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15

Aug

【逆転裁判】アニメ2期へ向けて予習! 1期&原作ゲームまとめ【ネタバレ】 #逆転裁判

視聴者を驚かせる「逆転」の数々

アニメ1期『逆転裁判』では、ゲーム版1作目および2作目の内容を2クールで映像化しています。
1話「はじめての逆転」はゲーム内におけるチュートリアルに該当する内容で、成歩堂にとって初の弁護となるストーリーが展開。
彼の人となりに加え、成歩堂の師匠で真宵の姉・綾里千尋(あやさと ちひろ)や今後おなじみのキャラとなる裁判長も登場し、この作品の雰囲気が掴める内容になっています。

しかし『逆転裁判』の本番は、この次のエピソード「逆転姉妹」からです。
主要登場人物と思われた千尋がいきなり何者かに殺害され、その容疑者として真宵が拘留されてしまうというショッキングな事件が勃発。
成歩堂は千尋の無念と真宵の容疑を晴らすべく、事件の糸口を探し奔走します。

更にその後、千尋殺しの真犯人として成歩堂が逮捕される超展開
当然彼が犯人であるはずはなく、二転三転したこの事件は一時容疑者となった成歩堂が無事解決し、無実が証明された真宵は成歩堂の助手として新たな一歩を踏み出します。

このように、『逆転裁判』の醍醐味はそのタイトルが示唆しているように、次々と「逆転」が起こるところにあります。
1話ではヒロインポジションとさえ思われた千尋があっさりと退場し、主人公の成歩堂が逮捕されてしまうという意外性と、そこからの逆転劇。
真宵が実は霊媒師で、千尋の霊を呼び寄せ事件のヒントを得る……といったファンタジー要素もありますが、夕方に放送するアニメとは思えない生々しさも随所に見られ、いろんな意味でインパクト大のエピソードが次々と描かれていきます。

アニメ版はゲーム版よりマイルド

『逆転裁判』シリーズには、プレイヤーにトラウマを植え付けるような衝撃的なシーンがあることでも知られています。
中でも特に知名度が高いのは、4つめのエピソード「逆転、そしてサヨナラ」の中で登場したとあるシーンです。

シリーズ屈指の人気を誇る「逆転、そしてサヨナラ」では、冒頭からいきなり成歩堂のライバル・御剣検事が殺人事件の容疑で逮捕されてしまいます。
成歩堂は御剣の容疑を晴らす為に奔走し、彼と被害者を結び付ける「DL6号事件」に行き当たります。

DL6号事件は、御剣の父親で著名な弁護士でもあった御剣信(みつるぎ しん)が密室のエレベーター内で射殺された事件
しかし当初は、この事件と御剣の事件が直接的な繋がりを見せることはありませんでした。

その後、成歩堂は御剣の師匠であり40年もの間無敗を誇っている最強の検事・狩魔豪(かるま ごう)と法廷で対決。
狩魔の強引とも言えるやり方に敗北寸前まで追い詰められるも、ギリギリのところで矛盾を見つけ、一旦審理は終了します。

更なる調査を進める中で、成歩堂は御剣の事件で通報した人物が貸しボート屋の主人だと知り、話を聞くために真宵と共にボート屋を訪れます。
そこには主人と、彼のペットのオウム「サユリさん」がいました。

サユリさんには金庫の番号など大事なことを覚えさせているとのこと。
オウムらしくカタコトではありますが、いろんなことを話せるようです。

要領を得ない発言を繰り返し、終いには会話の途中で寝入ってしまう主人に頭を抱える成歩堂。
まともな証言を得られず無駄足に終わった……そんな脱力感が漂う中、真宵が軽い気持ちでサユリさんに「サユリさんサユリさん。何かわすれたこと、ないかな?」と問いかけます。

「DL6号事件を忘れるな」

BGMが途切れ、唐突に発せられたこの生々しい言葉に、ゲームをプレイしていたほとんどの人が思わず息を呑んだことでしょう。

ただ、アニメ版ではここの演出はかなり抑えたものになっていて、ゲーム版のような緊張感はありませんでした。

この場面だけでなく、アニメ版『逆転裁判』はより幅広い人に見てもらう配慮からか、全体的にマイルドな仕上がりになっています。
作品の質という点では一長一短ですが、その分ホラーテイストが苦手な人でも入りやすい作品になっていますね。

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