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Mar

【推しの子】有馬かな(重曹ちゃん)徹底検証!メインヒロインに相応しいのか?


(画像引用 : 『アニメ【推しの子】』公式サイト https://ichigoproduction.com/)

2023年春にいよいよアニメ化される大人気作品【推しの子】より、ヒロインの有馬かなを大特集!
“重曹ちゃん”の愛称で本作の人気に貢献した一方で、近年は何かと叩かれがちな彼女のヒロイン力を徹底的に検証します!

有馬かな(ありま かな)キャラクター概要


(画像引用 : Amazon)

【推しの子】に登場する女性キャラクターで、本作のヒロインの1人
幼少期に子役として芸能界デビューを果たし、その後も活動を継続している芸能人。
長らくフリーでしたが、高校2年時より苺プロダクションに所属する事になりました。

職業は「女優 兼 アイドル」で、苺プロのアイドルユニット「B小町」センターを務めています。
年齢は17歳で、陽東高校の芸能科に通学中。
両親とは暮らしておらず、自身の稼ぎで一人暮らしをしています。

髪の色は赤(マンガ/アニメ的表現。実際にこの色に染めている訳ではない)。
幼少期から一貫してボブカットで、芸能活動中も常にその髪型を維持しています。
童顔ながら、顔の良さで仕事相手を選ぶプロデューサーに重用されるほど容姿は整っていて、本人もそう自負しているものの、一方で「アイドルをやれるほど可愛くはない」とも思っているようです。

赤子の頃から芸能活動しているため、芸能界の良い面も悪い面も熟知している模様。
子役時代に周囲からチヤホヤされた影響で尊大になり、非常に口が悪く捻くれ者に育ってしまった一方で、長い低迷期も経験しているためネガティブな面も強く、相応の処世術も身に付けています。
仕事に対しては真摯に取り組もうとする努力家ですが、長年の苦労で精神は大分磨り減っている様子が窺えます。

子役時代から「10秒で泣ける天才子役」と呼ばれるほど女優としての能力は高く、他の役者を食うほど華のある演技が出来るため、複数の専門家から一目置かれています。
しかし芸能人として生き残るため、自分を押し殺して他の演者を生かすための演技に主眼を置いているようです。

自他共に認める口の悪さのため友人と呼べる人間は少ないものの、面倒見が良く苦手な事にも熱心に取り組むなど責任感もあるため、B小町のメンバーとは良好な関係を築いています。
芸能人の先輩とも最低限の付き合いはしているようですが、本人にとって本意でない関係性の方が多いようです。
主人公の星野アクア(ほしの あくあ)に恋しており、同じく元子役かつアクアに想いを寄せる黒川あかね(くろかわ あかね)とは仕事・プライベートの両面でライバル関係にあります。

担当声優は潘めぐみ(はん めぐみ)さん。

アトミックモンキーに所属している声優。
2011年より放送を開始した『HUNTER×HUNTER(2作目)』で主人公、ゴン=フリークス役に大抜擢され華々しいデビューを果たし、2014年には『ハピネスチャージプリキュア!』の王女・白雪ひめ/キュアプリンセスを演じるなど、これまでに数多くの作品で主人公やメインキャラを務めています。
代表作は有馬かな、ゴン、キュアプリンセス、アッコ(リトルウィッチアカデミア)、草摩紅葉(フルーツバスケット)など。

重曹ちゃんは好かれてるの? 嫌われてるの?

https://twitter.com/Yorimen/status/1305525249467850756

(画像引用 : 『横槍メンゴ』公式Twitter https://twitter.com/Yorimen)

テレビアニメ化が決まり、2023年春に放送される事が決まった【推しの子】。
各メディアが行っている2023年春アニメの期待度アンケートでは軒並み上位にランクインしていて、作品人気の高さが窺えます。

一方で、近年はジャンプ+のコメント欄で辛辣な感想を寄せられることが多い本作。
特にその標的となっているのが、この有馬かなです。
原作未読で、これからアニメを観ようと思っているアニメファンからしたら「これだけバッシングされている訳だから不人気キャラなんだろうな」と思わずにはいられないでしょう。

しかし、かなは決して不人気なだけのキャラではありません。
寧ろ【推しの子】というマンガを人気作に押し上げたのは、紛れもなく彼女です。

『クズの本懐』の横槍メンゴ先生と『かぐや様は告らせたい』の赤坂アカ先生がコンビを組んだ本作は、連載開始当初から話題作でしたが、「主人公が推しのアイドルの子供に転生する話」という尖った内容の為、敬遠する人も相当数いました。
そんな中、第二章「芸能界」で成長したかなが登場し『かぐや様』を髣髴とさせる顔芸やツッコミを披露し、作品の空気が変わった事で、かぐや様のファンも本作に注目するようになります。
そしてかながアクアに恋するプロセスが描かれると、各まとめサイトで一気に「重曹ちゃんかわいい」というスレがまとめられ、作中で星野ルビーがかなを評し「コッテリとしたオタの人気を滅茶苦茶稼ぐ」というパワーワードを叫ぶとコッテリとしたオタを自称するファンが多数現れるなど、ちょっとしたブームになりました。

その後も「重曹ちゃん」という彼女の愛称は幾度となくトレンド入りします。
彼女が目立った回は目に見えて反響が大きく、人気の高さを幾度となく証明しました。
ファンの多さは間違いなく作中トップクラスでしょう。

反面、作中で最もヘイトを集めているキャラの一人なのも否定できません。
元々、かなは口が悪く捻くれた性格を自認しているキャラで、実際かなり問題発言が目立ちます

例えば、第三章「恋愛リアリティーショー編」であかねが窮地に陥りどうにか持ち直した際、その事をアクアから聞いたかなは思わず「あのままリタイヤしてくれれば良かったのに」と漏らしてしまいます。
一応、その理由を「あかねは女優として業界内で高い評価を得ている商売敵であり目の上のたんこぶで、その実力を認めているからこそいなくなって欲しい」という嫉妬心からだと述懐してはいましたが、こういう事を言ってしまうキャラなので、どうしても賛否両論なのは否めません。

そんなバックボーンがあった中で、第七章「スキャンダル編」では彼女の軽率な行動が原因でアクアとルビーの兄妹が決裂してしまう……という展開が描かれた為、かなり大きめのバッシングがかなに浴びせられている状況です。

これらの事実からもわかるように、かなはとても好かれているキャラであり、とても嫌われているキャラでもあります。
作中でアクアが「反転アンチ(元ファンがアンチになった状態)が一番厄介」と言っていましたが、かなはまさにその反転アンチがかなり多く、そういう意味でも作品を象徴するキャラなのは間違いありません。

重曹ちゃんはメインヒロインに相応しい? 相応しくない?

https://twitter.com/Yorimen/status/1347471353427881986

(画像引用 : 『横槍メンゴ』公式Twitter https://twitter.com/Yorimen)

【推しの子】という作品のジャンルは多様で、サスペンスでありアイドルものでもあり、そしてラブコメでもあります。
ラブコメが主軸ではないので、必ずしもこの作品にメインヒロインという存在が必要な訳ではないのですが、かなをそのポジションのキャラだと認識しているファンは少なからずいるようです。
しかし一方で、「かなはメインヒロインに相応しくない」と主張する人もいます。

果たして、どちらが正しいのでしょうか?
物語序盤のかなを振り返りつつ、その検証を行っていきます。

かなの初登場は第一章「幼年期」で、アイドル・星野アイの子供として転生したアクアと映画の撮影現場で知り合います。
アクアに演技で負けたと感じたかなはその後、十数年の間ずっとアクアの事が忘れられず彼が芸能界にいないかチェックしていたようで、同じ学校に入学してきたのはまさに奇跡。
運命の人と言っても過言ではないくらいです。

更にその後、再び同じ現場で仕事する事になりますが、子役時代は売れていた彼女も現在は泣かず飛ばずで、この仕事も主役ではあるものの注目度の低いWebドラマ。
かな以外の配役は揃って素人に毛が生えた程度の面々で、作品の質よりも役者の顔を売る事を目的としたドラマとあって評判は最悪。
本来なら演技力の高いかなですが、そんな現場で本気の演技をすれば他の役者の下手さが悪目立ちして作品のバランスもコンセプトも崩壊する為、仕方なく抑えた演技をしていました。

そんなかなに全力の演技をさせようと、アクアは一計を案じます。
その結果、最も重要なクライマックスシーンでかなは最高の演技をすることができました。
同時に、かなのアクアへの想いも一気に最高潮まで達しました。

その後のかなは完全に恋する乙女モードです。
アクアから呼び出されると「告白されるかも」と勘違いして髪を調え、アクアから事務所に入って欲しいと懇願されると断れず加入。
一挙手一投足、全てが可愛いとファンから絶賛され、メインヒロインとしての盤石な地位を築きました。

……が、その直後の第三章に、かなの地位を脅かすもう一人のヒロイン、黒川あかねが登場。
あかねも連載が進むにつれ、かなとは違った魅力を発揮していき、かなと同格のポジションまで上り詰めました。

人気面ではほぼ互角。
しかし、ストーリー上では常に「かながメインヒロイン、あかねが二番手ヒロイン」という状況が続きます。
(その後、更に色々あってアクアと両者の関係性は激変しますが、アニメ化されるのは大分後になると思われるので、ここでは省略します)

こういった事情から、あかねファンの一部から「かなが優遇されている」という意見が見られるようになりました。
また、作中でかなが度々あかねに対し厳しい言動を見せるのも、その流れに拍車をかけていきます。
前述したように、かなは毒気の強いキャラなので問題発言や問題行動が多く、それらを総合して「メインヒロインに相応しくない」という声が出るのは、ある意味当然の事と言えるでしょう。

とはいえ、純粋にストーリーを追えば、かながメインヒロインの立ち位置に最も近いのは動かしがたい事実です。
何より、ラブコメにおけるメインヒロインは大なり小なり嫌われる要素があるもの。
一対一のラブコメを除けば、嫌われないメインヒロインなどほぼ存在しないでしょう。

なので、性格は終わっていると言われているかなですが、メインヒロインに相応しくない訳ではありません。

重曹ちゃんの名言・迷言集(~第四章)

https://twitter.com/oshinoko_comic/status/1625042096863469568

(画像引用 : 『漫画【推しの子】』公式Twitter https://twitter.com/oshinoko_comic)

口の悪さには定評のある重曹ちゃんだけあって、印象に残る台詞の多さは作中随一。
そんな彼女の名言・迷言をまとめました!
なお、アニメ1期で放送される可能性が高い第四章「ファーストステージ編」までの範囲からの選出です。

天才だってナイフで刺されればお陀仏です

第一章のインタビュー時に思わず発した問題発言
この「天才」が誰を指しているのかは未だ確定はしていない為、本作の不穏要素の筆頭となっています。
と同時に、重曹ちゃんの迂闊さをこれ以上ないくらい示している迷言で、嫌われる理由の一つにもなっています。

イビるぞマジで!

アクア&ルビーと再会した際、「あんま好きじゃないけど仲良くしましょ」と言うルビーに対してキレた台詞
とはいえ、後輩にここまで言われてこの程度で済ませている重曹ちゃん、実は性格悪くないんじゃないでしょうか

えっ じゃあ私の家とか?

久々に再会したアクアが素っ気ない態度を取るので、カラオケに行ってもう少し話をしようと訴えるも断られ、違う場所を提案した一言
あまりにも軽率なため、アクアからも「距離の詰め方やばくない?」とツッコまれていました。
勿論、アクアだから言った一言なんですが。

ええ~っ? もしかしてそういう? 困るなぁ……ええ~っ?

アクアに突如呼び出され、告白されると勘違いした際のモノローグ
こう思いながらメスの顔で髪を直す彼女は、誰がどう見てもヒロインです。

断言するわ! アイドルの9割はエゴサをしてる!!

エゴサするしないの話をルビーとしていた際の台詞
あくまで重曹ちゃんの私見です。
でも9割というのも、実際には遠慮した表現かもしれません。

皆 自分だけは例外って思いながらしっかり人を追い込んでるのよ

あかねが炎上している最中、SNSによる中傷などのネットリンチに対して経験者の立場でルビーに発した一言
自分の胸に手を当ててみると、実際には「自分だけは例外」という意識すらなく、無自覚でそれをやってしまっているような気もします。

アンタの推しの子になってやる

B小町として初めて大きなフェスのステージにセンターとして立つも、自分より他の二人の方が人気があるし、自分はもうオワコンだから誰も見てくれない……とネガティブを爆発させていた彼女が、観客席にいるアクアから励まされ、勇気を貰った際のモノローグ
アニメで映像化されれば、100%「タイトル回収」がトレンド入りするでしょう。

まとめ

原作ではちょっとバッシングが目立っている重曹ちゃんですが、アニメでは全盛時(失礼)の彼女が描かれるので、アニメファンの間では一気に人気キャラになると思います。
特に「主人公に恋に落ちた乙女の顔」の時の重曹ちゃんが描かれる回は、相当凄い事になるんじゃないかと予想します!

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