アニメ・漫画・ゲーム・コスプレなどの気になるコンテンツ情報が盛りだくさん!

MENU

20

Sep

【ケムリクサ設定&考察まとめ!】けものフレンズ監督とスタッフによる同人自主制作アニメ

『ケムリクサ』のモチーフは?

出展 : Amazon.co.jp

ここからは、『ケムリクサ』という作品のモチーフについて考察してみます。

タイトルが「ケムリクサ」であることを重視するならば、本作はタバコに関連した物語であると推定することができるでしょう。
タバコの銘柄の1つ「わかば」を名前としたキャラが登場している点も見逃せません。

タバコ、そして荒廃した世界……
もしかしたら、本作の世界は「喫煙者」をモチーフとしているのかもしれません。

凛たち七姉妹にとって敵である虫はケムリクサを苦手とし、七姉妹の生命線である水を奪っていきます。
そして作中において、ケムリクサを吸う凛に向かって「禁煙です」と警告を発します。
何故、虫はそんな警告をするのでしょうか。

もしかしたら、本作の世界に漂う霧は「タバコの煙」、“さいしょのひと”は「喫煙者そのもの」、七姉妹は「喫煙者の感覚(欲求)」、虫は「喫煙する意思」をそれぞれ表現しているのではないでしょうか。

“さいしょのひと”は霧に適応できませんでした。
しかし自身を分割し、記憶に特化した「ななし」が自ら命を絶って、残りの6人は少しずつ世界に順応していきましたが、徐々に数を減らしています。

まるで、喫煙者が「タバコは身体に悪い」という事実(記憶)から目を逸らして喫煙し、やがて味覚、嗅覚などが上手く機能しなくなるなど健康を害していく……そんな過程を描いているかのようです。

ニコチン依存症となった人間はタバコを強く欲し、タバコを絶対視します。
また、タバコを取り上げられようものなら、目の色を変えて奪い返そうとします。
これらも律、凛、鳴の作中での行動とリンクしているように思えます。

だとしたら、虫が律たちから水を奪うのは「タバコを吸いたい」という意思を消そうとしている……と見ることも可能ではないでしょうか?

もちろん、全ての作品にモチーフが存在する訳ではありませんし、上記の推察に強い根拠があるとまでは言えません。
他にも様々な解釈が可能かと思われます。

テレビアニメ版『ケムリクサ』の放送が開始されれば、本作に関する考察が至る所で行われることになるでしょう。
その賑わいもまた、たつき監督作品の見所であり魅力ですね。

まとめ

けもフレと共通する部分も多い『ケムリクサ』、テレビアニメ版ではどのようにブラッシュアップされるのか楽しみです!凛役のキャストに決まった小松さんはインタビューで「オーディション時にもPV収録時にも、とても悩みながらもがきながら凛と出会いました」と語っており、かなり作り込んできているみたいなので、完成版がどうなっているのか楽しみです!

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です