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Sep
【アイシールド21】心を揺さぶる!登場キャラクターの名言まとめ #アイシールド21
出展 : Amazon.co.jp
1つの目標に向けてキャラクターたちが切磋琢磨し合うスポーツ漫画。
目標に向けて努力する姿や発言には、読者側も心が揺さぶられますよね。
『アイシールド21』もスポーツ漫画の1つで、題材はアメリカンフットボール。
日本ではあまり馴染みのないアメフト。しかし、魅力的なキャラクターのおかげでルールを知らなくても楽しむことができます。
今回はそんなキャラクターたちが放った心を揺さぶる名言を紹介していきます。
小早川瀬那
逃げる?違う!勝つんだ!
3巻の王城ホワイトナイツ戦で登場したセリフ。
いつも自分に自信がなく、弱々しい発言や行動ばかりの主人公の瀬那。マッチアップした相手に何度も倒され、圧倒的な実力差を感じ、いつものように自信を失っていきます。
しかし、ゴールまでの道のりを切り開いてくれたチームメイトのために、強敵に立ち向かうことを決意。逃げずに戦うではチームメイトに恩返しできないと考え、勝つことを目標にボールを運びます。
物事に対して壁を感じると逃げ出したくなってしまいますよね。そこから逃げずに物事に挑むことは決して簡単ではなく、つらく苦しいものでしょう。しかし、せっかく挑むと決意したのならば勝利を目指して頑張りたいですよね。
強くなるんだ 嘘がホントになるように
5巻に登場したセリフ。
仲間のハッタリにより本物の「アイシールド21」のフリをし、嘘の強さで戦っていた瀬那。ハッタリの強さで戦っているため、試合を重ねるごとに自分の実力を目の当たりにし、1人では何もできないことを痛感。
普通の生活を送ったり、個人競技をしたりするのであればハッタリの強さでも問題ないかもしれません。しかし、アメフトはチームプレイ。ハッタリで出来上がった自分像に打ち勝ち、自分自身のためではなく仲間のために強くなることを決意します。
実力を偽り、ハッタリで自分を強く見せることは難しいことではないでしょう。しかし、ハッタリのままではいつか限界を迎え、本当の実力がバレてしまいます。自分がついた嘘に近づくように努力を重ねていきたいですね。
蛭魔妖一
フィールドをねじ伏せろ
1巻で登場したセリフ。
スポーツ経験がなく、初めてのスポーツがアメフト。分からないことだらけの状況に主人公の瀬那は緊張してしまい、失敗ばかりで自分には何もできないと思い悩みます。
アメフトはチームプレイであるため、瀬那の役割はスピード活かして走ることのみ。自分の役割に悩む瀬那に気付きを与えるためのストレートな表現です。
人は1人では生きていくことはできません。自分にできることをやり、できない部分は誰かに助けてもらうことで生きています。1人で全て抱え込まず、自分の役割を見極めたいですね。
ビビリでパシリな小市民はアメフトの世界じゃ英雄だった
8巻で登場したセリフ。アメリカのチームであるNASAエイリアンズに苦戦する泥門デビルバッツ。防御は頼れるメンバーが揃っているが、攻撃は瀬那のスピードだけが頼りである。
ビビリな瀬那はパシリとして使われていた時から足が速かった。アメフト部で練習しているとはいえ、基本的な性格や能力は大きく変化していない。戦う場所を変えるだけで状況が変わるということを表現した一言。
能力はあるはずなのに思うように結果が出せず、思い悩むことがありますよね。そんな時はどうしても今いる場所で結果を残そうと考えがちです。
しかし、頑張る場所を変えるだけで評価が変わる場合があります。同じ場所でずっと努力を続けることも悪くありませんが、場所を変えて努力するという柔軟さも持っていたいですね。
1%負けるんだぞ
12巻で登場したセリフ。これまで格上の強敵たちと戦ってきた泥門デビルバッツですが、次の対戦相手は格下。これまでの戦績を考えると勝率は99%で、計算上で勝利することは確実であることが判明します。勝率を聞き、泥門デビルバッツのメンバーは対戦前から安堵し、喜びを隠せません。
しかし、99%勝てる相手に対しても蛭魔だけは油断せず、1%でも負ける確率があると宣言し、チームの気を引き締めます。
勝負の世界ではどれだけ勝率が高くても、100%勝てると言える試合はないでしょう。勝率が高いからといって油断してしまうと負けることがあります。
勝負の世界だけでなく、仕事や生活の中でも大丈夫と油断すると大きな失敗をしてしまうでしょう。気を緩めることなく、物事には万全の準備をして臨みたいですね。
99点取られても100点取りゃ勝つ
蛭魔が試合前や試合中に、チームを鼓舞するために口にするセリフです。
どんな状況でも諦めず、やられたらそれ以上にやり返すという蛭魔らしいセリフですね。この信条は泥門デビルバッツの戦い方そのものと言えるでしょう。泥門デビルバッツは対戦相手がどれだけ格上であっても諦めることなく、勝利を信じて戦います。
人生において打つ手がないという絶望的な状況に陥ることがあるかもしれません。絶望して諦めるのではなく、解決策を見つけ出し、状況を打破していきたいですね。
天才には限界があるが努力に限界はねぇ
次の対戦相手は神龍寺ナーガ。神龍寺ナーガには「100年に1人の天才」と呼ばれる「阿含」が所属していた。天才と呼ばれ、努力する必要がないと才能だけで戦い続ける阿含。
蛭魔はそんな阿含に対し、努力を積み重ね、天才を超えると言い放つ。
どんな分野でも天才や才能を持った人がいますよね。圧倒的な実力差を目の当たりにし、やめたくなることもあるでしょう。
天才になることは難しいかもしれませんが、天才を追い抜くための努力に限界はありません。努力を積み重ね、名だたる天才たちと張り合うのも面白いかもしれませんね。