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【ウィッチウォッチ】アニメ化の可能性を徹底検証! スケダン、アストラに続けるか?
(画像引用 : Amazon)
週刊少年ジャンプで連載中の人気マンガ『ウィッチウォッチ』がアニメ化される可能性を大予想!
過去に『SKET DANCE』『彼方のアストラ』をヒットさせた篠原健太先生の3作目のアニメ化作品になれるかどうか、様々な角度から検証します!
平均掲載順位は一桁! 気軽に楽しめる圧倒的信頼感
(画像引用 : Amazon)
2021年より週刊少年ジャンプで連載を開始したロマンティックコメディ『ウィッチウォッチ』は、ジャンプ連載陣の中にあって非常に安定した人気を確保しています。
注目すべきはその掲載順位。
ジャンプは毎週アンケートの結果を掲載順に反映させている事で有名な雑誌ですが、ウィッチウォッチは連載開始当初から現在に至るまで、かなりの確率で上位~中位に掲載されています。
ただ、全ての時期で順風満帆だった訳ではありません。
本作を手掛ける篠原健太先生は、2007~2013年にジャンプ本誌で『SKET DANCE』、2016~2017年に少年ジャンプ+で『彼方のアストラ』を連載していた有名漫画家。
その人気作家の新作とあって、連載当初からカラーを貰う頻度も高く、順調な滑り出しを見せました。
しかし20話を過ぎた辺りから掲載順を大きく落とし、二桁順位の週が急増。
20~40話の内、実に半分以上が15位以下という状況でした。
その原因と思われるのが、シリアス路線のエピソードです。
作中でもメタネタとして「あんまりシリアスだと色々下がりますから」という台詞があったように、コメディ作品はシリアスなエピソードが続くとアンケート結果が悪い方に出るとまことしやかに囁かれており、実際本作も22話~29話(犬と雨滴)でそれをやった結果、下位に沈む週が増えてしまいました。
この結果を踏まえ(たかどうかはわかりませんが)、以降はコメディ路線を揺るがぬ主軸とし、シリアスなエピソードはあっても短めに纏めるという方針を固めたところ、掲載順はすぐに改善され一桁順位の週が急増。
『ONE PIECE』『呪術廻戦』『僕のヒーローアカデミア』など並み居る強豪が犇めくジャンプにあって、平均掲載順位9.6位(2023年8月現在)と一桁をマークしています。
特にここ1年は平均8.1位とかなり好調です。
本作の好評の要因として「良質の箸休め」という役割を担える点が挙げられます。
長編ストーリーものが大半を占めるジャンプにあって、基本的には1話完結のウィッチウォッチはある種の清涼剤のような役割を果たしています。
大作のクライマックスシーンや人気キャラの生死を賭けたバトルが繰り広げられている中で、本作のもたらす一時の癒やしと緊張の緩和は、多くのジャンプ読者に心の安寧をもたらした事でしょう。
ギャグのキレは衰え知らずでキャラ人気も高く、不快に思われるようなメインキャラは1人もいない為、読む前の不安や気構えは一切不要です。
その気軽に楽しめる圧倒的信頼感こそが、ウィッチウォッチという作品の真骨頂。
ジャンプでこそ光る作品という事が出来るでしょう。
そんな本作ですが、作品単独のファンも当然多く、アニメ化は十分に射程圏内。
実際にアニメ化される可能性がどれくらいなのか、じっくり検証していきます。