真希波・マリ・イラストリアス

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そうやってイジけていたって、何にも楽しいことないよ

新劇場版「破」で登場したセリフ。NERVでの扱いや使徒との戦闘で自暴自棄になり、エヴァへの搭乗を悩んでいた主人公のシンジ。他のキャラクターは忙しく、シンジのことを放置します。
そんな中、マリだけがシンジに声をかけ、再びエヴァに搭乗することを決意させました。
嫌なことがあると自暴自棄になり、イジけてしまうことがあるでしょう。イジけていると楽しいはずの状況も心から楽しむことができません。
嫌なことがあったら楽しいことで心を切り替えるくらいの方が良いのかもしれませんね。

碇ゲンドウ

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時計の針は元には戻らない。だが、自らの手で進めることができる

アニメ22話で登場したセリフ。NERVの最高司令官であるゲンドウは、自らの野望を叶えるために行動を起こします。
その行動を見た副司令官の「行動するにはまだ早い」という投げかけに対する返答です。
人間はどう頑張っても時間には抗えず、過去に戻ることはできません。しかし、過去の経験を活かし、未来につなげることは可能です。
過去のことを悔み立ち止まるのではなく、過去を反省して未来に向かって進んでいきたいですよね。

自分の願望は、あらゆる犠牲を払い、自分の力で実現させるものだ。他人から与えられるものではない

新劇場版「破」で登場したセリフ。NERVからの命令を聞かなかったシンジは、違反者として追放されてしまいます。そんなシンジに投げかけたセリフは珍しく父親らしさが垣間見えますね。
犠牲なくして願いを叶えることは難しいでしょう。失うのが人か物かは状況次第ですが、本当に叶えたいのであれば、自分を信じ、犠牲を覚悟しなければなりません。
また、他人から与えられた願望では得るものも多くはないでしょう。自分がこれだと思うものに向かって頑張りたいものです。

葛城ミサト

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奇跡を待つより捨て身の努力よ

アニメ第7話で登場したセリフ。実験用の巨大ロボットの暴走に対し、自動で停止するのを待つしかないと立ち尽くすNERV職員。誰1人として状況を打破しようとしない姿に、我慢の限界を迎えたミサトが言い放った一言。
生きていると奇跡を願うことが何度もありますよね。しかし、奇跡を待っているだけでは状況は改善せず、努力を重ねている人に追い抜かれてしまいます。
叶えたい目標があるならば、奇跡を待つ受け身の姿勢ではなく、玉砕覚悟で努力を重ねる方が良いのかもしれませんね。

行きなさい、シンジ君。誰かの為じゃない。あなた自身の願いの為に

新劇場版「破」で登場したセリフ。レイを取り戻すために暴走するシンジ。周囲の人間はそんなシンジを止めようとしますが、ミサトだけはシンジの行動を肯定するようにこの発言をしました。
自分以外の誰かのために行動するのは素晴らしいことです。しかし、それがエスカレートしてしまうと自分の思いを押し殺してしまうことにつながります。
自分の願いを押し殺すことなく、自分自身のために行動することが誰かの役に立っているかもしれませんよ。

加持リョウジ

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人は他人を完全に理解することはできない

エヴァ3号機に関する事件で同級生を傷付け、絶縁状態になりかけていたゲンドウとシンジ。エヴァに乗らないと決め込んだシンジに対して投げかけたセリフです。この言葉を聞いたシンジは現実と向き合い、再びエヴァに乗ることを決意しました。
人と関わるならば、できるだけお互いのことを理解していたいですよね。しかし、他人を理解することには限界があります。
理解したいと思いながらも完全に心を開く人は少ないでしょう。理想と現実が入り混じった考えさせられる名言ですね。

シンジ君。俺はここで水を撒くことしか出来ない。だが君には君にしか出来ない、君になら出来ることがあるはずだ。誰も君に強要はしない。自分で考え、自分で決めろ。自分が今何をすべきなのか。まぁ、後悔のないようにな

アニメ第19話で、エヴァに乗らずに使徒から逃げようとしているシンジに対して言ったセリフです。
シンジは今やるべきことは逃げることではないと気付き、避難することをやめて使徒と戦う決意を固めました。
加持はスパイ活動の合間に趣味としてスイカの水やりをしています。誰に強要されたわけでもなく、彼自身が見つけたできることの1つでしょう。
SNSが普及し、自分がやるべきことを他人に決められている人もいるかもしれません。他人に強要されたことというのは限界を迎えやすいもの。自分がやるべきことは自分で考えたいものですね。

・「つらいことを知ってる人間の方が、それだけ人に優しくできる。それは弱さとは違う」
アニメ第17話で登場したセリフ。加持の畑に訪れたシンジは戦いの中で目的を見失い、疲弊していました。そんなシンジに意味深に語りかけ、シンジに前を向いてもらおうとしている言葉です。
優しい人の方が人から好かれますよね。そのような人は必ずしも強くて余裕のある人ばかりではありません。
中にはつらいことを経験し、優しくなったという人もいます。同じようなつらさを味わって欲しくないから優しくできるのでしょう。
一見するとつらいことを経験するというのは弱さに見えるかもしれませんが、それは強さであり、優しさの1つなのです。

まとめ

今回は『新世紀エヴァンゲリオン』の名言をまとめてみました。
何か抱えているキャラクターたちの発言だからこそ心に響くものがありますよね。人生のどの場面で似たような状況になるか分かりませんが、心が折れそうな時に支えとなってくれることは間違いないでしょう。