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31

Aug

【星合の空】男子ソフトテニス題材の“打算なき”オリジナルアニメ #星合の空

大胆予想! 『星合の空』はどんなアニメになる?

オリジナルアニメということで、放送が始まるまでどんなアニメなのかは判明しない『星合の空』ですが、事前情報などから本作の中身を予想してみたいと思います。

公式サイトに掲載されている赤根監督によるインタビューによると、本作はエンタテインメントを逸脱しない範囲で「若い子たちが抱える苦しみや悩み」を表現したアニメになるようですね。
主人公の2人は家庭環境にの問題を抱えていて、心に傷を負っており、そんな彼等が廃部寸前のソフトテニス部で仲間たちと共に現実と戦い、苦しみや葛藤を乗り越え強くなっていく……そんな男子中学生の姿をシリアスに描いた青春ストーリーになることが示唆されています。

特にインタビュー内で印象的だったのは「今の社会状況に初めてアプローチしてみようと思っています。」というコメント。
現代の10代を取り巻く環境や問題を本作で表現するとのことなので、例えば「スマホ依存」や「スクールカースト」、或いは「いじめ」「家庭の所得格差」などが作品内で取り上げられる可能性があります。
そこがあまりにも強くなりすぎると視聴のハードルが高くなってしまいますが、エンタテインメントを意識した上でのアプローチとのことなので、重くなりすぎない形でバランス良く表現されたアニメになりそうです。

いつか先生の起用については、インタビュー内で監督が「当初はもっとリアルな絵柄を想定していたけど、いつか先生のような絵柄でシリアスなものをやるアンバランスさが日本のアニメっぽい」といった旨を語っており、それが決定の理由となったようです。
また、『星合の空』は繊細にドラマ作りを行っていて、そこがいつか先生の繊細な絵とピッタリ一致したとも語っています。
恐らく、シリアスもの特有の重い空気をいつか先生の絵柄と空気感で緩和し、アニメファンが入りやすくなるという効果も期待できるでしょう。

ところで、タイトルにある「星合」とは陰暦7月7日の夜、すなわち七夕の夜の別名で、「星合の空」は七夕の夜の空を意味します。
七夕と言えば、牽牛(彦星)と織姫が1年に1度、天の川を渡って会合する伝説で有名ですね。
公式サイトには平安~鎌倉の歌人・建礼門院右京大夫の和歌が載せられています。

“何ごとも 変わりはてぬる 世の中に ちぎりたがはぬ 星合の空”

「何もかもが変わってしまっても七夕の約束は変わりない」といった意味のようです。
このことから登場人物たちを取り巻く環境に大きな変化がある(あった)ことや、何かの約束が物語のキーになってくるのでは…という予想が立ちます。
また、公式サイト下部のビジュアルは冬服の学生が並んでいるものになっているので、季節が移り変わる、時が大きく流れる作品なのかもしれませんね。

どんな人にオススメのアニメ?

いわゆるスポ根アニメにはならないと監督が語っているので、同じテニスを題材とした『ベイビーステップ』のようなタイプのアニメにはならないと思われます。
もちろん『テニスの王子様』路線でもないでしょう。
家庭環境に恵まれなかった主人公という点では『はねバド!』と共通していますが、この作品の路線とも異なると思われます。

設定時点でのイメージとしては、2016年に放送された『バッテリー』が近い印象です。
この作品は野球が題材ですが、主人公格が2人で共に中学生という共通点があります。
また、家庭環境に問題を抱えているという点、「いじめ」を題材にしたエピソードがあったという点から『3月のライオン』も浮かんできます。

これらの作品を面白いと思った人には、比較的入りやすい題材のアニメになりそうです。

また、男子中学生が数多く登場するため、声優陣も若手中心になりそうな気配。
男性声優ファンには無視できないアニメですね。

そしてもちろん、青春群像劇や男子同士の友情モノが好きな人なら間違いないでしょう。

まとめ

赤根監督のインタビューでもう1つ印象的だったのが、「“ソフトテニス”にはプロがない。これはある意味、打算のないスポーツと言えるかもしれません。」という一文です。
監督自身が経験者とのことで、ソフトテニス特有の思春期感を身をもって体験しているのでしょう。
良い意味でものすごく青くてリアルなアニメになりそうな気がするので、最近そういったアニメに飢えていた人にとってはバイブル的な作品になるかもしれませんね!

なお、花江さんも中学時代ソフトテニス部所属だったそうで、演技面でもリアルさを期待できそうです!

公式PV

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