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【事情を知らない転校生がグイグイくる。】「死神」呼ばわりされる女子を純粋な男子が救う優しい物語 #事情を知らない転校生がグイグイくる

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出展 : Amazon.co.jp

Webマンガとして人気を博し、現在は月刊ガンガンJOKERで連載されている『事情を知らない転校生がグイグイくる。』についてまとめました!
この作品の基本的な情報や内容の紹介、そして多くの人に絶賛されている理由についての徹底検証を行います!

無知は罪なり、されど無敵なり

『事情を知らない転校生がグイグイくる。』は、月刊ガンガンJOKERで川村拓先生が連載しているマンガ作品。
クラスメイトから「死神」と呼ばれイジメられている小学生女子・西村さんと、転校生なのでそれらの事情を知らず西村さんを賛美し続ける男子・高田君の日常を描いた物語です。
2018年11月現在、1巻まで刊行されています。

高田君は良く言えばとても素直で純粋、悪く言えばちょっとアホな男の子
周囲の空気など読む気さえなく、「死神」という言葉をかっこいいと捉える、そんな少年です。

一方、西村さんは自分をイジメている男子を「幼稚」と表現するなど、大人びた小学生
イジメに対しても、自分のクラスでの立ち位置に関しても、どこか達観している様子が窺えます。

でも、幾ら大人びていても小学生は小学生。
男子から心ないあだ名で呼ばれ、女子から遠巻きにクスクス笑われ、孤立してしまっている現状に傷付いていないはずがありません。

そんな西村さんに対し、高田君は「死神って呼ばれてるなんてかっこいい!」「だから西村さんと仲良くなりたい」と、本当にピュアな子供ならではの心で接します。
そして、そんな高田君の真っ直ぐな言動に西村さんは照れて、時に自分の巻き添えで彼までイジメられないかと気遣い、そして救われます

本作はそういうお話です。

「イジメ」を扱うマンガの模範回答の1つ

小学生のイジメは稚拙な内容が多く、大人の目からは「からかい」の範疇に見えることも少なくありません。
「からかい」と「イジメ」の線引きは難しいかもしれませんが、少なくともクラスメイトの西村さんへの仕打ちは、集団で個人を笑いものにしている時点でイジメだと断定して差し支えないと思われます。
よって、『事情を知らない転校生がグイグイくる。』はイジメに遭っている女の子を描いたお話ということになります。

しかしこの作品は決して「イジメ」をテーマにしたマンガではありません。
「イジメを止めさせるための物語」でもなければ「イジメの深刻さを訴える物語」でもありません。

「イジメを受けている女の子が救われる物語」です。
それ以上でもそれ以下でもありません。

ですが、普段イジメについて考える機会のない人が「イジメってこういうことなんだ」「そういえば小学生の頃に似たようなことあったなあ」と思い当たるきっかけになる作品ではあります。

本作の特徴は、イジメっ子が高田君の裏表ない言動によって劣勢になるシーンこそあるものの、「イジメは悪」と声高には主張していないところにあります。
各話で描かれているのは、あくまでも「高田君が西村さんを肯定する」というその一点。
死神という悪意に満ちたあだ名でも「かっこいい」と肯定し、「呪いがうつる」というイジメの常套句も「かっこいい」と肯定し、イジメっ子の女子が西村さんに「その指輪は似合わない」と言えば「この指輪じゃ西村さんに見劣りする」と捉え、それをそのまま口にします。
イジメに対する作者の主張や問題提起は一切ないのです。

だからこそ、身構えることなくこの作品を読むことができるし、「イジメに対し自分はこう思う」と自己発生的に考えるきっかけになりやすいのではないでしょうか。

『事情を知らない転校生がグイグイくる。』は、イジメと向き合ったお話ではありません。
イジメに遭っている女の子が、1人のピュアな転校生によって明るい日常を得る、ただそれだけのお話です。
そして同時に、「イジメ」を扱うマンガの模範回答の1つでもあります。

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