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Nov
【仮面ライダー】ヒーローの言葉が心の支えになる!平成ライダーの名言まとめ #仮面ライダー
出展 : Amazon.co.jp
人々のために怪人と戦い続ける仮面ライダー。死と隣り合わせの過酷な戦いを経験している彼らの言葉は説得力があり、心を揺さぶるものばかり。悩んでいる時やつらい状況などに心の支えとなってくれます。
今回は仮面ライダーシリーズの中から、平成ライダーの名言をまとめました。
仮面ライダークウガ
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こんな奴らのために、これ以上誰かの涙を見たくない!みんなに笑顔でいてほしいんです!だから見ててください!俺の!変身!!
第2話「変身」で登場した五代雄介のセリフ。
古代遺跡から発掘されたベルトによって変身して怪人と戦う力を手に入れた五代。しかし、力が手に入っても立場はあくまでも民間人のまま。怪人を撃退するべく奮闘していた長野県警の一条薫は、「民間人が中途半端に関わると危険」と判断し、五代にやめるように忠告していた。
警察官から忠告されてもなお怪人に立ち向かおうとする五代。「人々に笑顔でいてほしい」という気持ちが強く、全ての怪人を倒すまで関わり、戦い続ける覚悟があることを宣言した。
そんな五代の決意に反応し、これまでは白い見た目で力の弱かったクウガの姿が赤くなりパワーアップする。これ以降クウガの基本フォームとなるマイティフォームが誕生するきっかけとなるセリフです。危険だと分かっていながら、人のために覚悟を決める姿はかっこいいですよね。
君が生きてる限りずっと、その時いるそこが、君の場所だよ。その場所でさ、自分が本当に好きだと思える自分を目指せばいいんじゃない
第26話「自分」に登場した五代雄介のセリフ。
小学校時代の恩師である神崎先生から教え子の少年が行方不明と聞き、探し回る五代。少年を見つけた五代がいなくなった理由を聞くと、居場所がないという悩みがあるが誰にも相談できなかったとのこと。
少年は悩み続けていたらいずれ答えが出て解決するのかと五代に聞くが、五代は答えが出ないと断言する。その上で居場所がないのではなく、自分がいる場所がいつも自分の居場所であると教える。
相手の存在そのものを肯定するこの言葉ですが、実は五代が神崎先生から教えられたこと。恩師から教え子へ、教え子から教え子へと受け継がれています。自分の居場所を決めるのは自分だけ。できるだけ自分を肯定して生活していきたいですね。
そうだよ!でも、だからこそ現実にしたいじゃない!本当は綺麗事がいいんだもん!これでしかやり取りできないなんて悲しすぎるから!
第41話「抑制」に登場した五代雄介のセリフ。「これ」とは拳による暴力のことを指しています。
「朝比奈奈々」は喫茶店でアルバイトをしながら女優を目指し演技の努力をしていた。ある日、演技の指導をしてくれていた先生を怪人に殺されてしまう。先生が突然亡くなり悲しんでいた奈々だが、悲しみを乗り越え先生のためにもより一層努力を重ねていた。
オーディションを受けに行った奈々の前に出された課題は「大切な人を目の前で殺された時」の演技。奈々にとってはタイミングの良すぎる課題で、オーディションを受けた他の人にも「先生が殺されたことが役に立った」と嫌味を言われてしまう。
嫌味に傷つき、普段の明るく優しい姿からは想像ができないほどの怒りをあらわにする奈々。怒りのままに「誰かを殺したいと思ったことはあるか」と五代に問うが、五代は共感しつつも暴力では何も解決しないと諭す。
五代がクウガとなって戦いを重ねた結果の言葉だが、クウガの正体を知らない奈々にとってはただの綺麗事。
暴力を嫌いながら暴力でしか解決できない苦しさを感じている五代の悲痛な気持ちが表現された言葉です。
生きていると物事で争うことがありますが、暴力ではなく言葉で解決できると理想的ですね。
君達が苦しむほど、楽しいから
第34話「戦慄」と第35話「愛憎」に登場した怪人「ゴ・ジャラジ・ダ」のセリフ。
「12日間で高校2年生の男子を90人殺害」というゲームを始めたジャラジは、89人目までを難なく殺害。ターゲットにしていた90人目が自殺してしまったため、代わりに殺害する男子生徒を探していた。身代わりのような形で最後のターゲットとなってしまった少年は次は自分の番だと家や病院で怯え続ける。
自殺した生徒の分も合わせ、最後だからこれまで以上に苦しめようと無言電話や幻覚を繰り返すジャラジに追い詰められてしまった少年とその家族。少年の母親はジャラジに対し、なぜここまで苦しめるのかと問う。
その回答は「楽しいから」といかにも怪人らしく自己中心的なもの。これまでクウガに登場した怪人の中で最も狂気に満ちていた。
あまりに理不尽で陰湿な姿と回答はクウガの怒り買い、劇中で最も凄惨な殺され方をすることになる。自分の気持ちを優先し、他者を顧みない姿は度を越えてしまうと悪いことですが、時には自分を1番に考えることも大切です。