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【HUNTER×HUNTER】ゴンは本当に要らない主人公なのか? 検証まとめ #ハンターハンター

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出展 : Amazon.co.jp

連載再開で注目を集める『HUNTER×HUNTER』の主人公・ゴン=フリークス「要らない子」と一部で囁かれている問題を徹底検証!
本当に主人公なしで大丈夫なのか、ゴンというキャラは底をついてしまったのか、あらゆる角度で検証していきます!

主役としては不要。群像劇の一員としては必要。

結論から言うと、ゴン=フリークスは『HUNTER×HUNTER』に必要なキャラです!

ただし、それはグリードアイランド(G.I)編までのゴン……すなわち主人公としてのゴンではなく、本作に存在する数多くのキャラの中の1人としての必要性の肯定です。
要するに、『HUNTER×HUNTER』という作品が今後再び「ゴンを中心とした物語」になる可能性は低く、しかしゴンが今後一切登場しなくなるとも考え難いという結論ですね。

以降、この結論に至るまでの過程について記してみました。

ストーリー上の必要性

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ゴンが必要か否かを考慮する上で最も重要なのは、ストーリー上重要な役割を果たす存在かどうかです。

もちろん、作品に登場する全てのキャラがストーリーの鍵を握る人物である必要はなく、まして「こいつがいなければ話が進まない」といったキャラばかりではありません。
しかしゴンは『HUNTER×HUNTER』の明確な主人公として設定されているキャラであり、主人公とはメインストーリーに直接絡むべき存在。
ゴン=主人公である以上、ストーリー上におけるゴンの必要性は主人公の必要性に直結します。

では、『HUNTER×HUNTER』のストーリーには主人公という存在が必要なのか?
これに関しては、既に結果が出ています。
少なくとも現段階において、本作に主人公は不要です。

『HUNTER×HUNTER』がゴンの視点で語られ、ゴン中心に動いていたのはG.I編までです。
ハンター試験編はゴンが父親・ジンと同じハンターという職業に就くお話ですし、天空闘技場編もゴンの成長をメインに描いたエピソードでした。
その次のヨークシン編こそ幻影旅団とクラピカの因縁がメインで、ゴンはクラピカの協力者という立場でしたが、G.I編では再び物語の主軸として多くの見せ場を作りました。

しかしその後は、必ずしもゴンが話の主役とは言えない展開になってます。
本作最長のエピソードとなったキメラアント編において、ゴンは「ネフェルピトー(ピトー)に襲撃された際に盾となって自分たちを逃がしたカイトを見つけ出す」「異質な存在になってしまったカイトを元通りにする」という確かな目的を持っていますが、キメラアント編の主題はそこではなく「キメラアントの討伐」。
ゴンの目的はその主題に影響を与えることはあっても、重なるものではありません。

その後ゴンは、ピトーと対峙した際に「二度と念能力が使えなくてもいい」という誓約と引き替えにピトーを倒せる年齢まで強制的に肉体と念を成長させた(通称:ゴンさん)反動で危篤状態となり、一命は取りとめたものの念が使えない状態になってしまいます。
結果、新たなエピソード「暗黒大陸編」においてはメインフィールドにすら立てておらず、出番は全くありません。
『HUNTER×HUNTER』は長らく主人公・ゴン不在のままストーリーが進められています。

そして何より、ゴンの当初からの目標であり、作品を通しての主題でもあった「ジン発見」は既に果たされており、ゴンは『HUNTER×HUNTER』という作品における役割を全うしたと言えます。
いわば「あがり」の状態ですね。
そういった観点で見る限りでは、ゴンが今後主人公としてこの作品を牽引する必要性はないと言えます。

戦力としての有用性

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次にゴンが戦力面で必要とされるかどうかを考えてみます。

『HUNTER×HUNTER』は2018年現在、休載を繰り返しながら暗黒大陸編を連載中。
暗黒大陸へと向かう渡航の最中、船内において「暗黒大陸探検を巡る政治的駆け引き」「カキン帝国次期王の座をかけた王位争奪戦」「クラピカの『緋の眼』奪還」「幻影旅団とヒソカの殺し合い」といった複数の戦火が混在した状態です。
しかし暗黒大陸へ向かう巨大輸送船「ブラックホエール1号」にゴンは乗船していないため、これらのストーリーに絡むことはまずないでしょう。

よって、ゴンが今後戦力となるか否かの検証は、暗黒大陸到着後に限定するのが現実的と思われます。

暗黒大陸については、作中ではまだ断片的にしか語られていません。
ハッキリしているのは、水に沈めると発電する「無尽石」、万病に効く香草、究極の長寿食「ニトロ米」などの大きな希望(リターン)が存在する一方で、巨大な災厄(リスク)も多数存在していること。
特にリスクに関しては、過去の探索で人類が持ち帰ってしまった5大災厄「双尾の蛇 ヘルベル」「霧状生物 アイ」「人飼いの獣 パプ」「植物兵器 ブリオン」「不死の病 ゾバエ病」のいずれもが人類を滅亡させるレベルの危険を孕んでおり、超ハイリスクな素因を抱える暗黒大陸は存在自体がタブー視されています。

それでも人類が暗黒大陸へ向かう目下の目的は、大きな恩恵となるリターンを持ち帰ること。
そのためには未知の存在に対して最適な対応ができる人材が必要とされます。

例えば、人外の存在に対してのコミュニケーション能力。
場合によっては戦闘となるため、相手を選ばない強さが必要となるでしょう。
同時に、未踏の地で特定の物を探す能力や移動手段、想像もしないような攻撃や反撃に対処できる能力も必須となります。

ゴンは心身ともに発展途上の子供であり、精神面においては特にそれが顕著に表れます。
基本的には優しく素直な少年で、自分に非があるとわかればすぐに謝罪し、非道な行いをする相手ならば例え格上だろうと牙を剥くなど、直情的な性格です。

しかしその反面、目的のためなら善悪の区別さえつけず冷静かつ冷酷な判断を下すこともあり、周囲を困惑させることもしばしばです。
また状況把握能力にも優れており、とっさの判断も躊躇なく行える意志の強さも持ち合わせています。

そんなゴンの性質は、未開の地である暗黒大陸において有用なのは確実です。
常に不測の事態と隣り合わせになるのが確実な環境下において、ゴンは仲間であるクラピカやレオリオにとって大きな力となるでしょう。

また、強化系の念能力者という点もプラスに働くはずです。
強化系は敵を選ばず、しかも驚異的な破壊力を生み出すので、相手が人外でも格上でも戦力になり得ます。

ただし、ゴンは前述のように“ゴンさん”になった影響で念能力が使えない状態になっています。
暗黒大陸で戦力となるには、念を再び使えるようになるか、別の強力な力を身に付けることが大前提です。

謎と伏線回収への期待度

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そのキャラが作品にとって必要かどうかを判断する材料の1つに、「掘り下げると面白くなるキャラである」という点が挙げられます。
要はそのキャラに興味深い過去なり隠された秘密なりがあって、その掘り下げが作品にとって、或いは読者にとって有益であるならば、ストーリー上必要でなくても十分に「いるべき」キャラと言えるでしょう。

くじら島という島で育ったゴンは、叔従母のミトに育てられた少年で、母親に関しては作中に一切登場していません。
言及されるのも稀で、ミトに対しジンは「別れた」と言うのみ。
育ての親にさえ真実は明かされていません。

よって、その出生は未だ謎に包まれており、場合によってはゴンに人間以外の血が流れている可能性さえあります。

また、ゴンにはこれ以上に大きな謎があります。
5大災厄の1つ「人飼いの獣 パプ」との関係です。

ゴンさん化の反動で危篤状態に陥った際、ゴンの身体は干涸らびたミイラのようになっていました。
この状態、パプに寄生された人間の末路と酷似していますよね。

パプは「快楽と命の等価交換」と紹介されており、何らかの願いと引き替えに生命力を奪う災厄だと考えられます。
そしてこのパプと「霧状生物 アイ」の犠牲者は既にゴンたちのいる世界でも発見されているとジンが言っていました。
ゴンはいつからかパプに寄生され、「ピトーを倒す為なら、もうこれで終わってもいい」と願ったことから、パプによって強制的にゴンさん化させられた可能性があります。

もしそうだとしたら、ゴンはいつ、どういう理由でパプから寄生されたのでしょうか?

まず考えられるのは「場所」です。
東ゴルトーの首都ペイジンにあるカイトを保護していた屋敷にピトーと訪れた際、ゴンはゴンさん化しました。
ここにパプがいた可能性があります。

東ゴルトーは総帥マサドルデイーゴによって独裁政治が行われている閉鎖的な国家で、現実の某国(アジア)がモチーフとも言われています。
大国とわたり合うために強力な兵器を欲していることが考えられ、何らかのツテでパプを国内に招き入れた可能性はあります。
もっとも、これは根拠が薄く有力な説とは言えませんが。

次に考えられるのは、ゴンの身内が暗黒大陸に関連する人物という可能性です。

ジンの話では、「300年以上前にたった1人で(暗黒大陸の)メビウス沿岸をくまなく探検しようとした人物」が存在し、その旅行記として「新世界紀行」 という本を発行したとのこと。
その人物はドン=フリークスという名で、現在も暗黒大陸の探索に着手していると予想されます。
暗黒大陸にはニトロ米やゾバエ病が存在するため、300年以上生きている人間がいても不思議ではありません。

このドン=フリークスなる人物、普通に考えれば同じ姓であるゴンやジンの祖先というのが妥当です。
ただ、他にも「ドンはゴンまたはジンの転生前の人物」「ドンはゴンの本当の父親」といった説があります。

転生説は、「キメラアント編でカイト等が転生したのにはストーリー上の理由があるはず」という憶測をもとに生まれたものだと思われます。

キメラアントの多くは過去に死んだ人間が記憶を失い(しかし残滓はある)転生した姿で、ピトーに殺されたカイトはキメラアントではなく人間の女の子に転生しました。
(この転生も『HUNTER×HUNTER』における最大の謎の1つで、「キメラアントの能力」「カイトの念能力」など諸説ありますが、今回の主題とは関係ないので省略します)

先に「転生というシステムが存在する」と伏線を張っておいて、その後にゴンやジンも実は転生者だったと判明させる……という予想です。

例えば「ドン」=「ゴンの転生前の姿」だとしたら、母親が不在であることにも説明が付きますし、かつて暗黒大陸に行ったことがあるためパプが寄生していたこととも辻褄が合います。
その場合、ゴンさんの姿が転生前のドンの姿という可能性もありますね。

「ドン」=「ゴンの本当の父親」という説は、ゴンがジンに対して「名前で呼んだほうがしっくりくる」「やっぱりジンは父親っていうより噂に聞いてた親戚のすごい人って感じ」という感想を抱いていることを根拠としたもの。
ゴンとジンは親子ではなく兄弟で、ジンもドンの息子という説もあります。

もっとも、どの説も現時点では根拠が薄く、決定打に欠けます。
しかしこういった説が複数存在していることこそが、ゴンというキャラに魅力が残されている証拠であり、必要性を肯定する根拠となり得るのではないでしょうか。

確かにゴンは当初の目的を果たしました。
ゴンさん化したことで彼の強さの底は読者に知れ渡り、「このキャラはどこまで強くなるのだろう」というワクワク感も薄れています。
しかしその出生は謎に包まれ、まして暗黒大陸との関連が予想されている現状では、決して「要らない子」ではないと断言できます。

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