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21

Nov

ヤンデレキャラ10選! 最狂のヒロインは一体誰?

出展 : Amazon.co.jp

歪んだ愛情と危険思考に基づいた奇行の数々で、視聴者に絶大なインパクトを与えるヤンデレヒロイン。
その中でも特に知名度の高いキャラクターを10名チョイスし、彼女たちの病み具合とデレ具合について徹底検証してみました!

千石撫子(せんごく なでこ)

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西尾維新先生(著作)、VOFAN先生(イラスト)が手がけるノベル『〈物語〉シリーズ』およびそのアニメ作品に登場するヒロインです。
シリーズ1作目「化物語」より登場します。
担当声優は花澤香菜(はなざわ かな)

主人公の阿良々木暦(あららぎ こよみ)に懐いており、「暦お兄ちゃん」と呼ぶ女子中学生。
クラスメイトの女子が、意中の男子を撫子が振ったことへの逆恨みで撫子に「おまじない」をかけ、それが原因で“蛇に巻き憑かれた少女”となってしまいます。

化物語のエピソード「なでこスネイク」では典型的な妹キャラで、引っ込み思案な少女でした。
それでも暦をどうにか振り向かせようと、「偽物語」では暦をツイスターゲームに誘ったりするなど大胆な行動に出ます。

この時点までは恋する健気な女の子だったのですが……その後「囮物語」のエピソード「なでこメドゥーサ」暦が戦場ヶ原ひたぎ(せんじょうがはら ひたぎ)と付き合っていることを悟り、状況は一変。
精神的に不安定になった撫子はひたぎが亡き者となるようにと神社にお参りするなど、一気にヤンデレ化を始めます。

そして別件でも問題が生じ、ストレスが限界を突破したことで自ら怪異「蛇神」と変貌。
ひたぎだけでなく忍野忍(おしの しのぶ)、そして忍を助けようとした暦にまで殺意を向けます。

これらの流れだけを見ると「憧れていた男を他の女に取られて発狂した哀れな女子」ですが……『恋物語』における貝木泥舟(かいき でいしゅう)の所見によると、撫子は「その可愛さ故に甘やかされ、それに自分も甘え続けた未熟な女の子」
暦に殺意を向けるのも、「好きだから殺す(ヤンデレ的思考)」ではなく「嫌いだから殺す(自分を選ばなかったから)」のだろうと指摘されます。

こういった展開から、読者および視聴者の中には「最初から撫子は暦を好きでもなんでもなく、単に『身近な年上の男に憧れる可愛い自分』を演じていただけ」と解釈をする人もいました。

しかしその後『撫物語』において、彼女の複雑な内情が「4人の自分」という風変わりな独白によって赤裸々に明かされています。
暦への好意は確かにあった、けれどなくなってしまったのです。

撫子がヤンデレか否かは「デレ」の部分があったのかどうかによって解釈が分かれるところでしたが、デレ要素は確実にあったので、ヤンデレと見なすことができます。
ただしその好意、そして暴走は精神的に未熟だったことに起因するため、どちらも弱いと言わざるを得ないでしょう。

病み度:★
デレ度:★★

園崎詩音(そのざき しおん)

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『ひぐらしのなく頃に』の登場キャラクターで、園崎魅音(そのざき みおん)の双子の妹。
「目明し編」では彼女が物語の中心になっています。
担当声優は雪野五月(ゆきの さつき)

男勝りでガサツな姉とは真逆で、献身的で女の子らしい女の子。
一方でクールな面と激情家の面の両方を持っており、一度暴走すると引き返せなくなるタイプで、危うさを感じさせる性格です。

北条悟史(ほうじょう さとし)に対し強い想いを抱いており、作中で詩音は悟史の害となる人物、自分と悟史の障壁となる人物に対し病的なほど攻撃的になり、時にその衝動を実行に移します。

元々激高しやすい性格ではあるものの、彼女のヤンデレ属性は「雛見沢症候群」によるところが大きいと思われます。
雛見沢症候群は「人間不信」「疑心暗鬼」「被害妄想」といった症状を呈する風土病で、彼女の攻撃性の少なくとも一部はこの病気の影響でしょう。

当時ヤンデレキャラ自体が少なく、可愛い容姿のキャラが凶悪な表情で蛮行に走るインパクトがとてつもなかったため、非常に有名なヤンデレキャラとして定着しましたが、実際に病み度はそこまで高くありません。

病み度:★
デレ度:★★★

山岸由花子(やまぎし ゆかこ)

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『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』に登場する女子高生。
個性的なキャラが多いジョジョ4部においても、一際目立つ存在です。
担当声優は能登麻美子(のと まみこ)

容姿端麗、成績優秀、家事全般もこなす完璧な美少女……というスペックさえも霞むほどの「プッツン」持ちで、相手が自分の思い通りに行動しないとすぐにキレてしまう厄介な性格。
しかも思い込みが非常に激しく、相手の言う事に聞く耳を持たない身勝手極まりない人物です。

それだけでもかなり迷惑な存在ですが、由花子の場合はスタンド使い
スタンド「ラブ・デラックス」で自身の髪を自在に操り、相手を強引に絡め取ります。
精密さはなく射程距離はそれほど長くないものの、破壊力やスピードは中々のものがあり、この凶悪なスタンド能力によって彼女の凶暴性は手が付けられないものになっているのです。

そんな由花子が想いを寄せた広瀬康一(ひろせ こういち)は当初こそ美女に好かれデレデレしていましたが、その人間性を知り一時は撤退を決意。
しかし逃げられず監禁され、その上殺されそうになるなど酷い目に遭いますが、自身のスタンド「エコーズ」の成長もあって自力で難を逃れます。
その後、精神的にも一回り成長し器の大きな男になった康一は、由花子の常軌を逸した性格さえも好きになり、晴れて両思いとなりました。

「元祖ヤンデレ」として名高いキャラでインパクトも凄まじいですが、康一が恋人になって以降は基本大人しく、プッツンさえしなければ思考も常識的なので、病み度は控えめ。
一方、康一の人間性に強く惹かれ真っ当に好意を抱いているので、デレ度は高めです。

病み度:★
デレ度:★★★★

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