〈あらすじ〉

2009年、主人公「春野ムサシ」と「ウルトラマンコスモス」が初めて出会ってから8年が経過、人間は怪獣を保護し、共存しながら生活していた。
ある日、地球に宇宙から謎の発光体「カオスヘッダー」が襲来し、保護区域内の怪獣に憑依。
憑依された怪獣は凶暴な姿に変化し、暴れ始める。
ムサシは怪獣を助けようと奮闘するが、ピンチに陥る。ピンチのムサシを救ったのはウルトラマンコスモス。
一心同体になったムサシとウルトラマンコスモスは、人間と怪獣の平和を守るために「カオスヘッダー」と戦い続ける。

〈コスモスの基本形態〉

出典 : 円谷プロ : Amazon.co.jp

平成ウルトラマンで定番のタイプチェンジは『ウルトラマンコスモス』でも健在で、モードチェンジという名称になっています。コスモスにはいくつかの形態が存在しますが、今回は基本の3形態について紹介します。

ルナモード

劇中では「月の優しき光のごとき、慈しみの青い巨人」と呼ばれるコスモスの基本形態です。
怪獣を攻撃せず、受け流すという「慈愛」を体現した戦闘スタイルが特徴となっています。
必殺技は相手の感情を鎮めるフルムーンレクトで、殺傷能力はありません。

コロナモード

「火陽の燃ゆる炎のごとき、戦いの赤き巨人」と呼ばれ、ルナモードに比べ攻撃的な戦闘スタイルが特徴です。
ウルトラマンのデザインは左右対称が基本ですが、珍しく左右非対称のデザインのため印象に残りやすいですよね。

エクリプスモード

ルナモードとコロナモードの力が融合し、「太陽と月が重なる金環日食の溢れるフレアーのごとき、神秘の巨人」と呼ばれます。
他のモードよりもエネルギーの消耗が激しく、活動時間は1分と短めです。
必殺技のコズミューム光線は、怪獣に取り除いたカオスヘッダーのみを倒すことが可能という強さと優しさを兼ねた光線です。