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27

Nov

恋愛アニメ10選! 2010年代の名作をまとめてみた #あの花 #nagiasu #聲の形 #クズの本懐 #月がきれい #JB_anime #恋雨 #恋は雨上がりのように #tadakoi #ただこい

告白実行委員会~恋愛シリーズ~

出展 : Amazon.co.jp

2016年4月および12月に公開された、柳沢テツヤ監督・Qualia Animation制作によるアニメ映画。
HoneyWorksによるメディアミックスプロジェクトの一環として、音楽・小説・コミックと共に展開されました。
2017年11~12月には塚田拓郎監督・Lay-duce制作のテレビアニメ『いつだって僕らの恋は10センチだった。』の放送も行われています。

複数のカップルの恋愛事情を同時進行で描いた恋愛アニメ
1作目「ずっと前から好きでした。」は榎本夏樹(えのもと なつき)の幼なじみ・瀬戸口優(せとぐち ゆう)への片思い、恋に疎い早坂あかり(はやさか あかり)と彼女に恋しながら一歩を踏み出せない望月蒼太(もちづき そうた)の不器用な恋、一緒に登校する芹沢春輝(せりざわ はるき)と合田美桜(あいだ みおう)の「友達以上恋人未満」な関係……という3組の恋愛が描かれています。
2作目「好きになるその瞬間を。」彼らの妹や弟の恋愛事情、テレビアニメ版の「いつだって僕らの恋は10センチだった。」春輝と美桜をフィーチャーした物語となっています。

奇を衒った作品ではなく、恋愛アニメの王道中の王道
ストレートにキュンキュンしたい人、特に中高生には絶大な支持を得ている作品群です。

聲の形

出展 : Amazon.co.jp

2016年9月に公開された、山田尚子監督・京都アニメーション制作によるアニメ映画。
脚本を吉田玲子さん、キャラクターデザインを『氷菓』『リズと青い鳥』の西屋太志さんが担当しています。
原作は大今良時先生が別冊少年マガジンおよび週刊少年マガジンで2014年まで連載していた同名のマンガ作品です。

先天性聴覚障害により、補聴器をつけても声がほとんど聞き取れず、自ら言葉を発するのも困難な少女・西宮硝子(にしみや しょうこ)と、小学生時代に彼女をいじめたことでクラスメイトから断罪され、今度は自分がいじめられる対象となった石田将也(いしだ しょうや)の物語。
一時期はいじめを行っていたものの、その後は心を入れ替え手話まで覚えるなど献身的な姿勢を見せる将也に対し、硝子は好意を寄せるようになります。

設定の時点でかなりヘビーですが、内容も非常に重い物語です。
周囲からの心ない言動、無理解、伝わらない現実や暗い未来を前に、時期こそ異なるものの両者とも自死を考えるほどに追い詰められていきます
時に激しく衝突し、お互い傷付きながらも理解を深めていく硝子と将也の関係と恋を真摯に描ききった名作です。

原作は第80回週刊少年マガジン新人漫画賞の入選作品で、当初は慣例通りマガジンSPECIALに掲載される予定でしたが、障害を持つ女子へのいじめを扱うというセンセーショナルな内容が編集部内で物議を醸し、一時は掲載を見送っていました。
しかしその後、同作者による別作品(マルドゥック・スクランブル)が人気作となったことで、あらためて聲の形の掲載を検討することになり、講談社の法務部、弁護士、全日本ろうあ連盟と協議を重ねた結果、別冊少年マガジンに掲載されることになった……という経緯があります。

掲載時の反響は凄まじく、別冊少年マガジンどころか日本を代表するマンガ『進撃の巨人』さえも凌駕しアンケート1位を獲得。
その後一度読み切りを挟み、週刊少年マガジンで連載されることになり、多くの読者の心に残る作品となりました。

京アニが制作したアニメ版は、その衝撃的な内容を一切薄めず、映像美を添えて送り出した作品です。
どうしても「いじめ」「障害」に目が行きがちですが、本作の真髄は人と人とのぶつかり合いであり、人と人との絆です。

クズの本懐

出展 : Amazon.co.jp

2017年冬に放送された、安藤正臣監督・Lerche制作によるテレビアニメ。
シリーズ構成を『結城友奈は勇者である』『この素晴らしい世界に祝福を!』の上江洲誠さん、キャラクターデザインを『あそびあそばせ』の黒澤桂子さんが担当しています。
原作は横槍メンゴ先生が月刊ビッグガンガンで2017年まで連載していた同名のマンガ作品です。

安楽岡花火(やすらおか はなび)粟屋麦(あわや むぎ)は、お互い別に好きな相手がいる仮面カップル
そんな2人を中心とした、ちょっぴり生々しく背徳的な恋愛事情を描いた物語です。

恋愛アニメの多くは恋愛を美しく描きますが、本作は人間の歪みやドロドロした部分にスポットを当てています。
過激な描写が多く、アニメ版においても多少の変更はあれどしっかり描いており、他の恋愛アニメとは一線を画した作品になっています。
キラキラした青春、キュンキュンする恋愛ストーリーだけが恋愛アニメではないと気付かせてくれる、ちょっとやさぐれた物語です。

ただし、決してドロドロだけではないのもこの作品の特徴。
花火が想いを寄せる担任教師の鐘井鳴海(かない なるみ)はピュアな男性ですし、自身を最可(最も可愛いの略)と呼ばせている鴎端のり子(かもめばた のりこ)も麦への無垢な愛情を精一杯表現しています。
逆に主人公カップルさえも霞むほどクズな皆川茜(みながわ あかね)もいて、登場人物の振り幅がかなり広い作品です。

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