまいました。

この原作2巻(アニメ6~7話)で描かれたエピソードをもって、通常ならばムラマサのサブヒロインとしての役割は終了です。
ラブコメにおいて告白は一つのゴールであり、そこに到達した以上はラブコメヒロインとしての役目は果たしたと言えます。
いわゆる「あがり」の状態です。

しかしムラマサはここで退場することなく、むしろここから本領を発揮します。
明確にフラれたにもかかわらず、その後にエルフ先生が企画した夏の取材&執筆合宿に「行き帰りの乗り物で正宗の隣に座らせる」という条件に釣られて同行。
他の参加メンバーが見ている中で「私は正宗君が大好きだ!」と白昼堂々と宣言するなど、終始デレデレ状態で正宗にアピールします。

その後も隙あらば和泉家に押しかけ、暴走気味に求愛し、原作10巻では正宗と自分をモデルにエッチな小説まで書いてしまう……等、やりたい放題。
ポンコツ属性も存分に披露し、その魅力を遺憾なく発揮しています。

フラれても諦めず、縋り付くように正宗を求め続けるムラマサの行動については賛否両論かもしれません。
中には「もういい加減諦めればいいのに」と思う読者・視聴者もいるでしょう。

ですが、この諦めの悪さこそがムラマサというヒロインの特性であり、『エロマンガ先生』の特色でもあります。

いわゆるハーレム系のラブコメディは優柔不断・鈍感・聴覚に難有りな主人公が態度を有耶無耶にしつつ各ヒロインと満遍なくイチャイチャするのが王道ですけど、『エロマンガ先生』の主人公である正宗は鈍感ではあるものの紗霧一筋
そうとわかりつつも正宗に対し積極的にアプローチするサブヒロインたちを魅力的に描いているところが、この作品の面白いところではないでしょうか。

ムラマサは特にその特徴が前面に出ているヒロインで、彼女の存在なくして本作は語れません。
一作品で二度がっつりフラれるヒロインは中々いませんし、そんな特攻ヒロインのムラマサがいるからこそ正宗の一途さ、エルフ先生の匙加減の絶妙さがより鮮明になっているのです。

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