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ツンデレを徹底検証! ツンデレヒロインはもう古い!?

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出展 : Amazon.co.jp

男女問わずたくさんのキャラに付属する属性として定着している「ツンデレ」についてまとめました!
2000年代に一世を風靡し、定番の属性になったものの、近年の人気キャラにはあまり見られなくなっているツンデレを徹底解剖します!

ツンデレの歴史を振り返る

出展 : Amazon.co.jp

「ツンデレ」という言葉が最初に用いられたのは、2002年に誕生した「あやしいわーるど@暫定」という掲示板だと言われています。
2ちゃんねる(現在の5ちゃんねる)で2002年12月に立てられた「ツンデレ派あつまれ」というスレッドにその旨を記載した書き込みがあるため、信憑性は高いです。
ただし2002年当時は『君が望む永遠』の大空寺あゆ等、恋愛ゲーム(主にエロゲー)のキャラクターに対してそのユーザーが内輪で使用していた言葉だったので、メディアはもちろんネット上でも「ツンデレ」という言葉を見かける機会は滅多にありませんでした

その後、少しずつツンデレという言葉は2ちゃんねるをはじめとしたネット上で広がりを見せ、『ローゼンメイデン』の翠星石、『灼眼のシャナ』のシャナ、『涼宮ハルヒの憂鬱』の涼宮ハルヒ、『ゼロの使い魔』のルイズ、『スクールランブル』の沢近愛理など、ゲームキャラだけでなくマンガ・アニメ・ライトノベルのキャラにも使用されるようになっていきます。
そして2005年頃になると、ツンデレはネット上でよく見かける言葉になり、「ツンデレ」大全というムック本が発売されるなど、新たな萌え属性のブームとしてメディアでも取り上げられるようになりました。

『ゼロの使い魔』『涼宮ハルヒの憂鬱』のアニメ化が行われた2006年には、それらのヒットもあって一気に普及
『つよきす』のようにヒロインが全員ツンデレという作品も生まれるなど、ブームは最盛期を迎えます。

この流行は二次元界隈に留まらず、同年の流行語大賞にノミネートされたり、集英社刊行の「イミダス」に収録されたりしたことで広く一般に知られるようになりました。
また、ツンデレから派生して「クーデレ」「ヤンデレ」といった新語も生まれ、これらも定着していきました。

通常、大きなブームというのは一旦落ち着くと、その反動からか一気に廃れていくもの。
巨大なビルが解体の際に轟音と共に凄まじい勢いで崩れていくような感覚ですね。

けれどツンデレの場合、大規模なブームが終わってからも廃れることはなく、「ヒット作のヒロインには必ず1人はツンデレがいる」という状態をキープ。
男キャラのツンデレや百合作品でのツンデレなど、それまでのスタンダードとは違った形でも普及し、株式会社ビジュアルワークスが2010年に実施した「好きなキャラクター属性アンケート」では男女ともに1位を獲得するなど、すっかり普遍的な言葉・属性として定着しました。

しかし2010年代半ば頃から、ツンデレにとってあまり良くない流れが生じます。
暴力ヒロインの需要減少です。

元々、暴力ヒロインというのは『うる星やつら』のラム、『シティーハンター』の槇村香のように「好意を持っている相手が女好きで、他の女性ばかり追いかけている」というシチュエーションにおいて制裁を加える意味合いで暴力を使用していました。
読者・視聴者も「こいつはやられても仕方ない」と納得し、またギャグ色が強いためツッコミのような感覚で見ることができたのです。

ですが、1990年代になるとその流れは少しずつ変化していきます。
『スレイヤーズ!』の主人公・リナ=インバースのように敵相手とはいえ理不尽な暴力を振るうキャラや、『ふしぎの海のナディア』のナディア、『らんま1/2』の天道あかねのように嫉妬心が強くちょっとしたことで手が出るキャラが増え、「ヒロインが男を殴ること」自体がある種のステータスと化していきます。
そして『新世紀エヴァンゲリオン』の惣流・アスカ・ラングレー等が登場して以降は、不可抗力の行為(主にラッキースケベ)に対して理不尽な暴力を振るうヒロインが山のように増え、特にラブコメにおいては一大勢力を築くまでになりました。

その後も増加傾向は続き、2010年代に入るとあまりにもその手のヒロインが増えすぎたことに対し、アニメファンは食傷気味になってしまいます。
ヒロインの暴力に対し嫌悪感を覚える人が増え、暴力ヒロインは一気に廃れていきました。

ツンデレのツンの部分は暴力ヒロインと非常に親和性が高く、暴力ヒロインの大半はツンデレ属性
暴力ヒロインの衰退によって、ツンデレヒロインもまた衰退せざるを得なくなったのです。

2018年1月12日に発売され、約10年振りとなる大改訂が行われた広辞苑の第七版には「ツイート」「スマホ」「クリアファイル」「レジェンド」などの言葉が新たに追加されましたが、「ツンデレ」は見送りとなりました。
もしかしたら、上記のような流れがツンデレの普及にブレーキをかけてしまい、その結果見送られた……かどうかはわかりませんが、なんらかの影響があったのかもしれませんね。

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