かぐやとは相思相愛

出典 : Twitter 週刊ヤングジャンプ編集部 @young_jump

反抗期というのは基本、身内にだけ向けられる牙であって、外面については別モノです。
圭はその典型で、兄に向ける辛辣な眼差しとは対照的に、学友や先輩に対しては年相応の女の子として接します。

生徒会書記・藤原千花（ふじわら ちか）の妹、萌葉（もえは）とは同学年で仲が良く、その関係で藤原書記とも親しくしているようです。
彼女たちと接している時の圭は、兄と会話している時とは全く違い、年相応の幼さを前面に出しています。

一方、副生徒会長の四宮かぐや（しのみや かぐや）に対しては、藤原姉妹とはまた違った顔で接しています。

何故なら白銀兄妹は好みが似ているからです。

『かぐや様は告らせたい』は、白銀会長とかぐやの恋愛頭脳戦（という名のイチャイチャ）を描いたお話。
圭にとってもかぐやは眩しい存在らしく、初めて会った時には緊張し過ぎて上手く話せず後悔していました。
また、かぐやも圭に兄の面影を見つけ、圭と親しくなろうと画策します。

反抗期なので「うざっ」とか「キモっ」とか「しね！」などと言っちゃいますが、性格は決して悪くはありません。
相手によって態度が変わるのも計算高いからではなく、単に素のままを出した結果なのだと思われます。

本当は兄のことをどう思ってる？

出典 : Twitter 週刊ヤングジャンプ編集部 @young_jump

圭の反抗期は単に時期的な問題だけではなく、兄の過保護にも原因があります。
兄に似てプライドが高い圭は、自分を子供扱いする兄への反発心を強め、苛立ちを隠せなくなってしまいました。

でも圭は決して白銀を心底嫌っている訳ではないようです。
あくまで過干渉と子供扱いが嫌で反発しているのであって、存在自体が嫌とか無関心とかではない模様。
その証拠に、兄の恋愛事情については（相手がかぐやと知らないにもかかわらず）興味津々だからです。

また、そんな兄にさり気なくアドバイスしたり、自分が感動した少女マンガを読ませた上明らかに反応を気にしてたりと、むしろ仲良くしたがってるフシさえあります。

連載が進むにつれ反抗期も少しずつ収まってきたのか、兄への態度は多少軟化していき、兄が中等部の文化祭を見に行ってもいいかと尋ねた際にも多少迷った様子はあったものの了承。
「悪目立ちして周りからかわかわれるのありえないし！」という理由で、兄のコーディネートを買って出ます。

そして文化祭当日、圭とその同級生女子がやっているたこ焼き屋に兄が現われ、他の女子が「カッコいいねーっ！」と興奮気味に話す様子を遠巻きに眺めていた圭の顔に浮かんだのは、誇らしげな笑顔。
はい、そうです。まあまあ重度なブラコンです。

まとめ

外見の華やかさは作中でもトップの圭ちゃんですが、反抗期なので白銀会長への風当たりはかなり強く、罵倒マニアにはたまらない存在です。
アニメ化される範囲だと出番はあんまり多くないかもしれませんが、アニメファンに与えるインパクトはかなり大きいものになるでしょう。
圭ちゃんの外見と言動のギャップがアニメでどう表現されるのか、楽しみです！

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